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    首都党員師団平壌に戻る、「元帥様」ちょっと冷たいか (2020年11月21日 「朝鮮中央TV」)

    21日、「朝鮮中央通信」によると、「首都党員師団」が平壌に戻ったと。「朝鮮中央TV」では、平壌駅に到着する様子や錦繍山太陽宮殿での報告集会の様子を放送している。

    詳細追って。

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    Source: 『労働新聞』、2020/11/21

    <追記>
    以下は、平壌に到着した「首都党員師団」と歓迎する幹部や市民。その後、錦繍山太陽宮殿で報告会が開催されている。「元帥様」も出席する記念音楽会や記念撮影があるのではなかろうかと思ったのだが、現時点では開催されたという話はない。「元帥様」の訴えに応じて被害復旧に立ち上がった「首都党員師団」なのだし、党創建75周年も平壌で迎えられなかったのだから、「元帥様」も記念写真ぐらいは一緒に撮影してやった方が良いと思うのだが、他の仕事で忙しいのだろうか。


    Source: KCTV, 2020/11/21

    新型コロナ感染症防止教養番組:日本の研究機関が公開した映像も使って解説 (2020年11月18日 「朝鮮中央TV」)

    18日、「朝鮮中央TV」を見ていたら、新しいコロナ防止教養番組が放送された。今回の番組は、各国で得られた科学的知見を基にコロナ防止に関する様々な情報を提供している。北朝鮮の場合、自国の医師が政府が言っている以上の感染対策について言及する場面は見られないが、海外からの情報については日本よりも積極的に伝えている印象がある。

    例えば、少し前に「朝鮮中央TV」で放送された湿度と飛沫感染のシミュレーションなど、理化学研究所が10月13日公開した映像を使って、11月1日の『20時報道』内のコロナ関連報道で紹介している。


    Source: KCTV, 2020/11/01

    上の動画で使われている映像は、以下の報道で見られる。

    「乾燥すると飛沫拡散、スパコン「富岳」で模擬実験」、『日本経済新聞』、https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64937390T11C20A0000000/

    18日に放送された番組では、この他に理研の富岳を使ってシミュレートした思われる、フェイスシールド、マウスシールド、マスクによる飛沫防止効果のシミュレーション映像も公開している。北朝鮮の映像でシールドを使っている人は見たことがないが、番組ではマスクの防止効果の高さを強調している。

    Source: KCTV, 2020/11/18

    この番組の中で紹介された事例で私が知らなかったのは、手のひらについたウィルスが手の他の部位に「移動する」という話だ。実際にウィルスが皮膚の表面を動いていくのか、あるいは手の動きで他の部位にくっつくのかは分からないが、ウィルスがグニョグニョと動いている姿を想像するだけで気味が悪くなる。

    日本首相菅は、「静かなマスク会食」を呼びかけたそうだが、バッハが来日したとき、会食をした日本政府関係者やオリンピック関係者は、それを実行したのであろうか。自分が旗を振っているgotoを引っ込めたくないので、無理なことを言っているように思えてならない。少しは、「元帥様」の「人民第一主義」を学んだ方が良さそうだ。

    googleのAI予測を見ると、日本は今後、さらに酷い状況になる。google AIの予測パラメーターには、当然、gotoも入っていると思うのだが。

    google COVID-19予測(日本版)
    https://datastudio.google.com/u/0/reporting/8224d512-a76e-4d38-91c1-935ba119eb8f/page/4KwoB

    <追記>
    「朝鮮中央TV」の防疫対策教養番組の方が、これよりもよほど役立ちそうなのだが。
    20201119 koike ds098we09thkdscl
    Source: Yahoo News, YouTube, 2020/11/19, https://hazard.yahoo.co.jp/article/20200207

    戦争映画が増えたような、米大統領選結果と関係があるのか (2020年11月8日 「朝鮮中央TV」)

    8日、12時頃から「<朝鮮芸術映画>戦士達」を放送している。7日には、「<朝鮮芸術映画>ウォルミ島」を放送していた。きちんと確認したわけではないが、戦争映画、しかも米帝と戦う戦争映画が増えたのは米大統領選挙結果と関係しているのだろうか。

    バイデンが投票では勝利し、トランプが法廷闘争で結果をひっくり返す可能性はさほど高くない。韓国大統領も非公式ツイートという形でバイデンに祝電を送っている。北朝鮮がどのタイミングで米国新大統領を確認するコメントを出すのか分からないが、トランプの法廷闘争の結果を待つことなく、何らかの形でバイデン当選を認めることになるのではなかろうか。

    2本の映画を見ていると、米国の「友人」が大統領でなくなったので、「元帥様」は新大統領を威嚇する動きに出るものと思われる。取りあえず、戦争映画で反米気運を高め、次いでSLBMあるいは中距離以上のミサイルを発射する可能性がある。時期としては、「将軍様」の命日前後となろうか。いずれにせよ、党第8回大会以前に何らかの行動に出て、党大会で米国に対する姿勢を明確にすることになろう。それとの関係で、「元帥様」の「新年の辞」は2021年にはあるのかないのか。

    北朝鮮のコロナ対策:他国の惨状で恐怖感造成、2人の放送員の報道スタイル (2020年11月1日 「朝鮮中央TV」)

    1日、「朝鮮中央TV」の『20時報道』の中で、海外の新型コロナ感染状況を伝えるコーナーがあった。「朝鮮中央TV」では、毎日、海外のコロナ感染状況を感染者数、病院の状況、家族を失った人のインタビューなどの形で伝えている。また、朝鮮国内の非常防疫体制宣伝番組の中でも、海外の悲惨な状況を見ているテレビ画面で見ている様子が見られる。そして、10月30日の『20時報道』内での人民インタビューでは、人民が「私がこの国に住んでいなかったら」とか「感染者も死亡者も一人も出ていない」などと話している。

    コロナ感染者が発生していないとする朝鮮で、なぜこれ程までに海外の感染状況をテレビで流すのかと思っていたのだが、最近の人民インタビューを見ていて感じたのは、どうやら、海外の悲惨な状況を人民に見せることで、コロナに対する恐怖心を造成し、非常防疫措置を適切に維持することを狙っているのではないのかということだ。

    思えば日本でも、第一波の時に著名な芸能人がコロナで連続で亡くなったが、このインパクトは強烈で、人々に新型コロナに対する強い恐怖心を与え、国民の防疫に対する意識を一気に高めた。

    北朝鮮で本当にコロナ感染者が皆無か、そうでなくても皆無に等しいとすれば、人々の防疫意識は当然緩んでくる。北朝鮮はしばしば「防疫学的」という言葉を使うが、国境を遮断した状態で、現時点に至るまで、感染者が皆無であるのならば、「防疫学的」には、防疫対策など不要と考えてもよいのだろう。それでも万全を期して、非常防疫措置を続けるためには、人民にコロナがいかに恐ろしい伝染病であるのかを常に認識させておく必要がある。

    コロナに感染していない朝鮮人民にとっては、嫌と言うほど、ひとたびコロナが侵入してきたらとんでもないことになるということをしっかりと認識させておくことは有効だし、マスクがそれなりに普及しているのであれば、コロナ以外の伝染病の予防にもなる。

    最近では、コロナが渡り鳥や雪に混ざって侵入する可能性や、空気が乾燥すると飛沫の飛散が増加するというような海外の研究結果も紹介している。

    話は変わるが、最近は、放送員が2人登場して対話型で報道するスタイルが増えてきている。下で紹介するコロナ関連の報道でも、男女の放送員が出ている。このスタイルの報道が始まったとき、放送員がやたらと原稿に視線を落としたり、キョロキョロとしているところが「朝鮮中央TV」らしくなくて気になったのだが、どうやら、こうした動きも意識的に入れているようだ。

    世界の新型コロナ感染状況

    Source: KCTV, 2020/11/01

    新型コロナに関する平壌市民インタビュー(他)

    Source: KCTV, 2020/10/30

    朝鮮の紅葉、柿の村 (2020年10月30日 「朝鮮中央TV」)

    10月30日、「朝鮮中央TV」で朝鮮各地の紅葉を紹介するドキュメンタリー番組が放送された。記事にはしなかったが、YouTubeには、「報道」などで放送された紅葉関連報道の映像をアップロードしておいた。

    今回放送されたドキュメンタリーでは、これらの動画も使いながら朝鮮の美しい紅葉を紹介している。

    11月1日の「20時報道」でも、少し前に平壌の紅葉を紹介する報道があった。

    また、柿や山の果物が実ったという報道やドキュメンタリーも放送されている。例年、季節の変化を紹介する番組は放送されているが、今年は特に多いような気がする。


    Source: KCTV, 2020/10/30

    「プンジョン里の柿風景:チョンネ郡プンジョン里を訪ねて」

    Source: KCTV, 2020/10/29

    平壌の紅葉

    Source: KCTV, 2020/11/01 『20時報道』
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「크는 아바이(成長するオッサン)」

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.


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