新年慶祝公演等、小規模、簡素化 (2021年1月1日 「朝鮮中央TV」)
Source: KCTV, 2020/12/31
1日、「朝鮮中央TV」の放送が終了した。「慶祝公演」はいつもより短く、規模も縮小されていた。登場楽団の名前は特に紹介されなかったので、「モランボン電子楽団」としての公演もなかった。歌手の顔は区別が付かないので、その中に誰がいたのかはよく分からない。
例年であれば、音楽公演をもう少し長くやり、0時、祝砲という流れになるのだが、50分過ぎぐらいで音楽公演は終わってしまい、0時までの間はインターミッションを流していた。
0時には国旗掲揚式があったが、人民軍によるものではなく、労働者、農民、インテリ代表の掲揚であった。その後、祝砲発射があったが、発射される祝砲の数も少なく、シンプルなものであった。
動員された平壌市民はそれなりのかずいたようだが、例年との違いは、子供の姿が見えなかったことだ。人民軍人がステージ付近に集まっており、一部の軍人は「防疫規定」を守らず、マスクをきちんと着用していなかった。確認できた限りでは、「防疫規定」を守っていない人民軍人が2回は見えた。
やはり、党創建75周年行事よりも明らかに規模が縮小されている。党創建75周年行事と冬期の相互作用で感染発生、あるいは拡大があったのか。
明日以降の動きに注目する必要がある。