「朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会常務委員会開催」:「葬儀法」制定、「移動通信法」、「労働報酬基準法」の修正・補充 (2023年3月4日 「朝鮮中央通信」)
4日、「朝鮮中央通信」に以下。
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朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会常務委員会開催
조선민주주의인민공화국 최고인민회의 상임위원회 상무회의 진행
(평양 3월 4일발 조선중앙통신)
朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会常務委員会が開催された。
조선민주주의인민공화국 최고인민회의 상임위원회 상무회의가 진행되였다.
会議では、朝鮮民主主義人民共和国葬儀法の採択と移動通信法、労働報酬法の修正補充に関する問題が上程審議され、当該下政令が採択された。
회의에서는 조선민주주의인민공화국 장의법의 채택과 이동통신법,로동보수법의 수정보충에 관한 문제들이 상정심의되였으며 해당한 정령들이 채택되였다.
葬儀法は、党と革命、祖国と人民のために献身的に闘争し、亡くなった同志達に対する崇高な道徳義理を守り、革命の先輩達を尊敬することが一つの社会的気風になるようにすることに貢献することを使命としている。
장의법은 당과 혁명,조국과 인민을 위하여 헌신적으로 투쟁하다가 떠나간 동지들에 대한 숭고한 도덕의리를 지키며 혁명선배들을 존대하는것이 하나의 사회적기풍으로 되도록 하는데 이바지하는것을 사명으로 하고있다.
移動通信法では、移動通信端末機の修理サービスと買い取りサービス、移動通信端末機利用で守らなければならない要求、移動通信サービスの中止などを規定した条項の内容がより具体化された。
이동통신법에서는 이동통신말단기의 수리봉사와 수매봉사,이동통신말단기리용에서 지켜야 할 요구,이동통신봉사의 중지 등을 규제한 조항들의 내용이 보다 구체화되였다.
労働報酬基準の改善と生活費、賞金、奨励金の計算支払い、労働報酬支払い確認をはじめとした労働報酬事業で制度と秩序をさらに厳格に打ち立てるためたの内容が労働報酬法に補充され、勤労者の便宜を最大限保障することに寄与できるようになった。
로동보수기준의 갱신과 생활비,상금,장려금의 계산지불,로동보수지불확인을 비롯한 로동보수사업에서 제도와 질서를 더욱 엄격히 세우기 위한 내용들이 로동보수법에 보충되여 근로자들의 편의를 최대한 보장하는데 기여할수 있게 되였다. (끝)
www.kcna.kp (주체112.3.4.)
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小さな記事であるが、興味深い記事が掲載されていた。最高人民会議常任委員会で1つの法律が制定され、2つの法律が修正・補充されたという内容だが、それぞれ興味深い。
制定されたのは「葬儀法」であるが、その目的は「革命の先輩達を尊敬することが一つの社会的気風になるようにする」とされている。そもそも、北朝鮮では「革命の先輩達を尊敬する」するのは当然の「気風」だと思っていたが、そのための法律を制定したとすると、十分ではなかったのかも知れない。条項を確認することはできないが、恐らく、「祖国解放戦争」で戦った老兵が死亡した際の葬儀に何らかの支援をするというものなのかもしれない。
修正・補充された法律の一つ目は「移動通信法」である。これも具体的内容は分からないが、当然と言えば当然であるが、北朝鮮において通信端末修理サービスやその買い取りをしていることが北朝鮮の文書で明らかになった。「移動通信端末機利用で守らなければならない要求」が何を指しているのかは分からないが、日本でも言われている公共交通期間内での利用マナー、歩きスマホ禁止などが盛り込まれているとすれば、スマホが普及してそうした迷惑行為が目立ってきたことを反映しているのであろう。この「要求」がそのようなことであれば、そのうちに「朝鮮中央TV」で「正しい携帯電話の使い方」のような啓蒙番組が放送されることになるのかも知れない。
修正・補充された二つ目の法律は「労働報酬基準法」である。こちらも北朝鮮の労働報酬に「生活費」、「賞金」、「奨励金」という項目があることが明らかになり、その支払い方法で発生していた問題を改善する必要があったことが分かった。
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朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会常務委員会開催
조선민주주의인민공화국 최고인민회의 상임위원회 상무회의 진행
(평양 3월 4일발 조선중앙통신)
朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会常務委員会が開催された。
조선민주주의인민공화국 최고인민회의 상임위원회 상무회의가 진행되였다.
会議では、朝鮮民主主義人民共和国葬儀法の採択と移動通信法、労働報酬法の修正補充に関する問題が上程審議され、当該下政令が採択された。
회의에서는 조선민주주의인민공화국 장의법의 채택과 이동통신법,로동보수법의 수정보충에 관한 문제들이 상정심의되였으며 해당한 정령들이 채택되였다.
葬儀法は、党と革命、祖国と人民のために献身的に闘争し、亡くなった同志達に対する崇高な道徳義理を守り、革命の先輩達を尊敬することが一つの社会的気風になるようにすることに貢献することを使命としている。
장의법은 당과 혁명,조국과 인민을 위하여 헌신적으로 투쟁하다가 떠나간 동지들에 대한 숭고한 도덕의리를 지키며 혁명선배들을 존대하는것이 하나의 사회적기풍으로 되도록 하는데 이바지하는것을 사명으로 하고있다.
移動通信法では、移動通信端末機の修理サービスと買い取りサービス、移動通信端末機利用で守らなければならない要求、移動通信サービスの中止などを規定した条項の内容がより具体化された。
이동통신법에서는 이동통신말단기의 수리봉사와 수매봉사,이동통신말단기리용에서 지켜야 할 요구,이동통신봉사의 중지 등을 규제한 조항들의 내용이 보다 구체화되였다.
労働報酬基準の改善と生活費、賞金、奨励金の計算支払い、労働報酬支払い確認をはじめとした労働報酬事業で制度と秩序をさらに厳格に打ち立てるためたの内容が労働報酬法に補充され、勤労者の便宜を最大限保障することに寄与できるようになった。
로동보수기준의 갱신과 생활비,상금,장려금의 계산지불,로동보수지불확인을 비롯한 로동보수사업에서 제도와 질서를 더욱 엄격히 세우기 위한 내용들이 로동보수법에 보충되여 근로자들의 편의를 최대한 보장하는데 기여할수 있게 되였다. (끝)
www.kcna.kp (주체112.3.4.)
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小さな記事であるが、興味深い記事が掲載されていた。最高人民会議常任委員会で1つの法律が制定され、2つの法律が修正・補充されたという内容だが、それぞれ興味深い。
制定されたのは「葬儀法」であるが、その目的は「革命の先輩達を尊敬することが一つの社会的気風になるようにする」とされている。そもそも、北朝鮮では「革命の先輩達を尊敬する」するのは当然の「気風」だと思っていたが、そのための法律を制定したとすると、十分ではなかったのかも知れない。条項を確認することはできないが、恐らく、「祖国解放戦争」で戦った老兵が死亡した際の葬儀に何らかの支援をするというものなのかもしれない。
修正・補充された法律の一つ目は「移動通信法」である。これも具体的内容は分からないが、当然と言えば当然であるが、北朝鮮において通信端末修理サービスやその買い取りをしていることが北朝鮮の文書で明らかになった。「移動通信端末機利用で守らなければならない要求」が何を指しているのかは分からないが、日本でも言われている公共交通期間内での利用マナー、歩きスマホ禁止などが盛り込まれているとすれば、スマホが普及してそうした迷惑行為が目立ってきたことを反映しているのであろう。この「要求」がそのようなことであれば、そのうちに「朝鮮中央TV」で「正しい携帯電話の使い方」のような啓蒙番組が放送されることになるのかも知れない。
修正・補充された二つ目の法律は「労働報酬基準法」である。こちらも北朝鮮の労働報酬に「生活費」、「賞金」、「奨励金」という項目があることが明らかになり、その支払い方法で発生していた問題を改善する必要があったことが分かった。