12月31日から1月1日にかけての「朝鮮中央TV」 (2015年1月1日 「朝鮮中央TV」)
日本では、新年を迎えるテレビ番組は「紅白歌合戦」から除夜の鐘となっているが、北朝鮮ではどうなっているのか。1月1日0時少し前からの様子を紹介しておく。
11時55分、平壌駅時計台の鐘が鳴り始める。鐘の曲は「金日成将軍の歌」「金正日将軍の歌」の冒頭部分が続けられた繰り返しである。

Source: KCTV, 2014.12.31放送
続けて、「元帥様」の2014年「革命活動」回顧シーンの静止画と動画を流す。

Source: KCTV, 2014.12.31放送
「労働党副部長」もしっかりと登場する。

Source: KCTV, 2014.12.31放送
「李雪主同志」も元帥様より大きく登場する。

Source: KCTV, 2014.12.31放送
「ただいまから、主体104、2015年の新年を慶祝し、革命の首都平壌の金日成広場、大同江岸で開催する祝砲発射を時間中継いたします」とアナウンス。北朝鮮の放送で「生中継」を意味する「時間中継」はあまりない。

Source: KCTV, 2014.12.31放送
「偉大な大元帥様の銅像に挨拶を捧げ、勇気と楽観に満ちた首都市民が祝砲が打ち上がる歓喜の瞬間を待っています」とアナウンス。平壌市民は、銅像に参拝を済ませてから花火大会の会場に来るようだ。会場では、モランボン楽団の曲が流れている。曲名は思い出せない。

Source: KCTV, 2014.12.31放送
12時になると「朝鮮の力(金正日が力という歌)」が流れる。

Source: KCTV, 2015.1.1放送
曲が始まりしばらくすると「祝砲(花火)」が打ち上げられる。平壌市民は「ワー」と歓声を上げる。生中継を担当する男女のアナウンサーは「視聴者の皆さん、明けましておめでとうございます」とアナウンス。「祝砲を見ると親しい人のことを思い出すのが普通ですが、我々は人民のため祝砲を上げて下さった将軍様を思い出す」とアナウンス。

Source: KCTV, 2015.1.1放送
続いて、「人民が愛する我々の領導者(金正恩)」が流れる。

Source: KCTV, 2015.1.1放送
モランボンの歌が続けてる中、花火大会は15分ほど続く。『火の約束』全文翻訳を過去記事に書いたが、曲とのシンクロはかなりよくできているだけではなく、アナウンスも曲と花火に合わせてある。
花火大会が終わると李チュンヒ放送員が新年の挨拶をする。「全国民は、朝鮮労働党創建70周年と、祖国解放戦争勝利70周年を迎える意味深い今年、白頭山の刃の風精神で革命的信念で進む日を力強く誓い、我々革命の天下の大本である一心団結の威力で主体革命偉業の最後の勝利のために力強く戦うための玉色の誓いで胸が燃え上がっています」とアナウンス。

Source: KCTV, 2015.1.1放送
続けて「功勲国家合唱団」による「愛国家」合唱

Source: KCTV, 2015.1.1放送
次に「金日成将軍の歌」

Source: KCTV, 2015.1.1放送
そして「金正日将軍の歌」

Source: KCTV, 2015.1.1放送
次は「パルコルム」と思いきや、「我々はあなたしか知らない」が来た。「パルコルム」は「元帥様」のテーマソングではあるが、名前の連呼がない。「金大将」としてしか登場しないので、やはり「金正恩」とフルネームで連呼する歌が「金日成将軍の歌」、「金正日将軍の歌」の後には相応しいということであろう。

Source: KCTV, 2015.1.1放送
この曲の後に「放送終了」アナウンスが入り、「労働党歌」が流れて、サインオフとなる。

Source: KCTV, 2015.1.1放送
ということで、2015年初記事となりました。既にコメントを頂いている方もみえますが、今年もどうぞよろしくおつきあいいただけますようお願い申し上げます。
11時55分、平壌駅時計台の鐘が鳴り始める。鐘の曲は「金日成将軍の歌」「金正日将軍の歌」の冒頭部分が続けられた繰り返しである。

Source: KCTV, 2014.12.31放送
続けて、「元帥様」の2014年「革命活動」回顧シーンの静止画と動画を流す。

Source: KCTV, 2014.12.31放送
「労働党副部長」もしっかりと登場する。

Source: KCTV, 2014.12.31放送
「李雪主同志」も元帥様より大きく登場する。

Source: KCTV, 2014.12.31放送
「ただいまから、主体104、2015年の新年を慶祝し、革命の首都平壌の金日成広場、大同江岸で開催する祝砲発射を時間中継いたします」とアナウンス。北朝鮮の放送で「生中継」を意味する「時間中継」はあまりない。

Source: KCTV, 2014.12.31放送
「偉大な大元帥様の銅像に挨拶を捧げ、勇気と楽観に満ちた首都市民が祝砲が打ち上がる歓喜の瞬間を待っています」とアナウンス。平壌市民は、銅像に参拝を済ませてから花火大会の会場に来るようだ。会場では、モランボン楽団の曲が流れている。曲名は思い出せない。

Source: KCTV, 2014.12.31放送
12時になると「朝鮮の力(金正日が力という歌)」が流れる。

Source: KCTV, 2015.1.1放送
曲が始まりしばらくすると「祝砲(花火)」が打ち上げられる。平壌市民は「ワー」と歓声を上げる。生中継を担当する男女のアナウンサーは「視聴者の皆さん、明けましておめでとうございます」とアナウンス。「祝砲を見ると親しい人のことを思い出すのが普通ですが、我々は人民のため祝砲を上げて下さった将軍様を思い出す」とアナウンス。

Source: KCTV, 2015.1.1放送
続いて、「人民が愛する我々の領導者(金正恩)」が流れる。

Source: KCTV, 2015.1.1放送
モランボンの歌が続けてる中、花火大会は15分ほど続く。『火の約束』全文翻訳を過去記事に書いたが、曲とのシンクロはかなりよくできているだけではなく、アナウンスも曲と花火に合わせてある。
花火大会が終わると李チュンヒ放送員が新年の挨拶をする。「全国民は、朝鮮労働党創建70周年と、祖国解放戦争勝利70周年を迎える意味深い今年、白頭山の刃の風精神で革命的信念で進む日を力強く誓い、我々革命の天下の大本である一心団結の威力で主体革命偉業の最後の勝利のために力強く戦うための玉色の誓いで胸が燃え上がっています」とアナウンス。

Source: KCTV, 2015.1.1放送
続けて「功勲国家合唱団」による「愛国家」合唱

Source: KCTV, 2015.1.1放送
次に「金日成将軍の歌」

Source: KCTV, 2015.1.1放送
そして「金正日将軍の歌」

Source: KCTV, 2015.1.1放送
次は「パルコルム」と思いきや、「我々はあなたしか知らない」が来た。「パルコルム」は「元帥様」のテーマソングではあるが、名前の連呼がない。「金大将」としてしか登場しないので、やはり「金正恩」とフルネームで連呼する歌が「金日成将軍の歌」、「金正日将軍の歌」の後には相応しいということであろう。

Source: KCTV, 2015.1.1放送
この曲の後に「放送終了」アナウンスが入り、「労働党歌」が流れて、サインオフとなる。

Source: KCTV, 2015.1.1放送
ということで、2015年初記事となりました。既にコメントを頂いている方もみえますが、今年もどうぞよろしくおつきあいいただけますようお願い申し上げます。