羅先9:「海岸公園」の入場料、キャラクターのリュックサック、ローラースケート、遊具、「海水浴場での安全秩序」、「売店のアジュミ」
羅津区の「海岸公園」については過去記事で少し触れたが、羅先で最も大きな公園である。入場料があり、記憶が正確ではないが「大人5元、子供1元」だったようだ。表記が中国元であったことは間違いないと思う。というのは、初日に値段表を見て、「安いな」と思ったからである。また、駐車料金も設定されており、自動車、オートバイ、自転車と3区分されていたはずである。もしかすると入場料自体が外国人向けのものであり、朝鮮人民は無料で入場できたのかもしれない。


初日の「海洋公園」には、写真で紹介したように人があまりいなかった。しかし、2回目に訪れた時は昼過ぎだったということもあり、子供たちがたくさん遊んでいた。この子たちは各自バラバラに来ているのではなく、学校単位の遠足や水泳学習の一環として来ていた。

子供たちは、キャラクターがデザインされたリュックサックを持っていた。北朝鮮製なのか中国製なのかは分からない。また、同じものを持っている子供が多いが、デザインの数が少ないからなのか、人気商品だからなのかも分からない。
女の子はキティーちゃん

男の子は、クマのキャラクター。こちらは、北朝鮮のオリジナルキャラクターなのかもしれない(拙宅の子は、知らないと言っていた)。

ローラースケートをやっている子供たちもいた。この男の子などかなり上手い。ローラースケートシューズはレンタルで、お金を(北朝鮮ウォン)を支払ってい子供を見た。いくらかは不明。

遊具の例1。

遊具の例2。ニモのキャラクター

このようなシンプルな遊具もある。右にあるのはゴミ箱でであるが、「汚物箱」と韓国よりもストーレートな表現を使っている。大小のゴミ箱で分別回収をしているのかまでは、確認するのを忘れた。公園内の清掃は行き届いており、風に舞ってきたビニール袋が数枚落ちていた程度である。

この遊具はバンジージャンプ。といっても、日本のショッピングモールのイベントコーナーに置かれているような、子ども用のものである。こちらは中国製である。

海岸にやって来た子供たち。オレンジ色のテントが更衣室である。写真に写っているのは「男子」。左の方に「女子」用もある。男女共、水着を服の下に着てきており、その場で服を脱いで完成という子もいた。いずれの国も同じだ。

準備運動をする子供たち。前に出ているのは級長だろうか。背景にいるのは、中国人と思われる観光客。

ふざけながら「海水浴場での安全秩序」を読む子供たち。

掲示に書かれている事項は以下のとおり。
**************
「海水浴場での安全秩序(注意事項)」
1.海水浴場(水泳場)で守らなければならない事項を書いて張り出して周知し、それを守るように統制しなければならない。
2.10分以上十分な準備運動をし、手足から始めて全身を水で濡らした後、水にゆっくりと入らなければならない。
3.学生、幼稚園の子供が集団で水泳や水遊びをする場合、50人を基準とし、区域別に1人以上の監視員を配置し、監視しなければならない。
4.海水浴場の規模に合うよう境界標識を設置しなければならず、2人以上の監視員を配置し、境界標識の外に出ないようにしなければならない。
5.救助ボート1隻以上、収容人数に適合した救命浮き輪、望遠鏡(潜望鏡)2つ以上、拡声器2つ以上を準備しなければならない。
6.酒に酔った人、精神病がある人、保護者がいない10歳以下の子供は、海水浴場に入ってはいけない。
7.海水浴場には、救急治療をすることができる1人以上の医師を配置しなければならない。
8.海水浴をする人は、救命機材を着用しなければならず、定められた秩序を積極的に守り、管理員の指示に従わなければならない。
水深:幼稚園30cm、小学校60cm、中学校1.2m、大人1.5m
***********************************
どうやら、法令で定められた規則(努力目標?)を上記「1」のルールに従い掲示してあるだけのようだ。救命機材を着用していない子供もいる。この種の努力目標と実態の乖離は、北朝鮮だけではなくいずれの国にもある。

公園内には、このような売店が設置されている。お菓子、アイス、パンなどを売っているが、私は初日に来たときにこの売店でパンを買って食べてみた。中には何も入っていないパンであったが、甘く味付けされており、なかなか美味しかった。1元が最低単位なので、1元払ったが、北朝鮮ウォンで支払えばもっと安かったのかもしれない。おもしろかったのは、2回目に訪れた時のことである。パンを買った店の「アジュミ」(オバサン)が私のことを覚えており、少し離れた所から「また来られたんですか」と声を掛けてきた。何ともフレンドリーな「アジュミ」である。今回は、この「アジュミ」の店で氷菓子を買って食べた。

公園内には、レストランがあり、そこで「チェコビール」を提供している。チェコのブルーワーからビール製造技術を導入したとのことで、レストラン自体は北朝鮮単体の経営だといっていた。ビールの味はなかなかよかった。
ビールレストランのカウンター。

そして、ジョッキ


初日の「海洋公園」には、写真で紹介したように人があまりいなかった。しかし、2回目に訪れた時は昼過ぎだったということもあり、子供たちがたくさん遊んでいた。この子たちは各自バラバラに来ているのではなく、学校単位の遠足や水泳学習の一環として来ていた。

子供たちは、キャラクターがデザインされたリュックサックを持っていた。北朝鮮製なのか中国製なのかは分からない。また、同じものを持っている子供が多いが、デザインの数が少ないからなのか、人気商品だからなのかも分からない。
女の子はキティーちゃん

男の子は、クマのキャラクター。こちらは、北朝鮮のオリジナルキャラクターなのかもしれない(拙宅の子は、知らないと言っていた)。

ローラースケートをやっている子供たちもいた。この男の子などかなり上手い。ローラースケートシューズはレンタルで、お金を(北朝鮮ウォン)を支払ってい子供を見た。いくらかは不明。

遊具の例1。

遊具の例2。ニモのキャラクター

このようなシンプルな遊具もある。右にあるのはゴミ箱でであるが、「汚物箱」と韓国よりもストーレートな表現を使っている。大小のゴミ箱で分別回収をしているのかまでは、確認するのを忘れた。公園内の清掃は行き届いており、風に舞ってきたビニール袋が数枚落ちていた程度である。

この遊具はバンジージャンプ。といっても、日本のショッピングモールのイベントコーナーに置かれているような、子ども用のものである。こちらは中国製である。

海岸にやって来た子供たち。オレンジ色のテントが更衣室である。写真に写っているのは「男子」。左の方に「女子」用もある。男女共、水着を服の下に着てきており、その場で服を脱いで完成という子もいた。いずれの国も同じだ。

準備運動をする子供たち。前に出ているのは級長だろうか。背景にいるのは、中国人と思われる観光客。

ふざけながら「海水浴場での安全秩序」を読む子供たち。

掲示に書かれている事項は以下のとおり。
**************
「海水浴場での安全秩序(注意事項)」
1.海水浴場(水泳場)で守らなければならない事項を書いて張り出して周知し、それを守るように統制しなければならない。
2.10分以上十分な準備運動をし、手足から始めて全身を水で濡らした後、水にゆっくりと入らなければならない。
3.学生、幼稚園の子供が集団で水泳や水遊びをする場合、50人を基準とし、区域別に1人以上の監視員を配置し、監視しなければならない。
4.海水浴場の規模に合うよう境界標識を設置しなければならず、2人以上の監視員を配置し、境界標識の外に出ないようにしなければならない。
5.救助ボート1隻以上、収容人数に適合した救命浮き輪、望遠鏡(潜望鏡)2つ以上、拡声器2つ以上を準備しなければならない。
6.酒に酔った人、精神病がある人、保護者がいない10歳以下の子供は、海水浴場に入ってはいけない。
7.海水浴場には、救急治療をすることができる1人以上の医師を配置しなければならない。
8.海水浴をする人は、救命機材を着用しなければならず、定められた秩序を積極的に守り、管理員の指示に従わなければならない。
水深:幼稚園30cm、小学校60cm、中学校1.2m、大人1.5m
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どうやら、法令で定められた規則(努力目標?)を上記「1」のルールに従い掲示してあるだけのようだ。救命機材を着用していない子供もいる。この種の努力目標と実態の乖離は、北朝鮮だけではなくいずれの国にもある。

公園内には、このような売店が設置されている。お菓子、アイス、パンなどを売っているが、私は初日に来たときにこの売店でパンを買って食べてみた。中には何も入っていないパンであったが、甘く味付けされており、なかなか美味しかった。1元が最低単位なので、1元払ったが、北朝鮮ウォンで支払えばもっと安かったのかもしれない。おもしろかったのは、2回目に訪れた時のことである。パンを買った店の「アジュミ」(オバサン)が私のことを覚えており、少し離れた所から「また来られたんですか」と声を掛けてきた。何ともフレンドリーな「アジュミ」である。今回は、この「アジュミ」の店で氷菓子を買って食べた。

公園内には、レストランがあり、そこで「チェコビール」を提供している。チェコのブルーワーからビール製造技術を導入したとのことで、レストラン自体は北朝鮮単体の経営だといっていた。ビールの味はなかなかよかった。
ビールレストランのカウンター。

そして、ジョッキ
