「ロシアに向かう朝鮮人民軍代表団出発」:2つの代表団同時出発、「太陽節」期間に?、金正恩訪ロ打ち合わせか (2015年4月13日 「朝鮮中央通信」)
北朝鮮から軍と政府の代表団がロシアに向かった。一つは、「人民武力部長・朝鮮人民軍陸軍大将であるヒョン・ヨンチョル」を団長とする人民軍代表団で、「モスクワで開催される『国際安全に関する討論会』に参加」する」という。

Source: KCNA, 2015/04/13
ロシアの「インターファックス通信」によると、同会議は4月16~17日に開催され、79カ国の防衛関係者と国際機関の関係者が参加し、パネルでは反テロ国際軍事協力と地域と世界の安定のために軍事・政治組織の役割について討議されるという。
Russia Beyond the Headlines, Moscow Conference on International Security to highlight global, regional issues, http://asia.rbth.com/news/2015/02/25/moscow_conference_on_international_security_to_highlight_global_regional_43980.html
もう一つは、「内閣副総理のロ・ドゥチョルを団長とする朝鮮民主主義人民共和国政府代表団」で、「モスクワで開催される朝露親善の年開幕行事に参加する」という。
平壌空港に見送りに来た在朝ロシア大使館関係者と握手をするロ・ドゥチョル

Source: KCNA, 2015/04/13
両代表団とも13日に平壌を出発している。わざわざ特別機を2機飛ばしているとも考えられないので、同じ機体を使ってモスクワに向かったのであろう。彼らが乗り込んだ高麗航空機が北京あるいはウラジオストックまでの定期便なのか、モスクワ行きの特別機なのかは分からないが、後者だとすると金正恩訪ロへ向けてのテストフライトの意味もある。その場合、敢えて2つの機体を使って別々にという可能性すら排除できない。
それぞれ参加する会議はあるものの、5月の金正恩訪ロに向けての調整を軍と政府両面からするための代表団派遣ではないだろうか。
<追記>
4月14日モスクワ発の「朝鮮中央通信」報道によると、北朝鮮の内閣副総理ロ・ドチョルとロシアのトゥルトゥネフ副首相兼極東連邦区駐在大統領全権代表が会談をした。会談では「朝露両国が朝鮮解放70周年、ロシアの偉大な祖国戦争勝利70周年を迎える2015年を親善の年として意味深く記念し、両国関係を政治、経済、文化など様々な分野で拡大派ってさせるための問題などについて討議された」としている。
ロシア側が会談の詳細を伝えるだろうが、現時点でTASSは関連報道を流していない。

Source: KCNA, 2015/04/13
ロシアの「インターファックス通信」によると、同会議は4月16~17日に開催され、79カ国の防衛関係者と国際機関の関係者が参加し、パネルでは反テロ国際軍事協力と地域と世界の安定のために軍事・政治組織の役割について討議されるという。
Russia Beyond the Headlines, Moscow Conference on International Security to highlight global, regional issues, http://asia.rbth.com/news/2015/02/25/moscow_conference_on_international_security_to_highlight_global_regional_43980.html
もう一つは、「内閣副総理のロ・ドゥチョルを団長とする朝鮮民主主義人民共和国政府代表団」で、「モスクワで開催される朝露親善の年開幕行事に参加する」という。
平壌空港に見送りに来た在朝ロシア大使館関係者と握手をするロ・ドゥチョル

Source: KCNA, 2015/04/13
両代表団とも13日に平壌を出発している。わざわざ特別機を2機飛ばしているとも考えられないので、同じ機体を使ってモスクワに向かったのであろう。彼らが乗り込んだ高麗航空機が北京あるいはウラジオストックまでの定期便なのか、モスクワ行きの特別機なのかは分からないが、後者だとすると金正恩訪ロへ向けてのテストフライトの意味もある。その場合、敢えて2つの機体を使って別々にという可能性すら排除できない。
それぞれ参加する会議はあるものの、5月の金正恩訪ロに向けての調整を軍と政府両面からするための代表団派遣ではないだろうか。
<追記>
4月14日モスクワ発の「朝鮮中央通信」報道によると、北朝鮮の内閣副総理ロ・ドチョルとロシアのトゥルトゥネフ副首相兼極東連邦区駐在大統領全権代表が会談をした。会談では「朝露両国が朝鮮解放70周年、ロシアの偉大な祖国戦争勝利70周年を迎える2015年を親善の年として意味深く記念し、両国関係を政治、経済、文化など様々な分野で拡大派ってさせるための問題などについて討議された」としている。
ロシア側が会談の詳細を伝えるだろうが、現時点でTASSは関連報道を流していない。