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    星野源『うちで踊ろう』にモランボン楽団がコラボ Stay Home Special 3 (2020年5月4日)

    どこかの国の首相が秘書にそそのかされてろくでもないコラボをしてネットを炎上させたが、こちらは「元帥様」にもお喜び頂けそうなバージョン。

    星野源『うちで踊ろう』 with モランボン楽団、英語、朝鮮語字幕付き。

    「元帥様」のご健康を祝して、STAY HOME SPECIAL、撮影裏話 (2020年5月2日)



    <追記>

    動画について若干解説をしておく。

    登場人物:
    ・南朝鮮に潜伏中の工作員YJ88: YJ88というコードネームを聞いて笑えれば、ディープな拙ブログの読者+α。「朝鮮芸術映画」には、「大同江」という工作員のコードネームが登場していた記憶がある。
    ・司令部HM1:かつて、HMAという電信(こちらは本物)を受信している様子を紹介したことがあるが、そこからのパクリ。「朝鮮芸術映画」では、司令部には「白頭山」というコードネームがしばしば用いられる。

    HMA動画。この動画に登場するトランシーバーも、本動画撮影の裏で活躍している。


    通信機:
    ・YJ88のスーツケース内にある通信機は、第二次大戦中、主として欧州のナチス占領地域で連合軍の諜報員やレジスタンス組織が使用したParaset(パラシュートでナチス占領地域に投下したことから、付けられた愛称とか)という通信機のレプリカ。レプリカの中古品を購入し、調整・整備した。Parasetを入れたスーツケースは、動画にも見られるように南朝鮮で80年代に購入したもの。

    Parasetの本物。ただし、真空管の挿入位置が間違っている。
    20200503 paraset pic9823409384092345234
    Source: Radiomuseum, https://www.radiomuseum.org/r/mil_gb_whaddon_radio_set_mk_vii_paraset.html

    ・米諜報機関が傍受に使った通信機は、米軍が第二次大戦から朝鮮戦争時期に使った周波数計BC-221AHのケースとバリコンなど一部の部品を使って、Parasetと基本的に同じ回路で組み立てたもの。日本軍の無線機はいじったことがないが、さすがに米軍というのか、この周波数計のパーツは非常に良くできている。特に、バリコンとバリコンのギアメカニズムの精度は素晴らしい。こんな通信機を使っている連中にはかなわないという感じだ。ま、朝鮮人民軍は「戦勝」したのだが。

    20200503 bc-221ah ew092389230482394
    Source: Radiomuseum, https://www.radiomuseum.org/r/military_frequency_meter_set_scr_2_17.html

    Parasetは3MHz~7MHz帯、BC-221改造は7MHz~14MHz帯で送受が可能なトランシーバーになっている。アンテナを接続すると、アマチュア無線の微弱な信号も受信することができる。送信は上記の周波数帯内の任意の周波数に対応した水晶発振子を使えばできるはずである。

    書いたついでに、最近見ていた「朝鮮中央TV」の通信兵チャン・ボンジンの生涯を紹介する番組の中に出てきた「戦勝記念館」に展示されている「司令部」が使っていたとされる通信機。

    20200424 dprk radio
    Source: KCTV, 2020/04/24

    「首領様」の横に置かれている「1号」と書いてあるように見える通信機。
    20200424 sireiburadio309483204832097235
    Source: KCTV, 2020/04/24

    興味深いのは、下の命令書。
    20200424 kmil radio
    Source: KCTV, 2020/04/24

    朝鮮戦争中の1951年3月4日に出された通信機配備に関する「朝鮮人民軍最高司令官命令」に、ソ連製無線機の型番が見られる。

    「P6-M 無線機」と書かれているのは、短波用受信機。
    20200503 p6m 483209328094289t0g0x
    Source: Radiomuseum, https://www.radiomuseum.org/r/military_flugfunkempfaenger_airborne_hf_receiver_rsi_6m_6.html

    「A-7-A 無線機」と書かれているのは、超短波帯のFMトランシーバー。
    20200503 a7a 0982930438290gjoiud
    Source: Radiomuseum, https://www.radiomuseum.org/r/military_a_7a_a7.html

    「戦勝記念館」は昨年9月に行っているのだが、残念ながら無線関連の展示は見逃してしまった。「首領様」の横に置かれている無線機は、上記の2つではないのだが、まだ型番は確認できていない。女性通信隊員が送話器を手にしており、アンテナも短いので、A7シリーズ以外の超短波用のFMトランシーバーではないかと思われる。

    最近、「防弾壁」が再放送されていたが、その中にオククン(主人公、女性工作員)の父親(工作員)の命令で同志が通信をするシーンがある。後で切り出してYouTubeにアップロードしようと思う。

    このドラマには通信シーンが何回か出てくる。これは「第2部」より。

    光明星節に際し、「元帥様」に新型コロナウィルスの慰問文を送る:明治時代の逓信省電鍵とエプソンの前身「吉村商会」の電鍵音響器で (2020年2月17日)

    「明治四十年 逓信省製」と銘板がある電鍵と「12年4月 株式会社吉村商会」と銘板のある電鍵音響器を入手した。

    電鍵の方は、英国のGPO Typeを輸入し、「逓信省」銘板を付けたものと思われる。朝鮮でもどこかから輸入した機材に朝鮮の銘板を付けたりしているが、工業化初期はどこでも同じようなことをしていたようだ。

    電鍵は、ノブが割れておりエポキシで修正してある。元々のノブなのかは不明だが、当時は木製が使われていたようなのでオリジナルではない可能性がある。その他の部分はしっかりとしており、前回紹介した昭和19年の電鍵のように分解掃除する必要はなかった。
    20200217 DSC03976

    SEND/RECEIVEの切り替えスイッチがある。昭和19年の電鍵には「送・受」と書かれているが、こちらは英文。調べてみると、上に書いたように、英国の郵便局で使われていた電鍵の形と非常によく似ているので、英国から輸入したものだと思っている。
    20200217 DSC03977

    電鍵音響器(telegraph sounder)。こんなものがあることさえ知らなかった。古い米国映画の鉄道駅シーンに出ていたような記憶がうっすらとあるだけだ。「12年4月 株式会社吉村商会」という銘板が付いている。調べてみると吉村商会(創業者、吉村鉄之助)は、昭和13年に東洋通信機株式会社となっている。何月になったのかまでは不明であるが、電鍵との時代的バランスを考えるのなら、大正時代のような気がする。
    20200217 DSC03979

    電鍵音響器の状態も良く、接点部分の洗浄とネジの締め直しだけで動いた。コイルが焼けていないかが一番心配だったのだが、導通を調べたら大丈夫だった。要は電磁石なのであまり神経質になることはないが、それでも100Vなのか10Vなのかぐらいは調べなければならないので外国の電鍵収集家のサイトを調べていたら、色々と情報があった。何でも、裏面に書かれている数字がコイルの抵抗値で、そこから100mA程度の電流が流せるようオームの法則を使って電圧を導き出せば良いと。そもそも電流が適当なのであるが、5Vぐらいだなと思い、昔、自作した0Vから可変できる安定化電源を引っ張り出して来て(これも要修理だったが)、電流を見ながら電圧を上げていったら、大体4V~5Vぐらいが調子よかった。
    20200217 DSC03980

    欧米では、1.5V, 200mAで駆動する4Ωタイプが多く使われているようだが、40Ωというのは日本仕様なのかもしれない。定電圧電源を使っても、1.5Vでは少ししか動かない。

    ということで、「元帥様」にこれらを使って慰問文を送っておいた。


    音響器で聞くコードは、自分が打ったものを聞いても聞き取りが難しい。

    「元帥様」の誕生日に際して電文 (2020年1月7日)

    明日(8日)は「元帥様」の誕生日であるが、朝鮮のカレンダーでは祝日になっていないので、表面的には平日として過ごすのであろう。

    正月中にネットで古い電鍵を見つけた。「久保田無線電機株式会社」が「昭和19年5月」に「東京・蒲田」で製作したという古い電鍵である。電子部品が入っているようなものだと、当時の部品を使ってのレストアはかなり難しいが、基本的に機械部品だけの電鍵であればできそうだったので買ってみた。

    送られてきたのは埃だらけで接点が錆びており導電がない状態の電鍵だったが、バラバラにして各部品を清掃してやったら使えるようになった。幸い、さび付いたネジはなかったので、固めのネジもCRC556を少し垂らしながら外すことができた。

    before
    20200107 DSC03821

    after
    20200107 DSC03844

    真鍮部分の錆びも磨き上げれば完全に落とすことはできるのだろうが、古さが残っていた方が良いのでこのくらいにしておいた。重曹で磨いたりしてみたが、結局のところ酢に漬けるのが一番楽だしきれいになった。

    裏側の様子
    20200107 DSC03847

    この電鍵には4つのターミナルと2つのスイッチがあり、裏には配線がなされている。裏側の配線で明らかに外れた事が分かる部分については再度、半田付けしておいたが、分からない部分はそのまま放置しておいた。中央にマイナスネジで止められている黒い部品があるが、電磁石のようだ。残念ながら細い線は断線しているが、周囲の線に繋がっていた形跡がある。なぜこんなところに電磁石があるのだろうか。

    そう思って、色々とネットで検索していたら同じような電鍵が平和祈念展示資料館にあることがわかった。同館のTwitterに出ていたのが下の写真だ。

    20200107 heiwakinen2390482390823490

    20200107 DSC03822

    陸軍通信隊の「初年兵の訓練」用に使われた電鍵とのことで、だから「対問」、「自習」などという文字が書かれたスイッチがあるのだろう。送受切り替えスイッチの形状やターミナルの形状は多少異なるが、同種であることは間違いない。近日中にこの記念館を訪ねて、実物を見てこようと思っている。

    さて、「元帥様」の誕生日の話から「日帝」陸軍の電鍵の話になってしまったが、「元帥様」の誕生日に際して、「日帝」陸軍の電鍵を使って、電文を送っておいた。


    北南のモールスコードが同一という条件で南のモールスコードを使って送信している。朝鮮のモールスコードについて色々と検索してみたが、分かるようなものは出てこなかった。北朝鮮の『百科事典』には「電信符号」に関する解説はあるものの、電信符号自体の説明は書かれていない。

    和文は独自のコードがあるので覚えるのが大変だが(ほとんど忘れてしまった)、朝鮮文は基本的に英文と同じコードを使っているので、英文を紙に書いておけば、上の動画にあるようにすいすいと打鍵することができる。朝鮮文字のモールスコードをきちんと覚えるには少し時間がかかるだろうが、朝鮮文の通信など短波帯をスキャンしていても聞こえてこないのではないだろうか。

    ドメイン変更 dprknow.jp へ、使い方は変わらず (2019年10月26日)

    拙ブログに関してはあまり意味がないかもしれないですが、これまで使っていた無料ドメインから有料ドメインへと変更しました。

    新しいドメインは http://dprknow.jp/ となり少しカッコイイです。

    従前の無料ドメインからリダイレクトされるように設定してあるので、ご覧頂く分には何の変更も不要で、「お気に入り」に登録して頂いている場合も、特段変更することなくアクセスしていただけるはずです。

    見た感じでは、広告が完全に出なくなったので少しすっきりすることと、写真の表示が少し速くなると思います。

    これからもどうぞよろしくお願い致します。

    開城にて遠足に来た子供達と。
    20191025DSC02879.jpg
    2019/09/11

    上の写真、赤いスカーフがあればさらに良かった。
    20191025 kctv gensuikids3456776564
    Source: KCTV, 2019/10/25、「<朝鮮記録映画>母なる党の懐1 私たちの父」
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「朝鮮中央TV」ワッチャー

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.

          dprknow

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