「火星-14」の性能分析(進行中) (2017年7月6日)
「火星-14」に関する諸情報や動画出てきており、Savelsberg先生の分析も進んでいる。「火星-14」が2段式であるという指摘は、ロケットの写真を見て直ぐにされていたが、その後の情報などからすると、1段目は「火星-12」、2段目は「銀河-3」のエンジンを使っているのではないかと分析されている。「銀河-3」のエンジンに関しては、北朝鮮が主張しているような新型大出力ではなく、目的達成のためには、そこそこのパワーがあれば充分とも言われている。ともあれ、「北朝鮮の発表を控えめに評価しても、北朝鮮のミサイル技術は進歩していると」のことである。
レポートが完成したら、拙ブログに訳出掲載させて頂くことになっている。
昨日、uriminzokkiriより高画質の動画をダウンロードしてみていたのだが、切り離しシーンがなかなか興味深い。ミサイル外部に2台、ミサイル内部に2台、下向きに設置されたカメラで撮影された動画を4つのチャンネルで見せている。これまでの発射では1台のカメラの映像しか見せていなかったが、今回はカメラの設置台数を増やしたからなのかもしれない。
小さな部品が落ちた後に、1段目と思われる部分が切り離される(ch2)。

Source: KCTV, 2017/07/05
その直後に、出っ張りがある部分が切り離される(ch2)。

Source: KCTV, 2017/07/05
すると、多少のタイムラグがあるが、内部に設置されているカメラで部品が分離される様子とカバーが外れて外と様子が見えるようになる(ch3, ch4)。

Source: KCTV, 2017/07/05
1段目と2段目の切り離しでは、このように2つの動作が見られるが、長い1段目が切り離されるのは分かるとして、膨らみがある部分が何なのか気になる。単なるカバーなのかも知れないが、Savelsberg先生にこれらの写真を送り、教えて頂こうと思う。

Source: KCTV, 2017/07/05
音は効果音なのか実際にエンジン音を拾っているのかは不明ながら、それらしい。
レポートが完成したら、拙ブログに訳出掲載させて頂くことになっている。
昨日、uriminzokkiriより高画質の動画をダウンロードしてみていたのだが、切り離しシーンがなかなか興味深い。ミサイル外部に2台、ミサイル内部に2台、下向きに設置されたカメラで撮影された動画を4つのチャンネルで見せている。これまでの発射では1台のカメラの映像しか見せていなかったが、今回はカメラの設置台数を増やしたからなのかもしれない。
小さな部品が落ちた後に、1段目と思われる部分が切り離される(ch2)。

Source: KCTV, 2017/07/05
その直後に、出っ張りがある部分が切り離される(ch2)。

Source: KCTV, 2017/07/05
すると、多少のタイムラグがあるが、内部に設置されているカメラで部品が分離される様子とカバーが外れて外と様子が見えるようになる(ch3, ch4)。

Source: KCTV, 2017/07/05
1段目と2段目の切り離しでは、このように2つの動作が見られるが、長い1段目が切り離されるのは分かるとして、膨らみがある部分が何なのか気になる。単なるカバーなのかも知れないが、Savelsberg先生にこれらの写真を送り、教えて頂こうと思う。

Source: KCTV, 2017/07/05
音は効果音なのか実際にエンジン音を拾っているのかは不明ながら、それらしい。