「朝鮮民主主義人民共和国高位級代表団、平壌到着」:盛大な出迎え、引き下がる「第1副部長同志」、出発時間と到着時間「接近」をアピールか (2018年2月12日 「労働新聞」)
12日、『労働新聞』1面に北朝鮮代表団が平壌に戻った様子を伝える記事が掲載された。以下。
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第23回冬期オリンピック開幕式に参加した朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会委員長金永南同志を団長とする朝鮮高位級代表団が、11日、平壌に到着した。
제23차 겨울철올림픽경기대회 개막식에 참가하였던 조선민주주의인민공화국 최고인민회의 상임위원회 위원장 김영남동지를 단장으로 하는 조선고위급대표단이 11일 평양에 도착하였다.
高位級代表団を乗せた政府飛行隊専用機「オオタカ-2」号機は、21時55分頃、仁川国際空港を離陸し、22時40分頃、平壌国際空港に着陸した。
고위급대표단을 태운 정부비행대 전용기 《참매-2》호기는 21시 55분경 인천국제비행장을 리륙하여 22시 40분경 평양국제비행장에 착륙하였다.
金永南同志は、栄誉儀仗隊第1部隊長の閲兵報告を受けた後、朝鮮人民軍儀仗隊を閲兵した。
김영남동지는 명예위병대 제1부대장의 영접보고를 받은 다음 조선인민군 군종명예위병대를 사열하였다.
朝鮮労働党中央委員会第1副部長金ヨジョン同志と国家体育指導委員会委員長崔フィ同志、祖国平和統一委員会委員長李ソングォン同志、その他随行員が共に来た。
조선로동당 중앙위원회 제1부부장 김여정동지와 국가체육지도위원회 위원장 최휘동지,조국평화통일위원회 위원장 리선권동지,기타 수행원들이 함께 왔다.
党と政府の幹部である金ヨンチョル同志、楊亨燮同志、李洙墉同志、李ヨンホ同志と武力機関の高級幹部である朴永植同志、崔ブイル同志が代表団を迎えた。
당과 정부의 간부들인 김영철동지,양형섭동지,리수용동지,리용호동지와 무력기관 책임일군들인 박영식동지,최부일동지가 대표단을 마중하였다.(끝)

Source: 『労働新聞』紙面pdf版1面、2018/02/12
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「栄誉儀仗隊」を動員し、高級幹部を出迎えに出しており、出発の時よりも盛大な出迎えになっている。「第1副部長同志」がいるからということもあろうが、今回の韓国訪問を「成果」として捉えていることの表れであろう。
韓国では正面に立っていた「第1副部長同志」であるが、朝鮮ではかなり引き下がって歩いている写真が使われている。
わずか45分の飛行とは、ソウルから平壌は地理的には近いことを改めて感じる。出発時間と到着時間を敢えて正確に書いているところなど、「接近」をアピールする意味合いが込められているのかも知れない。
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第23回冬期オリンピック開幕式に参加した朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会委員長金永南同志を団長とする朝鮮高位級代表団が、11日、平壌に到着した。
제23차 겨울철올림픽경기대회 개막식에 참가하였던 조선민주주의인민공화국 최고인민회의 상임위원회 위원장 김영남동지를 단장으로 하는 조선고위급대표단이 11일 평양에 도착하였다.
高位級代表団を乗せた政府飛行隊専用機「オオタカ-2」号機は、21時55分頃、仁川国際空港を離陸し、22時40分頃、平壌国際空港に着陸した。
고위급대표단을 태운 정부비행대 전용기 《참매-2》호기는 21시 55분경 인천국제비행장을 리륙하여 22시 40분경 평양국제비행장에 착륙하였다.
金永南同志は、栄誉儀仗隊第1部隊長の閲兵報告を受けた後、朝鮮人民軍儀仗隊を閲兵した。
김영남동지는 명예위병대 제1부대장의 영접보고를 받은 다음 조선인민군 군종명예위병대를 사열하였다.
朝鮮労働党中央委員会第1副部長金ヨジョン同志と国家体育指導委員会委員長崔フィ同志、祖国平和統一委員会委員長李ソングォン同志、その他随行員が共に来た。
조선로동당 중앙위원회 제1부부장 김여정동지와 국가체육지도위원회 위원장 최휘동지,조국평화통일위원회 위원장 리선권동지,기타 수행원들이 함께 왔다.
党と政府の幹部である金ヨンチョル同志、楊亨燮同志、李洙墉同志、李ヨンホ同志と武力機関の高級幹部である朴永植同志、崔ブイル同志が代表団を迎えた。
당과 정부의 간부들인 김영철동지,양형섭동지,리수용동지,리용호동지와 무력기관 책임일군들인 박영식동지,최부일동지가 대표단을 마중하였다.(끝)

Source: 『労働新聞』紙面pdf版1面、2018/02/12
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「栄誉儀仗隊」を動員し、高級幹部を出迎えに出しており、出発の時よりも盛大な出迎えになっている。「第1副部長同志」がいるからということもあろうが、今回の韓国訪問を「成果」として捉えていることの表れであろう。
韓国では正面に立っていた「第1副部長同志」であるが、朝鮮ではかなり引き下がって歩いている写真が使われている。
わずか45分の飛行とは、ソウルから平壌は地理的には近いことを改めて感じる。出発時間と到着時間を敢えて正確に書いているところなど、「接近」をアピールする意味合いが込められているのかも知れない。