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    「朝鮮人民軍最高司令官金正恩同志が朝鮮人民軍第851軍部隊管下女性放射砲区部隊の砲射撃訓練を指導された」:金ヨジョン軍指導に同行、党人と軍人の分離 (2014年12月30日 「朝鮮中央TV」)

    「朝鮮中央通信」では、金ヨジョン同行したと伝えられていたが、少し前の「朝鮮中央TV」の「録画報道」で金ヨジョンの姿が映し出された。軍部に対しても彼女の影響力を示すためなのか。民生部門への指導での同行はしばしば報道されたが、軍事訓練への同行は初めてである。

    「録画報道」で1枚目に紹介される写真。少し離れて平服で軍事訓練を見る金ヨジョン(金正恩の肩の右、白いマフラーの女性)。例によって、金正恩の腕や肩に近い部分に写っている。
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    Source: KCTV, 2014/12/30放送

    『労働新聞』の同記事が伝える同行者と順序は以下のとおり。「崔龍海(党中央委員会常務委員)、黄炳瑞(人民軍総政治局長)、玄永哲(人民武力部長)、金英哲(人民軍総偵察総局長)、吳金哲(人民軍総参謀部副参謀長)、金ミョンシク(海軍司令部司令官)、崔ヨンホ(航空及び反航空軍司令官、2014年12月から)、金ヨンブク(不明)、呉日正(党中央委員会副部長、呉振宇の息子)、ハン・クァンサン(党財政経理部部長)、李炳鐵(航空及び反航空軍司令官2012年5月から2014年12月まで、国防委員会委員)、金ヨジョン」となっている(肩書き等は、韓国統一部資料による)。

    『労働新聞』、「조선인민군 최고사령관 김정은동지께서 조선인민군 제851군부대관하 녀성방사포병구분대들의 포사격훈련을 지도하시였다」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2014-12-30-0001&chAction=L

    金ヨジョンが写った写真が紹介された後には、崔龍海など党関係者が写った写真が紹介される。その後、紹介される写真には軍人(軍服着用者)しか写っていない。金ヨジョンが写っている写真で、崔龍海など党関係者はどこに立っているのかを知りたいところである。
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    Source: KCTV, 2014/12/30放送

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    朝鮮解放70周年と朝鮮労働党創建70周年の2015年

    今年(来年?)もどうやら花火大会が開催されるようですね。
    来年2015年はタイトルにありますように様々な行事が予定されていると思われます。さらに金正恩第一書記による遺訓政治ではない独自色の政治が登場するのかにも注目しなければなりません。5月にはロシア訪問の可能性も出ています。最近のニュースで北朝鮮はロシアのクリミア編入を公式に承認する見解を出したそうです。これも金正恩訪露の一種の手続きのようなものでしょうか。
    もし実現すれば、同時に訪問する習近平主席とも会談するのかも気になります。
    朝露関係だけでなく南北、朝米関係も重要なポイントだと思います。映画公開での対立がいつまで続くのか、あとハッキングが北朝鮮ではなく内部犯行の可能性も出ているとか。もしそうだったら北朝鮮はどのような反応を見せるのかなどが気になりますね。
    南北で言いますと解放70周年で合同行事などが行われるかどうかが気になります。
    詳しいことは2015年の金正恩第一書記による新年辞で明らかになるかと思います。
    あと、新年慶祝モランボン楽団公演が行われるのかも注目したいですね。

    2015年が北朝鮮にとっても世界にとっても良い年になりますよう願っております。良いお年を!

    新年

    あけましておめでとうございます
    2015年になりました
    平壌でも花火がなり響いています
    私の近くでも花火が上がっています
    今年が良い年になりますように

    Re: 朝鮮解放70周年と朝鮮労働党創建70周年の2015年

    コメントありがとうございます。「ロシアのクリミア編入を公式承認」は知りませんでした。「中央通信」が流していたのでしょうか。ウクライナ問題でロシアを支持する報道はたくさんしていましたが、崔龍海一行の訪ロの時にロシア側からプッシュされたのかもしれませんね。訪ロの交換条件だったのかは分かりませんが、ロシア大統領報道官が公式メディアで確認したにもかかわらず、北朝鮮側から一切報道がないのは、前向きではあれ、まだ訪ロを決めかねているのではないかと思います。欧米から来なければ行くという判断なのか、欧米から来れば行かないという判断なのか、興味深いところですね。

    南北関係の予測は、「新年の辞」の「首脳会談可能」発言もあり見事に的中しましたね。

    > 今年(来年?)もどうやら花火大会が開催されるようですね。
    > 来年2015年はタイトルにありますように様々な行事が予定されていると思われます。さらに金正恩第一書記による遺訓政治ではない独自色の政治が登場するのかにも注目しなければなりません。5月にはロシア訪問の可能性も出ています。最近のニュースで北朝鮮はロシアのクリミア編入を公式に承認する見解を出したそうです。これも金正恩訪露の一種の手続きのようなものでしょうか。
    > もし実現すれば、同時に訪問する習近平主席とも会談するのかも気になります。
    > 朝露関係だけでなく南北、朝米関係も重要なポイントだと思います。映画公開での対立がいつまで続くのか、あとハッキングが北朝鮮ではなく内部犯行の可能性も出ているとか。もしそうだったら北朝鮮はどのような反応を見せるのかなどが気になりますね。
    > 南北で言いますと解放70周年で合同行事などが行われるかどうかが気になります。
    > 詳しいことは2015年の金正恩第一書記による新年辞で明らかになるかと思います。
    > あと、新年慶祝モランボン楽団公演が行われるのかも注目したいですね。
    >
    > 2015年が北朝鮮にとっても世界にとっても良い年になりますよう願っております。良いお年を!
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「크는 아바이(成長するオッサン)」

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    2021年1月11日から「総秘書同志」
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.


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