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    「元帥様を迎えて第5回党細胞委員長大会祝賀公演開催」:「政治局員候補同志」も (2017年12月30日 「労働新聞」)

    30日、北朝鮮メディアが「朝鮮労働党第5回細胞秘書参加者のための祝賀公演を盛大に開催-敬愛する最高領導者金正恩同志が大会参加者と共に公演を観覧された」というニュースを配信した。

    「朝鮮中央TV」では、動画を使った「革命活動報道」があった。今回は、モランボン+功勲国家の構成で、見た感じでは詩の朗読などもしていたので、地方巡業のワンジェサンを除いた部分+αの公演だったようだ。

    歌舞は「幸福の明日へ」で演じられたと。

    ソヌも出演していた。

    会場(特別席)には、「政治局員候補同志」はいたが、チョ・ヨンウォンは来ていなかった。やはり、「政治局員候補」とは一応区別しているのであろう。「政治局員候補同志」は、「元帥様」が到着したとき、2人で親しげに話ながら階段を上る場面も紹介されている。

    クレーンカメラなども導入していたので、今回の公演は早ければ今夜、遅くても明日の夜には放送されるのではないかと思う。

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    Source: 『労働新聞』、「조선로동당 제5차 세포위원장대회 참가자들을 위한 축하공연 성대히 진행 경애하는 최고령도자 김정은동지께서 대회참가자들과 함께 공연을 관람하시였다」

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    Source: 『労働新聞』、「조선로동당 제5차 세포위원장대회 참가자들을 위한 축하공연 성대히 진행 경애하는 최고령도자 김정은동지께서 대회참가자들과 함께 공연을 관람하시였다」

    「私たちの家の話」:HDで放送中 (2017年12月27日 「朝鮮中央TV」)

    27日、12時46分から「私たちの家の話」をHDで放送している。

    「朝鮮労働党第5回細胞委員長大会参加者のための講習開催」:モランボン「公演」どころか「講演」だった (2017年12月26日 「朝鮮中央TV」)

    「第5回党細胞委員長大会」参加者は、「元帥様」と記念撮影後、モランボン楽団「公演」を楽しめるのかと思いきや、思想・精神鍛錬のための「講演」を聞かされているようだ。勉強後の楽しみが準備されているのだろうか。

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    Source: 『労働新聞』、「조선로동당 제5차 세포위원장대회 참가자들을 위한 강습 진행」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2017-12-26-0010

    「第5回党細胞委員長大会閉幕」:「非社会主義」根絶を強調、「革命的文化芸術の威力」言及で金ヨジョン、「万里馬速度創造」は1度だけ言及 (2017年12月24日 「朝鮮中央TV」)

    24日、「第5回党細胞委員長大会閉会」関連の報道が「朝鮮中央TV」であった。既に『労働新聞』紙面pdf版で報じられていた内容ではあるが、画面と合わせてみるとおもしろいし、斜め読みしかしていなかった内容を確認できた。

    「元帥様」の演説で特に目立ったのは「非社会主義」という言葉で、「非社会主義」的な風潮の根絶を訴えていた。

    「法機関」に対して「元帥様」は、

    ***********
    法機関では、非社会主義的現象の些少な要素に対しても階級敵に鋭利に対応し、社会主義強国建設を阻害し、害毒的作用をする危険な行為については、強い行政的、法的制裁を課さなければならないと言われた。

    법기관들에서는 비사회주의적현상의 사소한 요소에 대해서도 계급적으로 예리하게 대하며 사회주의강국건설을 저애하고 해독적작용을 하는 위험한 행위에 대하여서는 강한 행정적, 법적제재를 가하여야 한다고 하시였다.
    ***************

    この時期に、北朝鮮が突然「非社会主義化」したとも思えないが、やはり板門店での警備兵脱走事件とDMZを越境して脱走した兵士の「思想精神的」風潮、特に板門店脱走警備兵が「韓国の音楽を聞きたい」と要求したというニュースは相当に影響しているようだ。

    朝鮮人民は、安保理制裁の嵐による厳寒と、思想引き締めの嵐という二重苦を味わうことになりそうだ。

    そして、「元帥様」は次のようにも言っている。

    ***********
    我々の社会主義文化芸術が、腐ったブルジョア反動文化を圧倒してこそ、人々が敵共の文化に対する幻想を持たなくなり、帝国主義者共の思想文化浸透を粉砕できると言われながら、文化芸術部門の党細胞から細胞事業を徹底して基本革命課業遂行に服従させ、創作家、芸術人を力強く奮い立たせ、革命的な芸術の力で反動的な芸術の浸透を打破することについて指摘された。

    우리의 사회주의문화예술이 썩어빠진 부르죠아반동문화를 압도하여야 사람들이 적들의 문화에 대하여 환상을 가지지 않게 되며 제국주의자들의 사상문화침투를 짓뭉개버릴수 있다고 하시면서 문화예술부문 당세포들에서 세포사업을 철저히 기본혁명과업수행에 복종시키고 창작가, 예술인들을 힘있게 불러일으켜 혁명적인 예술의 힘으로 반동적인 예술의 침습을 타파할데 대하여 지적하시였다.
    ***********

    この下りのナレーションの時に写ったのが「政治局員候補同志」であった。どうやら、金ヨジョンが文化芸術部長(か副部長)、チョ・ヨンウォンが宣伝扇動部長(か副部長)という2本の柱となり、崔龍海に彼らをまとめる役割を担わせるという体制を構築し、そのお披露目が今回の「大会」であったような気がしてきた。

    さて、「党細胞委員長」に聞かせる「モランボン楽団、功勲国家合唱団」の公演は、どのような「革命的な芸術」となるのか。「文化芸術部長同志」の腕の見せどころだ。

    また、一つ前の記事に書いた「万里馬速度」については、1度だけ「万里馬速度創造」という言葉で言及している。

    映像は追って。

    「万里馬先駆者大会」年内開催を諦めたのは12月4日頃か、流れなくなった『我々は万里馬騎手』 (2017年12月24日 「朝鮮中央TV」)

    年内に「万里馬先駆者大会」が開催されないことはほぼ確実になりつつある。そんなことを思いながら12月に入ってからの「朝鮮中央TV」映像を眺めていた。録画できていない日もあるので、確実ではないのだが、確認できる限りでは12月4日を最後に『我々は万里馬騎手』を流していないようである。そして、スローガン宣伝・扇動番組からも「万里馬先駆者大会に向かって」というような言葉が消えている。

    このようなことからすると、12月5日以降に「万里馬先駆者大会」年内開催を諦め、14日に発表し21日~23日まで開催されていた「第5回党細胞委員長大会」に切り換えたということのようだ。

    24日の『労働新聞』紙面pdf版には、「元帥様」の閉会前の演説が掲載されているが、内容的には経済部門で大きな成果を出したということよりも、苦しい中でも党細胞委員長がが人民大衆を宣伝・扇動し、党の政策を貫徹しようというものになっている。

    こうしたことからすると、制裁の嵐の中で過大評価をしても「万里馬先駆者大会」に繋がるような経済成果を挙げることができず、「党細胞委員長大会」に急遽切り換えざるを得なかったという事情があるのかも知れない。

    今日辺り「党細胞委員長大会参加者のためのモランボン・功勲国家公演」が開催されているのかもしれないが、その中でどのような曲が演奏されるのかも注目する必要がある。この様子では『我々は万里馬騎手』はないと思う。

    IOHD0176MP4_007376415.jpg
    Source: KCTV, 2017/12/4

    これをやってほしかったのだが・・。この時点では、やる気満々だったのであろう。

    Source: uriminzokkiri, 2017/1/14

    「最高人民会議常任委員会、カンナム経済開発区設置を決定」:制裁の嵐の中、どこの企業を誘致するつもりなのか、本気度は高そうだが (2017年12月23日 「朝鮮中央通信」)

    23日、「朝鮮中央通信」が、「最高人民会議場常任委員会が、カンナム経済開発区を設置すると決定」したと報じた。

    최고인민회의 상임위원회 강남경제개발구를 내오기로 결정

    *************
    (평양 12월 23일발 조선중앙통신)

    朝鮮民主主義民人共和国最高人民会議常任委員会は、平壌市カンナム郡コウプ里一部地域にカンナム経済開発区を設置する決定をした。
    조선민주주의인민공화국 최고인민회의 상임위원회는 평양시 강남군 고읍리 일부 지역에 강남경제개발구를 내오기로 결정하였다.

    カンナム経済開発区には、朝鮮民主主義人民共和国の主権が行使される。
    강남경제개발구에는 조선민주주의인민공화국 주권이 행사된다.
    これと関連し、最高人民会議常任委員会政令が21日発表された。
    이와 관련한 최고인민회의 상임위원회 정령이 21일 발표되였다.(끝)
    ************

    わざわざ「朝鮮民主主義人民共和国の主権が行使される」とあるので、海外企業を誘致した「開発区」を想定しているのであろうが、北朝鮮企業との合弁や北朝鮮に対する投資を禁ずる安保理制裁の嵐の中で「開発区」を設置したところで、海外の企業を誘致できる可能性はほとんどない。そんな中、敢えてこうした開発区設置を決定したことは、「制裁など全く効果がない」ことを主張するためのこれ見よがしの決定なのか、そうでなければ、本気で中国式の「開発区」を目指している可能性がある。後者であれば、中国は歓迎するであろうが、安保理制裁との関係で、できることは限られるであろう。

    カンナム郡コウプ里(概ね黄色い円内)
    20171224koupris.jpg
    Source: Google Earth

    平壌市中心部からは南西約18kmに位置する。
    20171224from pyongyang
    Source: Google Earth

    南浦から大同江で繋がっており規模は不明ながら、船舶が着岸している小規模な埠頭があるので、「開発区」で生産した製品は海路で輸出することを考えているのであろう。この辺りからすると、本気度は高い。
    20171224 koupri pier
    Source: Google Earth

    「政令」の詳細を知りたいところである。

    <追記:2017/12/24 0830>
    23日付けの『労働新聞』紙面pdf版を調べたが、この「政令」に関する記事はなく、「抗日の女性英雄、金正淑お母様の記念通貨発行」の「政令」だけが出ていた。この記念通貨発行に関しては、「朝鮮中央TV」でも報じていた。誕生100周年ということで、顔写真や「ファリョン故郷の家」を囲んでいる小さな点は100個あるという。

    20171223 okaasama
    Source: 『労働新聞』紙面pdf版、3面、2017/12/23、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_04_01

    「第5回党細胞委員長会議」:「元帥様」裏口から、チョ・ヨンウォンがチョロチョロ (2017年12月23日 「朝鮮中央TV」)

    23日、「朝鮮中央TV」で「第5回党細胞委員長会議」2日目の様子を紹介する番組が放送された。

    2日目、「元帥様」は裏口に車を止めて体育館に入ってきた。
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    Source: KCTV, 2017/12/23

    そして、チョ・ヨンウォンは崔龍海はじめ、幹部一同が整列して「元帥様」を出迎えているにもかかわらず、後ろの方でチョロチョロと動いている。この自由な動きは、金ヨジョンに通じるところがあり、職務上2人が同一の立場にあるのか、血縁上、自由な動きが許されているのかどちらかであろう。

    その、チョ・ヨンウォンであるが、2日も2回、「元帥様」に呼び出されている。

    1回目。アナウンスは、思想精神的な内容だったと思う(要確認)。
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    Source: KCTV, 2017/12/23

    2回目。アナウンスは、工業振興のようなないようだったと思う(要確認)。
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    Source: KCTV, 2017/12/23

    朴クァンホが単独で話している場面も1度ある。きちんと立ち上がっており、崔龍海よりも態度は良い。
    20171223kctv333ts_002736479.jpg
    Source: KCTV, 2017/12/23

    <追記: 2017/12/24 1006>

    「第5回党細胞委員長大会2日目」の「元帥様」。目の動きなどがおもしろい。チョ・ヨンウォンには、思想の宣伝・扇動に関する指示を行っていたようだ。日本語字幕付き。

    Source: KCTV, 2017/12/23に放送された同大会関連報道より、「元帥様」登場部分のみ抽出。

    「天気予報も少し変わる」:毎日見ていると直ぐ分かる (2017年12月23日 「朝鮮中央TV」)

    23日、「朝鮮中央TV」の「天気予報」を見ていたら、少し変わっていた。HD化に伴い背景などは変更されているが、今日からは「衛星画像でご覧頂けるように」という場面で「放送員」が手で画面を示している。

    12月8日の天気予報の衛星画像に切り換えるシーン。
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    Source: KCTV, 2017/12/08

    12月23日の上と同じシーン。「放送員」は同一人物であるが、動きは変わっている。
    20171223kctv2222ts_000743305.jpg
    Source: KCTV, 2017/12/23

    どのみち日本の気象衛星の画像を使っているので衛星画像自体は同じであるが、何らかの理由でこのような動きをした方が良いという検討がなされたのであろう。

    「第5回党細胞委員長大会」:1日目の動画から、崔龍海の特段の格上げ、チョ・ヨンウォンは妹の夫か?、「政治局員候補同志」の序列、居眠りは禁物 (2017年12月22日 (朝鮮中央TV)」

    22日、「朝鮮中央TV」で21日に開催された「第5回党細胞委員長大会」の様子を紹介する番組が放送された。

    今回は、幹部が次々とベンツで会場に到着する場面が放送されているが、崔龍海だけが「元帥様」と同じタイプのリムジンで到着し、ドアも開けてもらっている。崔龍海が会場に入ってからの場面も長く見せるという、「元帥様」並の扱いとなっており、崔龍海の扱いがこれまでと異なることが分かる。

    リムジンから降りる崔龍海。
    20171222kctv11flv_004014547.jpg
    Source: KCTV, 2017/12/22

    会場内を歩く崔龍海。他の幹部にはこのような映像は使っていない。
    20171222kctv11flv_004022776.jpg
    Source: KCTV, 2017/12/22

    「元帥様」の到着シーンは少し引いた映像を使っているが、モデルは異なるが(ホイールの形状が違う)、片側3ドアのリムジンである。
    20171222kctv11flv_004053710.jpg
    Source: KCTV, 2017/12/22

    一方、今回の大会で「元帥様」の左側に座っている事実上の事実上序列3位と思われる朴クァンホ(「党中央委員会第7回第2期全員会議」で政治局員に選出)が到着するシーンも見せているが、片面2ドアのセダン型ベンツで到着しており、明らかな崔龍海との格差を示している。
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    Source: KCTV, 2017/12/22

    崔龍海は「元帥様」の開会の辞に続き、「報告」演説をする。
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    Source: KCTV, 2017/12/22

    これまでの報道ときちんと比較したわけではないが、いつもと違うなと思う点は、主語を「崔龍海同志は」としており、普段使われる「報告者は」という言い方をしていない。しかも、1回ならず、何回もこの言い方をしている。随分、耳障りであることからして、崔龍海の名前を連呼するこの報道原稿には、崔龍海を持ち上げるための意図があるのもと思われる。

    昨日の記事に、「軍人は見えない」と書いたが、会場の様子を紹介する映像の中に軍人が写っており、アナウンスも良く聞けば「人民軍」からの参加者があると言っている。
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    Source: KCTV, 2017/12/22

    崔龍海をこれだけ持ち上げ、人民軍からの参加者がいるにもかかわらず、「人民軍総政治局長」という人民軍内の政治部門の最高責任者である黄炳瑞が参加していないのは、やはりおかしい。これまで、黄炳瑞の病気説に偏っていたが、どうも韓国メディアが伝えるのように、処分・格下げされたというのが事実のような気がしてきた。

    今回の「大会」では、もう1人、注目すべき人物がいるが、チョ・ヨンウォンである。彼は、「元帥様」の現地指導に頻繁に同行し、そういう顔つきだということもあろうが、いつもヘラヘラとしているように見える。他の同行者が「元帥様」の前で緊張しているにもかかわらず、彼にはそのような様子があまり見えない(繰り返すが、そういう顔だということもあろうが)。

    ほんの一瞬しか見せないが、下の写真はかなり決定的である(一瞬に意味がある「朝鮮中央TV」である)。
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    Source: KCTV, 2017/12/22

    あまりにも短いので動画再生ソフトでのキャプチャが上手くいかず、動画を止めてツールで切り取ったのだが、「政治局員候補同志」とチョ・ヨンウォンが一緒に「元帥様」を出迎えている。警護員以外は見えないので、やはりこの2人は相当特別で、「政治局員候補同志」が兄貴の周囲をチョロチョロと動いている映像はこれまでもあったのだが、チョ・ヨンウォンと2人セットで登場するというのは、今回が初めてである。

    今までも思っていたのだが、チョ・ヨンウォンを突然これほどまでに重用するようになったのは、彼の実力以上のものがあり、妹(「政治局員候補同志」)の夫だからなのかもしれない。彼の年齢は不詳であるが、禿げ上がってはいるものの、30代後半から40代初めのように見える。

    そして、「大会」中も「元帥様」は2回も彼を呼びつけている。
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    Source: KCTV, 2017/12/22

    チョ・ヨンウォンが呼びつけられている場面で流れるアナウンスは、以下である(文字は『労働新聞』記事より抜粋)。

    ***********
    朝鮮労働党の百勝の領導と革命の最強の武器である一心団結があり、しっかりとした自立的経済土台と自力更生の闘争伝統があるので、我々の偉業は必勝不敗であるという不滅の信念を植え付けるための思想教養事業を攻勢的に展開しなければならない。
    조선로동당의 백승의 령도와 혁명의 최강의 무기인 일심단결이 있고 튼튼한 자립적경제토대와 자력갱생의 투쟁전통이 있기에 우리의 위업은 필승불패이라는 억척불변의 신념을 심어주기 위한 사상교양사업을 공세적으로 벌려야 한다.

    困難なときほど、民心を正確に把握し、群衆の中で提起されている問題をその時々に解決してやりながら、異色的な風潮の根を抜くための闘争を高い強度で展開することで、敵共の悪辣な内部瓦解策動を断固として粉砕しなければならない。
    어려울 때일수록 민심을 정확히 파악하고 군중속에서 제기되는 문제를 제때에 풀어주며 이색적인 사상과 풍조를 뿌리뽑기 위한 투쟁을 강도높이 벌림으로써 적들의 악랄한 내부와해책동을 단호히 짓부셔버려야 한다.
    *************

    この内容は、「宣伝・扇動活動」をしっかりとやり、思想を強固にしろと言っているようにも取れるが、だとすると、チョ・ヨンウォンは「宣伝・扇動部」の幹部(副部長?)の可能性があり、さらに序列的には上の「政治局員候補同志」が同部の「部長」である可能性が見えてきた。これも、韓国情報を裏付ける物になりそうな気がする。

    お父さんは妹の夫選びに失敗したわけだが、「元帥様」はその轍を踏まないようにしているということを示すためにも、妹の夫を何回も呼びつけて指示を出しているのかも知れない。

    2回目。この時のアナウンスは「党と首領の偉大性を習得し・・・」という内容。
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    Source: KCTV, 2017/12/22

    合計3回、「元帥様」が呼びつけているシーンは出てくるが、残る一つは崔龍海と誰か。この時、崔龍海はしばらく座ったまま「元帥様」の話を聞いた後で、立ち上がっている。上の写真に見られる朴クァンホとは「元帥様」に対する態度が明らかに異なる。
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    Source: KCTV, 2017/12/22

    ところで、入場シーンを見ると「政治局員候補同志」の序列が推測できる。並び順からすると、金ヨジョンは14番目にいる。
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    Source: KCTV, 2017/12/22

    また、上記のチョ・ヨンウォンはさらに後ろから出てくる。右側のカーテンの左横でヘラヘラしているのがチョ・ヨンウォン。「政治局員候補同志」(妻?)よりは、10人ぐらい後にいる。
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    Source: KCTV, 2017/12/22

    しかし、チョ・ヨンウォンは2列目ながらも「元帥様」に近いところに座っていることに注目しなければならない。「元帥様」が座れと合図をしている左後ろで、ヘラヘラと座るチョ・ヨンウォン(KCTVのウォーターマークの下辺り)。
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    Source: KCTV, 2017/12/22

    後ろではあるが、事実上の序列2位と3位の間に写っている。
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    Source: KCTV, 2017/12/22

    「政治局員候補同志」は、相当に気合いを入れてメモを取っていたが、眠そうな顔をしているシーンも出てくる。
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    Source: KCTV, 2017/12/22

    それとの関係では、動画がHDになったので、会場にいる人々の顔がはっきりと確認できるようになった。目をつぶって聞いているだけなのかも知れないが、居眠りをしているように見える人も写っている。「元帥様」が壇上で一生懸命メモをしているのに居眠りをしていると思われるような態度は、重大な結果を招くことになるのだが。例えば、矢印の人。
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    Source: KCTV, 2017/12/22

    HD化された直後に放送された「第8回軍需工業大会」の映像もそうであったが、解像度が上がったことを強調したいのか、会場の様子を何回も見せるようになった。参加者もうかつに居眠りはできないという恐ろしいHD放送だ。

    「政治局員候補同志」の前で止まるカメラ。

    Source: KCTV, 2017/12/22

    「朝鮮労働党委員長金正恩同志が朝鮮労働党第5回細胞委員長大会で開会の辞をされた」:「政治局員候補同志」が登壇、黄炳瑞は見えず、左隣は誰? (2017年12月22日 「朝鮮中央通信」)

    22日、「朝鮮中央通信」や『労働新聞』が「第5回細胞委員長大会」が開催されたと報じた。

    「元帥様」と崔龍海の演説の詳細を『労働新聞』は伝えているが、長文なので追って読むことにするとし、写真で確認できることをいくつか書いておく。

    まずは、「政治局員候補同志」金ヨジョンがついに登壇した。「元帥様」の右側5番目に座っており、事実上の序列2位の崔龍海が右側に座っていることからすると、右から序列を数えることになり、左右交互に数えて序列10位ということになる。

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    Source: KCNA, 2017/12/22

    「朝鮮中央通信」も『労働新聞』も壇上の様子を大きくは見せていないが、一生懸命、メモを取っている様子が分かる。
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    Source: KCTV, 2017/12/22, 『労働新聞』紙面pdf版3面

    「副部長同志」から昇格して、いよいよ「政治局員候補同志」として正面に出てきたということになる。特に、今回が経済部門の大会であることからして、「政治局員候補同志」は、金敬姫が軽工業部長であったように、経済部門の要職に就けた可能性がある(俗に言われている「宣伝扇動部長」でなければ)。

    今後、大会が進むにつれ、さらなる実態が明らかになる可能性がある。

    「開会の辞」を読み上げる「元帥様」
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    Source: KCNA, 2017/12/22

    また、黄炳瑞は依然としていない。「元帥様」の左側に座っている人物が誰なのか、小さな写真ばかりなのでよく分からないが、顔を見てもピンとこない人物である。公開された写真を見る限りでは、会場には軍服を着た人間はいないように見えるので、軍からの参加者はいないとなると、黄炳瑞がいないことも理解できる。「党細胞」組織が経済部門だけに設けられた組織と言うことなのだろう。この点、2013年の同大会の写真などを確認し軍人がいるのか確かめる必要がある。

    2013年の「第4回細胞秘書大会」で演説をする「元帥様」。それにしても「元帥様」、貫禄が出たと言うべきか、単純に太ったと言うべきか。
    old young 2013-01-30-01-01
    Source: 『労働新聞』、http://www.rodong.rep.kp/InterKo/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2013-01-30-0001

    조선로동당 위원장 김정은동지께서 조선로동당 제5차 세포위원장대회에서 개회사를 하시였다

    トランプ、駐イスラエル米国大使館を「首都」エルサレムに移転決定、国連安保理で非難決議に米国単独で拒否権発動 (2017年12月18日 「The Times of Israel」)

    17日、国連安保理で米国がエルサレムをイスラエルの首都として認め、同国の大使館をエルサレムに移転する計画を非難する決議案に関する決議で、米国が拒否権を発動し、決議案を廃案とした。

    決議後に反対した理由を説明する米国連大使のヘイリーは、

    ********
    今日、我々の大使館をどこに設置するのかという単純な行動について、米国は主権を守ることを強いられた。これは、私たちが誇りを持って行ったということを反映する記録となろう。今日、イスラエルの首都がどこかと認定するという基本的な事実について、我々は平和を害していると訴えられた。これは、我々がとんでもない要求を拒否したことを反映する記録となろう。

    Today, for the simple act of deciding where to put our embassy, the United States was forced to defend its sovereignty. The record will reflect that we did so proudly. Today, for acknowledging a basic truth about the capital city of Israel, we are accused of harming peace. The record will reflect that we reject that outrageous claim.

    The Times of Israel, Full text of Nikki Haley’s 2 speeches at UN Security Council debate on Jerusalem, https://www.timesofisrael.com/full-text-of-nikki-haleys-speech-at-un-security-council-debate-on-jerusalem/
    *************

    ヘイリーの演説を聞いて、「我々は、我が国を米帝の核威嚇から守るために、主権を行使して核保有国となった」という北朝鮮のいつもの主張が頭をよぎった。

    「サッカー女子E-1、朝鮮対日本」放送中 (2017年12月20日 「朝鮮中央TV」)

    20日、9時(JST)頃よりサッカー女子E-1、朝鮮対日本の録画を「朝鮮中央TV」で放送している。

    朝鮮チームが1点目のゴールを入れた瞬間
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    Source: KCTV, 2017/12/20

    観衆の声援はミュートされており、ゴールを入れた瞬間や笛の音がある部分だけインサートしている。時々、朝鮮総連系の応援団がいるスタンドの様子も見せている。

    試合の様子が録画されたビデオを見ながらの解説は、基本的に朝鮮側を応援するスタンスではあるが、極めて客観的で日本選手を罵倒することもしない。

    黄炳瑞、「<朝鮮記録映画>偉大な同志 5」の中に大きく写る (2017年12月20日 「朝鮮中央TV」)

    20日、「朝鮮中央TV」で放送している「<朝鮮記録映画>偉大な同志 5」の中に黄炳瑞が「元帥様」の横に立ち並び何回も登場している。過去(2017年3月)の「朝鮮記録映画」ではあるが、黄炳瑞をこれだけ登場させているということは、彼が処罰されたのではなく、病気など別の理由で出てこられなくなっていることを示しているのではないだろうか。

    ひな壇に「元帥様」と立ち並ぶ黄炳瑞
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    Source: KCTV, 「偉大な同志5 党を支える道に」 2017/12/20

    「交響曲『将軍様は太陽として永生されている』-国立交響楽団-」:30分の長い演奏、HD放送版は初 (2017年12月17日 「朝鮮中央TV」)

    17日、「将軍様」の命日に「朝鮮中央TV」で放送された音楽番組「交響曲『将軍様は太陽として永生されている』」。「国立交響楽団」による演奏であるが、HDで見るとなかなか迫力がある。

    タイトルに日本語字幕。数カ所音飛びあり。

    Source: KCTV, 2017/12/17

    「社会主義朝鮮の前進を力強く推し進めた革命的芸術爆風、主体音楽芸術史に特記すべき事変-功勲国家合唱団、モランボン楽団、ワンジェサン芸術団の合同巡回公演について-」:超長文の記事、「朝鮮中央TV」の特番の期待、内容は追って (2017年12月19日 「労働新聞」)

    19日付けの『労働新聞』pdf版4面全面を使って、モランボン一座の巡回公演を讃える超長文記事が掲載された。記事の内容はまだ読んでいないが、タイトルからするとモランボン一座の「苦難の公演」を讃えるものとなっていると思われる。

    20171219 rodong moranbon plus
    Source: 『労働新聞』、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_04_01

    これだけの長文記事を掲載しているので、、巡回公演の様子を紹介するような特集番組が「朝鮮中央TV」で放送されることに期待したい。

    記事の内容に「特記すべき」事項があれば追って。

    「『やらせ』『同情できない』 部品落下、米軍が認めているのに・・・小学校に心ない電話」:電話する先は「米帝侵略軍」へ、安倍は「日本国民の生命と財産を守」れていない (2017年12月19日 『沖縄タイムス』)

    言語道断。小学生が軽傷で済んだことは不幸中の幸いというか、奇跡。私は小学生や学校関係者に大きな犠牲者が出なかったことを心から幸いと思っているが、安倍は別の意味で胸をなで下ろしていることであろう。

    電話をするなら、「米帝侵略軍」にかけるべき。

    <追記:2017/12/19 0850>
    「最大限」とはふざけていると言わざるを得ない。日本国民を危険に晒すような行為は即刻中断すべきだし、安倍は「日本国民の生命と財産」を全く守れていない。所詮、北朝鮮のミサイルなど撃ち落とせないのだから、こういうことからきちんと対処すべきでは。帽子を交換し、ハンバーガーを食べ、ゴルフを楽しんだベストフレンドなら、抗議の電話の1本でも入れたらどうだろうか。

    繰り返すが、小学生や学校関係者に大きな犠牲者が出なかったのは不幸中の幸い。それをいいことに米軍最高司令官トランプに正式に抗議せず、死傷者が出てから大騒ぎするのでは遅すぎる。

    『琉球新報』、「米軍が普天間第二小に謝罪 学校上空飛行禁止求めに米軍『最大限』 校長『飛ばないように』」、https://ryukyushimpo.jp/news/entry-632979.html

    「敬愛する最高領導者金正恩同志が、民族最大の追慕の日に際し錦繍山太陽宮殿を訪問された」:「元帥様」単独での参拝は初、人事で何かあるのか? (2017年12月18日 「朝鮮中央通信」)

    18日、「朝鮮中央通信」が、「元帥様」が「錦繍山太陽宮殿」を参拝したと伝えた。これまでの参拝では、党幹部が同行しているが、今回は単独での参拝で、異例である。

    黄炳瑞が出てこないし、人事で何かがあるのかもしれない。

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    Source: KCNA, 2017/12/18

    경애하는 최고령도자 김정은동지께서 민족최대의 추모의 날에 즈음하여 금수산태양궁전을 찾으시였다

    HD化後のテストパターンから番組紹介まで (2017年12月16日 「朝鮮中央TV」)

    16日の「朝鮮中央TV」のテストパターンから番組紹介まで。

    日本語字幕付き。

    Source: KCTV, 2017/12/16

    サッカーE-1、朝鮮女子優勝 (2017年12月16日 「朝鮮中央TV」)

    16日、日本で15日開催された日本対北朝鮮のサッカーE-1女子決勝戦で、北朝鮮チームが日本チームに勝ち、優勝したと「朝鮮中央TV」が報じた。

    Stv_013569521.jpg
    Source: KCTV, 2017/12/16

    試合のデータ:
    JFA.jp, http://www.jfa.jp/match/EAFF_E1_Football_Championship_2017/m/match_page/m5.html#page-title

    男子は決勝で日本チームが韓国チームに敗れ、朝鮮半島は南北でE-1を制したことになる。

    して、朝鮮チームには優勝賞金は出さないことにしたそうだ。

    **************
    「われわれ(東アジア連盟)としては国際情勢、国連決議を踏まえて支払うことはできないと決めている」

    『日刊スポーツ』、「北朝鮮には大会賞金支払わず、田嶋幸三会長が明言」、https://www.nikkansports.com/soccer/news/201712070000640.html
    **************

    「国連決議」のどの条項が、スポーツの試合で優勝したチームへの賞金支払いを拒むのかは直ぐには思い当たらないが、いずれかの条項に準じてということなのであろう。同記事によると女子優勝チームへの賞金は750万円ほどになるようであるが、確かにこの金は一度は北朝鮮政府の金庫に入り、そこから選手に何割かが分配されることになる。

    「税金のない地上の楽園」である社会主義国北朝鮮では収入は先に国庫に入り、その一部が選手に分配され、収入の一部を人々が税金として国庫に納める資本主義国とは流れが逆になっている。

    しかして、750万円のどれだけが選手の懐に入り(現金とは限らず、物納も含め)、どれだけ核・ミサイル開発に流れるのかなど誰も分からない。1万円かも知れないし、740万円かも知れない。ただそれは、サッカー選手への賞金に限らず、朝鮮人民が得たあらゆる収入について言い得ることであり、サッカー賞金だけ特別扱いしても仕方がない。

    そして、仮に740万円が核・ミサイル開発に使われたとして、何が変わるのであろうか。

    日本は仮にも2020年にオリンピックを開催する国である。かつて、政治的な理由で東西両陣営がそれぞれオリンピック参加をボイコットしたことがあった。そんな歴史を繰り返さないためにも、スポーツと政治ははっきりと分けるべきである。

    象徴的な意味で北朝鮮の核・ミサイル開発への抗議と、2020年オリンピック開催国としてのスポーツにおける政治的中立性という象徴的な意味を天秤に掛けたとき、金額からしても、後者を優先すべきではないだろうか。

    安倍が吹かせた「北風」がこんなところでも逆風となっている。

    千葉に応援に行けなかったのが悔やまれる。

    「第8回軍需工業大会参加者」のためのモランボン+功勲国家合唱団公演開催 (2017年12月14日 「朝鮮中央TV」)

    13日にモランボン+功勲国家による「第8回軍需工業大会参加者」ための祝賀公演が開催されたと「朝鮮中央TV」の「17時報道」が伝えた。

    HDでの録画実況が放送されることに期待したい。

    9月13日:「江原の地で初公演」、元山市 9月13日~21日(9日間)
    移動・休日:2日
    9月25日:「咸興市で初公演」  9月24日~30日(7日間)
    移動・休日:3日
    10月5日:「新義州市で初公演」 10月4日~14日(11日間)
    移動・休日:3日
    10月19日:「江界市で初公演」 10月18日~29日(12日間)
    移動・休日:3日
    11月2日:「平安南道で初公演」:アンジュ市 11月2日~12日(11日間)
    移動・休日:3日
    11月16日:「南浦市公演」 11月16日~26日(11日間)
    移動・休日:3日
    11月30日:「黄海北道サリウォン市で初公演」 11月30日~12月9日か10日
    移動・休日:3日か2日
    12月13日:「第8回軍需工業大会参加者のための祝賀公演」、平壌

    20171214 rodong 2
    Source: 『労働新聞』、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_04_01

    今年の漢字は「北」 (2017年12月12日 「ORICON NEWS」)

    今年の漢字は、



    だそうだ。

    安倍が選挙期間中に「北風」を利用したことが大きいのだろうが、その背景には「元帥様」の大活躍がある。「元帥様」にはグッド・ニュースとなるのかバッド・ニュースとなるのか。

    ニュースを見て一瞬目を疑ったが、間違いないようだ。

    『ORICON NEWS』、「今年の漢字は「北」に決まる」、https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171211-00000359-oric-ent

    中国の会議で「北風」の話をして帰ってきたら、奇しくもこのような結果となった。

    「北朝鮮船に「第854部隊」 島は荒らされ放題 「金目のもの全部ない!」 管理人 怒りであ然 北海道」:北朝鮮の実態を知るニュース、窃盗罪には毅然と対処すべき、「人民軍部隊」所属の意味、上陸、北朝鮮ミサイル基地攻撃用ミサイルよりも (2017年12月5日 「北海道ニュースHUB」)

    4日、『北海道ニュースHUB』が伝えたところによると、北海道松前町沖の松前小島では管理小屋や倉庫から多数のものがなくなり、その一部が漂着した北朝鮮漁船から発見されているという。

    『北海道ニュースHUB』、「北朝鮮船に「第854部隊」 島は荒らされ放題 「金目のもの全部ない!」 管理人 怒りであ然 北海道」、https://uhb.jp/news/?id=3277

    *****************
    松前小島の管理人 吉田修策さん:「ぐちゃぐちゃもいいところだ!ほとんど全部、ちょうつがい以外、金目のものは全部ない」
    *****************

    ということで、朝鮮人民の遵法規範の低さが露呈している。レベルとしては、「憎き日帝から戦い取った戦利品」という話ではなく、手当たり次第に盗んだただの泥棒である。一部、食糧確保のために使った漁具などは緊急避難のためにやむを得ないとしても、灯台のソーラーパネルまで盗んでいることからすれば、緊急避難とはとても言い難い。

    ****************
    これまでに木造船からは、島から持ち出したとみられる家電製品が見つかっています。関係者によりますと、島に置いてあった家電製品の他、船外機やバイクなどもなくなっていたということです。
    ****************

    「木造船から・・・見つかっている」とすればこれは窃盗罪が成立する案件で、上陸した朝鮮漁民の犯行であることが警察により証明されれば、窃盗罪で起訴すべき事案であろう。この辺り、漁民の国籍が日本であれ外国であれ、同様に対応するのが法治国家日本としての「毅然とした対応」ということになる。もちろん、これまでに発生した外国国籍者による窃盗事件での案件も参照し、不起訴で国外退去処分にするというやり方もあろうが、いずれにせよ一度は窃盗犯であることを明確にすべきである。

    このニュースをフォローしていて思ったのは、「これが北朝鮮の実態なのだ」ということである。脱北者情報や正体不明の噂ではなく、まさに日本国内で発生している朝鮮人民による犯罪を目撃しているわけなので、否定のしようがない。

    また、この船に「朝鮮人民軍第845部隊」という標識が付けられていたという。

    『北海道ニュースHUB』、「北朝鮮船に「第854部隊」 島は荒らされ放題 「金目のもの全部ない!」 管理人 怒りであ然 北海道」、https://uhb.jp/news/?id=3277

    北朝鮮では、人民軍が直接漁業活動をしたり、「後方事業」として人民軍所属の船を使って民間人が漁業活動をすることがある。写真で見られる漁民の姿(髪型)からは、漁船に乗っていたのは後者の民間人であろうが、人民軍退役者であろうから、軍人としての能力という点では、現役軍人と大差はないはずである。一方、この「朝鮮人民軍第854部隊」の標識を見て、朝鮮人民軍が押し寄せてきたと考えるべきではなく、そんな船はいくらでもいるし、「元帥様」が人民軍海軍の水産加工工場のみならず、人民軍空軍所属の「養豚場」を「現地指導」したという事実からも、その意味が分かるであろう。

    しかし、また一方で、それほど簡単に北朝鮮人は日本に上陸でき、何日間も日本当局に捕捉されずに日本に滞在することができるという現実である。日本国内に北朝鮮の工作員が多数いるなどという根拠のない主張はするつもりがないが、一連の漁船漂着事件ではっきりとしたことは、漂着するだけで上陸できるし、意図的に工作活動も含む軍事作戦として上陸を図れば、いくらでも上陸できるということであろう。

    ************
    こうした中、日本政府が、敵基地攻撃も可能なミサイルを、初めて保有する方針を固め、購入に必要な経費を、2018年度予算案に計上することが、FNNの取材で明らかとなった。

    『FNN』、「「敵基地攻撃能力も」ミサイル購入方針」、https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20171205-00000342-fnn-pol
    *************

    で、北朝鮮が保有する日本に到達する大量のミサイルをどれだけ破壊しようとしているのかしらないが、その前にもっとすべきことがありそうな気がする。

    2017年12月5日 0725 『労働新聞』HP (2017年12月5日 「労働新聞」)

    数日間確認していなかったが、5日朝0725頃に見たところ、『労働新聞』紙面のpdfはまだ4日のままだった。「火星-15」の変則パターンから、通常の更新パターンに戻ったのかも知れない。

    データ版もpdf版も4日のまま。
    20171205 rodong sinmun
    Source: 『労働新聞』HP, 2017/12/05 0725

    KCTVでHD放送開始? (2017年12月4日 「朝鮮中央TV」)

    4日、「朝鮮中央TV」を見ていたら、画面がやたらときれいだった。そうしたら、コメントでHDになったという情報を頂いた。

    12月3日に放送された「元帥様」の「鴨緑江タイヤ工場現地指導」報道後の音楽画面。
    20171203 sd
    Source: KCTV, 2017/12/03

    12月4日の上と同じところで放送された音楽画面。
    20171204 hd
    Source: KCTV, 2017/12/04

    動画のキャプチャや動画再生ソフトの設定は全く変えていないが、輪郭がクリアになっていることが明らかに分かる。また、KCTVのウォーターマークの比率も変化している。以前は4対3を16:9に無理矢理引き延ばしていたので、横方向に細長くなっていたが、円形に近づいた。

    HDで見るスリムになった「元帥様」。過去に放送された「朝鮮記録映画」の再放送。「元帥様」がスリムになったわけではなく、比率が調整されたので、本来の「元帥様」の体型に戻った映像になった。
    20171204 gensuisama
    Source: KCTV, 2017/12/04

    そして、美人はますます美人に。2017年11月24日に初回放送された「リュウォン靴工場」を紹介する新しい番組。いずれ、全編字幕付きで紹介したいと思っている番組なのだが、この番組の司会をするカン・イルシム。
    20171204 kutsukoujo1
    Source: KCTV, 2017/12/04

    2017年12月4日放送の「敬愛する最高領導者金正恩同志が、鴨緑江タイヤ工場を現地指導された」から歌まで。

    Source: KCTV, 2017/12/04

    2017年12月3日の同じシーン。YouTubeでダブル投稿とされなように少し前から始まっている。

    Source: KCTV, 2017/12/03

    2017年12月4日、放送終了アナウンス~『輝く祖国』

    Source: KCTV, 2017/12/04

    2017年12月2日、放送終了アナウンス~『輝く祖国』

    Source: KCTV, 2017/12/02

    その後もコメントを2件頂いたので、記事上でお返事をしたい。放送開始直後の録画は失敗しているので見られていないが、19時頃からの録画を見ていると、コメントで指摘されたシーンは変更されている。しかし、一番きれいに見えて、ある意味不気味だったのは、「金正恩同志の名言」というった静止画で、「名言」の周囲にあるデザインがくっきりと見えたので何事かと思っていた。さらに、上に提示したカン・イルシムがくっきりとした輪郭で見え、9月に放送された連続テレビドラマ「北方の朝焼け」の放送サイズが変更されており、画質もスベスベしていた。

    9月の放送時。
    20170918 pukbang sd
    Source: KCTV, 2017/09/18

    12月4日の再放送。縦横比率が正しくなっている。
    20171204 pukuban hd
    Source: KCTV, 2017/12/04

    コメントを下さった方が書かれているように、楽団公演や閲兵式も、もちろん楽しみではあるが、11月末に細長い画面で再放送されていた「砲声のない戦区」や「防弾壁」など、金正恩時代に新たに制作された「朝鮮芸術芸映画」や「テレビジョン連続劇」をまともなサイズ(比率)で見るのもとても楽しみだ。にわかに思い出せないのだが、非常に人気のあった「朝鮮芸術映画」の第2部が制作されるという報道がかなり前にあり、依然として放送されていないので、既にできているのであれば、是非、放送してもらいたいものである。

    20171128 posong
    Source: KCTV, 2017/11/28

    柳京キムチ工場の販売スタンド:「注文販売」、帽子の女性 (2017年12月3日 「朝鮮中央TV」)

    3日、「朝鮮中央TV」を見ていたら、「柳京キムチ工場」の販売スタンドが紹介されていた。

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    Source: KCTV, 2017/12/03

    このスタンドでは、「柳京キムチ工場」の各種キムチが販売されており、「注文奉仕活動」も行われているとのことであった。「注文奉仕」が事前予約を意味するのか、注文してキムチを作ってもらうことなのかは分からないが、何か新しいサービスのようだ。

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    Source: KCTV, 2017/12/03

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    Source: KCTV, 2017/12/03

    興味深いのは、インタビューされている女性が帽子をかぶっていることである。人民服に人民帽スタイルの朝鮮女性はたくさん見られるが、このようなお洒落な帽子をかぶっている女性はほとんど出てこない。「元帥様」の帽子工場「現地指導」が近々あるのかもしれない。
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    Source: KCTV, 2017/12/03

    「敬愛する最高領導者金正恩同志が、鴨緑江タイヤ工場を現地指導された」:「火星-15」用のTELに使われた国産タイヤ (2017年12月3日 「朝鮮中央TV」)

    3日、「元帥様」が「鴨緑江」タイヤ工場を現地指導されたと「朝鮮中央TV」など、北朝鮮メディアが伝えた。報道タイトルを見て直ぐ思ったのは、「国産化された」とされる「火星-15」用のTELだったが、やはりそうだった。

    「火星-15」のTELは、中国製の木材運搬トラックであり、このトラックは8軸、前の4軸駆動であることが分かっている(Savelsberg報告、2017/12/02)。そうなると「北朝鮮が国産化」したのはTEL後部に非駆動の軸を1つ付け加えただけになる。また、タイヤのサイズが「火星-14」に使われていたTELより小さくなっているように見えるが、今日の報道からすると、「鴨緑江タイヤ工場」で生産された「国産化されたタイヤ」を使ったためであることが考えられる。

    鴨緑江タイヤ工場 01
    Source: 『労働新聞』、「경애하는 최고령도자 김정은동지께서 압록강다이야공장을 현지지도하시였다」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_02&newsID=2017-12-03-0001_photo

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    Source: 『労働新聞』、2017/11/29

    モランボン一座、黄海北道サリウォン市で11月30日初公演、黄炳瑞が出てこないが新人民軍総政治局長もいない、「火星-15」動画も、バーニアクラスタがない新型エンジン (2017年12月2日 「朝鮮中央TV」)

    2日、「朝鮮中央TV」の「20時報道」でモランボン一座が11月30日に黄海北道のサリウォン市で初公演を開催したと伝えた。これまでのパターン同様、3日間のインターバルを置いてとなる。

    9月13日:「江原の地で初公演」、元山市 9月13日~21日(9日間)
    移動・休日:2日
    9月25日:「咸興市で初公演」  9月24日~30日(7日間)
    移動・休日:3日
    10月5日:「新義州市で初公演」 10月4日~14日(11日間)
    移動・休日:3日
    10月19日:「江界市で初公演」 10月18日~29日(12日間)
    移動・休日:3日
    11月2日:「平安南道で初公演」:アンジュ市 11月2日~12日(11日間)
    移動・休日:3日
    11月16日:「南浦市公演」 11月16日~26日(11日間)
    移動・休日:3日
    11月30日:「黄海北道サリウォン市で初公演」 11月30日~

    「火星-15試験発射成功」を祝賀する公演を大々的に開催することになると思うのだが、30日から11日間公演を続けると12月10日までサリウォン市に留まることになり、「火星-15試験発射成功」公演のタイミングとしては遅すぎるような気がする。「朝鮮中央TV」では、昨夜も発射成功を祝賀する「軍民連合大会」が1日に開催された様子や人民の声を紹介する特集番組を組んでいる。

    黄炳瑞がずっと出てきていない。過去記事にも書いたように、10月、11月は「火星-15」発射まで軍関係の「現地指導」がなかったので、黄炳瑞が同行しなかった可能性もあったのだが、今回は「軍民連合大会」なので、人民軍総政治局長は壇上に並ぶべきだと思う。『労働新聞』HPで黄炳瑞が内容に含まれる記事を検索すると、10月13日の「カン・バンソク革命学年創立70周年記念報告大会」の記事を最後にその後、名前がない。既に、韓国メディアを中心に失脚や粛清説が出回っているが、失脚や粛清をされたのであれば、早々、人民軍総政治局長という要職に誰かを任命するはずであるが、それも現時点では公開されていない。「将軍様」の命日までは、こうした重要人事はきちんとするはずであり、諸行事に参加する要人紹介の際の肩書きでいずれ確認できると思う。もちろん、黄炳瑞は失脚も粛清もされておらず、単なる病気の可能性もある。
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    Source: KCTV, 2017/12/02

    話をモランボン一座に戻すと、今後、「火星-15」に貢献した「国防科学戦士」が平壌に招待されて市中パレード、元帥様も参加する中で宴会というパターンになろう。モランボン一座が平壌にいれば、会場でミニ公演が開催され、その後、大規模な公演が劇場で開催されるという流れになるはずで、サリウォン市で11日間も公演をしている余裕はないはずだ。サリウォンから平壌は近いので、公演のために平壌に戻ることは可能だろうから、そうする可能性もあるし、平壌公演を口実にサリウォン公演の期間を短縮する可能性もある。あるいは、ツアーに参加していない「もう一つの国宝的楽団」である「青峰楽団」に「火星-15」祝賀公演をやらせる可能性もあるが、大慶事であることからすると、「青峰楽団」単独ではどう考えても物足りない。

    いずれにせよ、来週には何か動きがあるのだと思う。

    今一つ映像が鮮明ではないのだが、サリウォン公演では、早速、「火星-15」の発射映像が使われているようだ。
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    Source: KCTV, 2017/12/02

    「20時報道」では、ほんの一瞬しか見せていないので「火星-15」ではなく、7月28日夜間に発射された「火星-14」の可能性もあるが、噴出されている炎の形状からは、「火星-15」のようにも見える。昨日、例のSavelsberg先生も参加する国際シンポジウムの司会をやっていたのだが、「火星-14」と「火星-15」の決定的な違いの一つとして、「火星-15」には、軌道調整用のバーニアクラスタが装着されていない点だとのこと。「火星-15」の場合は、バーニアクラスタを使わず、メインエンジンの角度を調整することで軌道調整をやっているとすると、北朝鮮にとっては新技術となると分析されていた。

    下は、7月28日に発射された「火星-14」。中央の炎とは別に、周囲に細くあるのがバーニアクラスタからの噴射。
    kasei july 28
    Source: KCTV, 2017/07/29

    「労働新聞」HP、更新順序を変更か (2017年12月1日 「労働新聞」)

    1日朝7時台に「労働新聞」HPを確認したところ、データは11月30日のままにもかかわらず、紙面pdfだけは12月1日になっていた。毎回、同サイトをチェックするとき紙面を開いているわけではないので分からないが、経験値からすると10時頃にデータと紙面pdfがほぼ同時に更新されていたような気がする。

    「火星ー15」関連の記事で参照する紙面の日にちを間違え、コメントでエラーを指摘されたのだが、今朝もうっかりすれば掲載されているpdfを11月30日のものと思ったはずである。

    「火星ー15」の写真報道について言えば、『朝鮮中央通信」との逆転現象も発生していた。通常、この種の写真は「朝鮮中央通信」で最も早く公開される。なので、私の朝一の仕事は、同通信サイトをチェックすることなのであるが、「火星ー15」発射翌日の朝には写真はなかった。そして、「労働新聞」HPを念のため見たところ、拙ブログに掲載した写真も含む大量の写真がアップロードされていた。その後、写真に関する記事を書き、再び「朝鮮中央通信」を確認したところ、ほぼ同じ写真が掲載されていた。きちんと比較はしていないが、印象では、一部、異なる写真も含まれているような気がする。

    「火星ー15」の未明の発射の影響で、北朝鮮ウェブへの掲載手順が変更されたのかもしれない。

    トランプ、ツイート:習近平特使の効果なしと (2017年12月1日)

    1日、トランプがツイートした。

    *************
    Donald J. Trump‏認証済みアカウント @realDonaldTrump
    10時間10時間前

    最近、北朝鮮から帰国した中国の特使は、リトル・ロケット・マンに何の効果もなかったようだ。彼(金正恩)の人々や軍がこんなにひどい状況に耐えているというのは信じ難い。ロシアと中国がミサイル発射を非難した。
    The Chinese Envoy, who just returned from North Korea, seems to have had no impact on Little Rocket Man. Hard to believe his people, and the military, put up with living in such horrible conditions. Russia and China condemned the launch.
    13,821件の返信 12,816件のリツイート 53,919 いいね
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    習近平特使の訪朝を前に「何か大きなことが起こる」と豪語していたトランプであるが、「大きなことが起」きたが、それは「元帥様」による「火星ー15」型の「試験発射大成功」という結果に終わった。

    中国の圧力の限界を感じているのか。その中国は、特使訪朝前から「中国の圧力にも限界はある」とGlobal Timesなどのメディアで大学教授の発言として言っていたのだが。
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「크는 아바이(成長するオッサン)」

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.

          dprknow

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