6月12日 朝米首脳会談 カペラホテル決定 (2018年6月6日 「聯合ニュース」)
6日、『聯合ニュース』が、ホワイトハウスが6月12日の朝米会談開催場所が、シンガポールのカペラホテルに決定したと伝えた。それに先だち、トランプが以下のツイートをしている。
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シンガポールでの北朝鮮との会談は、何かビッグなものになることを期待している。間もなく分かるだろう!

Source: Twitter, 2018/06/05
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カペラホテルであるが、島全体がリゾートになっているホテルである。

Source: Capella Hotel HP
開催場所としては、このカペラ・ホテル、シャングリア・ホテル、シンガポール大統領公邸などが言われていたが、結局、このホテルになった。最大の要因は、警護のしやすさだと思う。シンガポール本土とは、橋1本で繋がっており、車両でのアクセスはこの橋を渡らざるを得ない。この橋を遮断してしまえば、セントーサ島へのアクセスは、ボートかヘリを使うしかない。ヘリは発見容易であるし、ボートはアクセスできないよう、島の周囲を多くのシンガポール当局と米当局の船が固めるのであろう。

Source: Capella Hotel HP
さらに、リゾートであるから、文在寅との板門店での「徒歩橋」、習近平との大連での海岸と似たような、2人だけでのリラックスした会話の場を演出することができる。ビーチを歩くのか、プールサイドで話をするのか、セッティングは色々と考えられよう。
ということで、私も有り金をはたいて、「元帥様」らと共にカペラホテルに宿泊する企てをしてみた。ところが、

Source: Capella Hotel HP
15日まで、予約を受け付けていないようだ。15日までというところが興味深い点で、「トランプが1日で終わらない」と言っているのが、6月12日後の追加日という意味でも捉え、15日まで押さえてあるということのようだ。12日だけで会談が終わり、2人が島を離れた後、この予約受付状況がどのように変わるのかは忘れなければ確認したいところだ。
確かに高級ホテルだけあり、最低価格は600ドルぐらいからになっている。「元帥様」が宿泊する部屋は1泊6000ドルほどだといわれており、宿泊代負担について色々言われていた。メディアが言い出したことなのか、米政府が言い出したことなのかは分からないが、実に愚かな話だと思って聞いていた(『聯合ニュースTV』で)。仮に、「元帥様」が5泊したとしても、3万ドルである。北朝鮮のみならず、東北アジアの命運をかけた、「ビッグ・ディール」のための3万ドルなど、金のうちに入らない。30万ドルで問題ないはずだ。さらにいえば、「火星-12」に比べれば、30万ドルでも安いのではないだろうか。言われていたのは、米政府が宿泊代を負担する、シンガポール政府が負担するなどというアイディアであったが、いくら貧乏な北朝鮮であれ、「元帥様」のためにはいくらでもお金をかけるのは当然であるし、ましてや、「歴史的大事」なのだから当然のことである。
さもあれ、シンガポール政府が負担するというのは一案であるような気がする。あるいは、カペラ・ホテルが出血大サービスをしてもよい。シンガポールは、この件で世界的注目を受け、さらには、数え切れないほどの報道陣がやってくるであろう。彼らがシンガポールで落とすお金だけでも相当な額になるであろうし、無料でシンガポールの宣伝をしてくれる。カペラ・ホテルに至っては、ホテル内の施設まで「元帥様」とトランプの動線に沿って、事細かに世界中のテレビ局が紹介してくれることになろう。まともにコマーシャル代を支払っていれば、いくらになることか。そして、シンガポールは大変裕福な国である。
北朝鮮の国内向けメディアは、まだ、朝米会談の詳細について伝えていない。元帥様は、11日に朝には、「オオタカ1号」を飛ばさないと、余裕を持ってシンガポールに到着できない。となると、今週日曜日までに、何らかの報道があるものと思われる。
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シンガポールでの北朝鮮との会談は、何かビッグなものになることを期待している。間もなく分かるだろう!

Source: Twitter, 2018/06/05
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カペラホテルであるが、島全体がリゾートになっているホテルである。

Source: Capella Hotel HP
開催場所としては、このカペラ・ホテル、シャングリア・ホテル、シンガポール大統領公邸などが言われていたが、結局、このホテルになった。最大の要因は、警護のしやすさだと思う。シンガポール本土とは、橋1本で繋がっており、車両でのアクセスはこの橋を渡らざるを得ない。この橋を遮断してしまえば、セントーサ島へのアクセスは、ボートかヘリを使うしかない。ヘリは発見容易であるし、ボートはアクセスできないよう、島の周囲を多くのシンガポール当局と米当局の船が固めるのであろう。

Source: Capella Hotel HP
さらに、リゾートであるから、文在寅との板門店での「徒歩橋」、習近平との大連での海岸と似たような、2人だけでのリラックスした会話の場を演出することができる。ビーチを歩くのか、プールサイドで話をするのか、セッティングは色々と考えられよう。
ということで、私も有り金をはたいて、「元帥様」らと共にカペラホテルに宿泊する企てをしてみた。ところが、

Source: Capella Hotel HP
15日まで、予約を受け付けていないようだ。15日までというところが興味深い点で、「トランプが1日で終わらない」と言っているのが、6月12日後の追加日という意味でも捉え、15日まで押さえてあるということのようだ。12日だけで会談が終わり、2人が島を離れた後、この予約受付状況がどのように変わるのかは忘れなければ確認したいところだ。
確かに高級ホテルだけあり、最低価格は600ドルぐらいからになっている。「元帥様」が宿泊する部屋は1泊6000ドルほどだといわれており、宿泊代負担について色々言われていた。メディアが言い出したことなのか、米政府が言い出したことなのかは分からないが、実に愚かな話だと思って聞いていた(『聯合ニュースTV』で)。仮に、「元帥様」が5泊したとしても、3万ドルである。北朝鮮のみならず、東北アジアの命運をかけた、「ビッグ・ディール」のための3万ドルなど、金のうちに入らない。30万ドルで問題ないはずだ。さらにいえば、「火星-12」に比べれば、30万ドルでも安いのではないだろうか。言われていたのは、米政府が宿泊代を負担する、シンガポール政府が負担するなどというアイディアであったが、いくら貧乏な北朝鮮であれ、「元帥様」のためにはいくらでもお金をかけるのは当然であるし、ましてや、「歴史的大事」なのだから当然のことである。
さもあれ、シンガポール政府が負担するというのは一案であるような気がする。あるいは、カペラ・ホテルが出血大サービスをしてもよい。シンガポールは、この件で世界的注目を受け、さらには、数え切れないほどの報道陣がやってくるであろう。彼らがシンガポールで落とすお金だけでも相当な額になるであろうし、無料でシンガポールの宣伝をしてくれる。カペラ・ホテルに至っては、ホテル内の施設まで「元帥様」とトランプの動線に沿って、事細かに世界中のテレビ局が紹介してくれることになろう。まともにコマーシャル代を支払っていれば、いくらになることか。そして、シンガポールは大変裕福な国である。
北朝鮮の国内向けメディアは、まだ、朝米会談の詳細について伝えていない。元帥様は、11日に朝には、「オオタカ1号」を飛ばさないと、余裕を持ってシンガポールに到着できない。となると、今週日曜日までに、何らかの報道があるものと思われる。