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    「敵はやはり敵だという結論を下すことになる-朝鮮労働党中央委員会統一戦線部スポークスマン談話」:「第一副部長」が「対南事業を総括」と、「指示」も出していると、『労働新聞』で国内にも公表、「第1副部長同志」権力拡大、対南交渉を有利にするための「談話」 (2020年6月5日 「朝鮮中央通信」)

    5日、「朝鮮中央通信」に以下。

    **********
    敵はやはり敵だという結論を下すことになる
    적은 역시 적이라는 결론을 내리게 된다
    -朝鮮労働党中央委員会統一戦線部スポークスマン談話-
    --조선로동당 중앙위원회 통일전선부 대변인담화--

    今、我々人民は「脱北者」屑共が行っている反共和国ビラと散布行為とこれを黙認している南朝鮮当局の行いに強い憤怒と嫌悪感を感じている。
    지금 우리 인민들은 《탈북자》쓰레기들이 저지르고있는 반공화국삐라살포행위와 이를 묵인하고있는 남조선당국의 처사에 치솟는 분노와 혐오감을 느끼고있다.

    汚いものは、そもそも避けるのが上策と言うが、野良犬共が我々の最高尊厳を云々しながら、神聖な我々の地域に汚らしい汚物の紙切れを度を超えるほどに飛ばしていることについて激憤を禁じ得ない。
    더러운것은 애당초 피하는것이 상책이라 하였지만 똥개들이 감히 우리의 최고존엄을 건드리며 신성한 우리 지역에 너절한 오물쪼각들을 도가 넘을 정도로 날려보내는데 대해 격분을 금할수 없다.

    こうした我々人民の激しくなった感情を込め、金ヨジョン第1副部長は去る4日、談話を出し、屑共とそれを放置した南朝鮮当局が事態の重さと破局的結果を深く認識し、やるべき事をしっかいりとしろという意味深長な警鐘を鳴らした。
    이러한 우리 인민의 격해진 감정을 담아 김여정제1부부장은 지난 4일 담화를 내고 쓰레기들과 이를 방치한 남조선당국이 사태의 엄중성과 파국적후과를 깊이 깨닫고 할바를 제대로 하라는 의미심장한 경종을 울렸다.

    ところが、これに対する南側の街の態度が実に奇怪だ。
    그런데 이를 대하는 남쪽동네의 태도가 참으로 기괴하다.

    夢より解釈を上手にするのが習慣となっているからか、彼らに対する脅迫で、その後には、それに脅迫というよりも南側が先に交流と協力に出ろという隠れたメッセージが込められていると愚かにも解釈したのだから、時間が過ぎるにともない昨年にも10回、今年には3回ビラをとまいたのだが、今回の散布を特別に問題視することを見ると、対話と交渉を願っているようだという、自分なりの愚かな白昼夢を見ている。
    꿈보다 해석을 좋게 하는데 습관되여 그런지 처음에는 저들에 대한 협박으로,나중에는 거기에 협박이라기보다 남측이 먼저 교류와 협력에 나서라는 숨은 메쎄지가 담겨져있다고 어리석게 해석하더니 시간이 지남에 따라 지난해에도 10차례,올해에는 3차례 삐라를 뿌렸는데 이번 살포를 특별히 문제시하는것을 보면 대화와 협상을 바라는것 같다는 나름대로의 헛된 개꿈을 꾸고있다.

    驚いたことは「統一部」スポークスマンが「脱北者」達が飛ばしたビラの大部分が南側地域に落ち、分界線沿線の自分側の地域の生態環境が汚染され、そこの住民の生命と生活条件に悪影響を及ぼすから、ビラ散布が中断されなければならないと秋のカッコウのようなことをほざいていることである。
    놀라운것은 《통일부》 대변인이 《탈북자》들이 날려보낸 삐라의 대부분이 남측지역에 떨어져서 분계연선 자기측 지역의 생태환경이 오염되고 그곳 주민들의 생명과 생활조건에 악영향을 미치기때문에 삐라살포가 중단되여야 한다고 가을뻐꾸기같은 소리를 내고있는것이다.

    そうかと思えば、彼らが久しい前から対峙境界線で緊張造成行為を根本的に解消するためにビラ散布防止対策を取ってきており、実効性ある制度改善方案も検討していたところであり、かくのごとく芳しくないことが発生したように鉄面皮にほざいている。
    그런가 하면 저들이 오래전부터 대치계선에서 긴장조성행위를 근본적으로 해소하기 위해 삐라살포방지대책을 취해왔고 실효성있는 제도개선방안도 검토하던중이라며 마치 아차하여 불미스러운 일이 벌어진듯이 철면피하게 놀아대고있다.

    そのどこにも、少しでも申し訳ないという気持ちという影さえも見いだすことができず、再び緊張だけを激化させている無用なことを行わないという意志も見えない。
    그 어디에도 조금이나마 미안한 속내라고는 그림자도 찾아볼수 없고 다시는 긴장만을 격화시키는 쓸모없는짓을 저지르지 않겠다는 의지도 보이지 않는다.

    今回の事態の重大性が民族の前で約束した歴史的な宣言と合意に対する重大な破棄であり、誰も願っていない敵対的感情と緊張だけを激化させている無用な行いだということを知らずに言っている世迷い言ではないことを我々はあまりにもよく分かっている。
    이번 사태의 엄중성이 민족앞에 약속한 력사적인 선언과 합의에 대한 엄중한 파기이고 누구도 바라지 않는 적대적감정과 긴장만을 격화시키는 쓸데없는 짓이라는것을 몰라서 하는 생주정이 아니라는것을 우리는 너무나 잘 알고있다.

    無駄なラッパを吹く前に、対南事業を総括している第1副部長が警告した暖和なるものを慎重に胸に刻み、内容の一字一句をしっかりと読んでから口を開かなければならない。
    허튼나발을 불어대기 전에 대남사업을 총괄하는 제1부부장이 경고한 담화라는것을 심중히 새기고 내용의 자자구구를 뜯어보고나서 입방아를 찧어야 한다.

    その中に込められた意味が分からないのであれば蒙昧な白痴共であり、分かっていながらすっとぼけているのであれば天下の卑劣な奴らだと言わなければならない。
    그속에 담긴 의미를 깨닫지 못했다면 암매한 천치들이고 알면서도 딴전을 부리는것이라면 천하의 비렬한것들이라 해야 할것이다.

    金ヨジョン第1副部長は、5日、対南事業部門で談話文に指摘した内容を実務的に執行するための検討事業に着手することについて指示を出した。
    김여정제1부부장은 5일 대남사업부문에서 담화문에 지적한 내용들을 실무적으로 집행하기 위한 검토사업에 착수할데 대한 지시를 내렸다.

    南朝鮮で公開的に反共和国ビラを飛ばしたのが5月31日にであるが、その時から南側から飛んでくる汚い汚物を集め続けて疲労に苦しんできた我々は、これ以上耐えることができない今回の事件を契機に敵はやはり敵だという結論をさらに確固として下した。
    남조선에서 공개적으로 반공화국삐라를 날려보낸것이 5월 31일이지만 그전부터 남측의 더러운 오물들이 날아오는것을 계속 수거하며 피로에 시달려오던 우리는 더이상 참을수 없는 이번 사건을 계기로 적은 역시 적이라는 결론을 더욱 확고히 내리였다.

    我々は、南側からのあらゆる挑発を根源的に除去し、南側との一切の接触空間を完全閉鎖してなくしてしまうための決定的措置を久しい前から考えていたことを隠さない。
    우리는 남쪽으로부터의 온갖 도발을 근원적으로 제거하고 남측과의 일체 접촉공간들을 완전격페하고 없애버리기 위한 결정적조치들을 오래전부터 생각하고있었다는것을 숨기지 않는다.

    初めの順序として、仕事もなく開城工業地区に居座っている北南共同連絡事務所から断じて撤廃し、連続して既に示唆した様々な措置も続けて講じようと思う。
    첫 순서로 할 일도 없이 개성공업지구에 틀고앉아있는 북남공동련락사무소부터 결단코 철페할것이며 련속 이미 시사한 여러가지 조치들도 따라세우자고 한다.

    今、南朝鮮当局は、やっとビラ散布を防止する法案を作り、検討中であると以前よりはある程度進化した手法で一段上がった弁明をしているが、そうであるなら、結局そうした法案もなく、軍事分界線沿線地域でお互いに一切の敵対行為を中断しようという軍事分野の合意書に人を誤魔化しながら署名したのかということではないのか。
    지금 남조선당국은 이제야 삐라살포를 막을 법안을 마련하고 검토중이라고 이전보다는 어느 정도 진화된 수법으로 고단수의 변명을 늘어놓고있는데 그렇다면 결국 그런 법안도 없이 군사분계연선지역에서 서로 일체 적대행위를 중단하자는 군사분야의 합의서에 얼렁뚱땅 서명하였다는 소리가 아닌가.

    そうならば、南側で法案が採択され、実行されるときまで我々も境界線地域で南側の頭が痛くなることをやっても返す言葉がなくなるはずだ。
    하다면 남쪽에서 법안이 채택되여 실행될 때까지 우리도 접경지역에서 남측이 골머리가 아파할 일판을 벌려도 할 말이 없게 될것이다.

    我々も南側がとても疲れることを準備しており、直ぐにでも苦しめてやろうと思っている。
    우리도 남측이 몹시 피로해할 일판을 준비하고있으며 인차 시달리게 해주려고 한다.

    今起こっている事態を直視しながら、対決の悪循環の中で行くところまで行こうというのが我々の決心である。我々が選択した道は、いつもまっすぐであるからだ。
    벌어지고있는 사태를 직시하면서 대결의 악순환속에 갈데까지 가보자는것이 우리의 결심이다. 우리가 선택한 길은 언제나 곧바르기때문이다.

    苦労して築いた塔を自分の手で崩し、それほどまでに悪夢を現実にしたがりながら熱を上げているのに、それを止める必要などない。
    공든 탑을 제손으로 무너뜨리겠다며 그렇게도 악몽을 현실로 만들고싶어 몸살을 앓는데 굳이 말릴 필요가 있겠는가.

    どのみち吹っ飛ばしてしまうこと、ぶっ壊してしまうことは、早くなくしてしまう方が良いというのが我々の立場である。
    어차피 날려보낼것,깨버릴것은 빨리 없애버리는것이 나을것이라는것이 우리의 립장이다.

    主体109(2020)年6月5日
    주체109(2020)년 6월 5일
    平壌
    평 양 (끝)
    **********************

    韓国統一部が出した見解を聞いたという内容と同時に、「申し訳ないという気持ちを示せ」という以外にどうしろということは書かれていない。北朝鮮側も内実、韓国側がビラ散布を統一部会見で公表したこと以上にできないことは十分に承知しているはずである。だとすると、韓国側の素早い反応を受け、今後、何らかの形で接触が再会した際、「申し訳ないという気持ち」を示させながら、強い立場で交渉に臨むことができる体制を整えていると見るべきであろう。

    また、「第1副部長」が対南関係を「総括している」、「指示を出した」と明言している点も注目される。つまり、彼女は党中央委員会第1副部長でありながら、いるならば、そして兼職していないのであれば、統一戦線部長の権限を越えて「総括」や「指示」をしていることになる。「元帥様」の妹であれば実体として不思議な話ではないが、公式にそうしたことを認めだしたということは、金ヨジョンの権力拡大作業を進めていることが窺える。特に、この「談話」も朝鮮人民が読む『労働新聞』に掲載されている点に注目しなければならない。

    なぜこの時期にこうした作業を急いでいるのかは、やはり今回の新型コロナと関係しているのであろう。結果として「元帥様」は元気であるが、その間、やはり相当に体調を崩した時期があったのかもしれない。そしてその際、結果として党幹部で信用できる人間は一人もおらず、「白頭の血統」に託す以外の方法はないことを強く認識したのかもしれない。対南関係であれば、南側にもよく知られている「第1副部長同志」を使いやすいということもあったのであろうし、もし対南接触があったとしても、「第1副部長同志」であれば、「談話」の内容とは裏腹にソフトに対応することは可能である(場合によっては、自分の権限でひっくり返すこともありえる)。

    ともかく、このまま対南関係を閉じてしまうことが、今の北朝鮮にとってメリットとなるとは思えない。「苦しみ」を与える方法と度合いにもよるが、彼らが「違う」と言っていることが、実は「そうだった」となるという私の見解は前回の「談話」のときと不変である。

    *************
    uriminzokkiriに掲載された朝鮮人民インタビュー、日本語字幕付き

    Source: uriminzokkiri, 2020/06/05

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    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「朝鮮中央TV」ワッチャー

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.

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