北朝鮮報道で書かれないこと (dprknow.jp)

13日、新映像の「燃える願い」放送中。

平壌市などで豪雨が予想されており、「朝鮮中央TV」は、23時以降も放送を続けている。

＜追記＞
12時少し前に放送終了。

10日から11日にかけて、「朝鮮中央TV」は連続放送している。過去に台風等が北朝鮮を襲った時もそうだったので初めてのことではないが、今回の特徴はFIFA女子ワールドカップ2023の複数の試合をほぼ連続して放送している点だ。

気象情報は、23時07分以降、9時頃までに、数え間違えていなければ、19回放送されている。気象水文局員による解説など再放送もあるが、台風の進路や降雨量、風速、現地からのほぼ1時間前の録画実況などが含まれている。

一部地域で300mmを越える多くの雨が降ったようだが、風はさほど強くなく、現時点までの放送を見ている限りでは、総じて台風による被害は大きくなかったようだ。韓国の「聯合ニュースTV」で台風の解説を見ていたら、「朝鮮半島上陸後に少し勢力が衰えてきている」というようなことを言っていた。

ワールドカップの試合は、オランダ対ポルトガル、フランス対ジャマイカ、スイス対ノルウェイ、フランス対パナマ、南アフリカ対イタリアの5試合を放送していた。

11日の9時には「党中央軍事委員会拡大会議」関連の「革命活動」報道の再放送があり、放送は続いている。

10日夜、「＜画面音楽＞切なる気持ち」が流れて明日の番組予告に入るかと思ったら、インターミッションが流れている。台風の影響で放送延長か。･･･次の番組が23時３分頃から始まった。

8日、「朝鮮中央TV」では「体育競技ニュース」を異例の遅い時間に放送している。いつもは15時、16時台の放送なのだが、今日は18時半頃から放送が始まった。放送しているのは2023年サッカー女子ワールドカップのスイス対スペインの試合。もちろん「録画実況」なので8月5日の試合でスペインが勝つという結果は出ているのだが、なぜ放送時間がいつもより２時間ほど遅いのだろうか。

ずっと同テレビを見ていたわけではないので何とも言えないが、チラチラと見ていた限りでは、「元帥様」の「軍需工場現地指導」に関する「革命活動」報道があったぐらいで、特別な番組編成はなかった。以前は画面は見なくても音は流していたのだが、最近はどうもブチブチと切れるのが鬱陶しくて音声を切ってしまう。朝鮮語が音としてではなく、意味を持ったメッセージとして耳に入って来るので、ブチブチ切れるのは本当に鬱陶しい。

関連でFIFAのページを見たら、日本も勝ち進んだようで、準々決勝はスウェーデンとやるようだ。

「体育競技ニュース」

Source: KCTV, 2023/07/12

＜追記＞
9日は、「20時報道」後に放送していた。