「モスクワが金正恩を戦勝70周年記念日に招待-クレムリンスポークスマン」:金正恩は出席するのか、そして欧米日の指導者は? (2014年12月19日 「TASS通信」)
少し前から話が出ていたにもかかわらず、きちんと確認するのが遅れていたロシアによる金正恩招待説であるが、「TASS通信」で確認できた。
TASS, Moscow invites Kim Jong-un to attend 70th Victory Day anniversary — Kremlin spokesman, http://itar-tass.com/en/russia/768080
同通信が12月19日に配信した記事によると、ロシア大統領府のスポークスマンが「(戦勝70周年記念行事参席の)招待状が送られたことは事実だ」と確認したという。ロシアは2015年5月9日に戦勝70周年記念行事を行うが、「60周年行事には、米国、日本、フランス、ドイツ、中国の指導者が出席した」という。ウクライナ状勢が2015年5月までに大きく動くことはないと思うので、西側の米国と欧州の指導者が式典に出席するかどうかは不透明である。日本は、ウクライナで欧米と足並みを揃えるのか、北方領土で独自の判断をするのかは分からないが、中国だけの出席であったとしても、金正恩が中ロ首脳と握手するのは意味がある。そこに、欧米日の指導者が一人でもいれば大変おもしろい状況になるのだが、どうなるのであろうか。北朝鮮は、この招待について今のところ報じていない。
TASS, Moscow invites Kim Jong-un to attend 70th Victory Day anniversary — Kremlin spokesman, http://itar-tass.com/en/russia/768080
同通信が12月19日に配信した記事によると、ロシア大統領府のスポークスマンが「(戦勝70周年記念行事参席の)招待状が送られたことは事実だ」と確認したという。ロシアは2015年5月9日に戦勝70周年記念行事を行うが、「60周年行事には、米国、日本、フランス、ドイツ、中国の指導者が出席した」という。ウクライナ状勢が2015年5月までに大きく動くことはないと思うので、西側の米国と欧州の指導者が式典に出席するかどうかは不透明である。日本は、ウクライナで欧米と足並みを揃えるのか、北方領土で独自の判断をするのかは分からないが、中国だけの出席であったとしても、金正恩が中ロ首脳と握手するのは意味がある。そこに、欧米日の指導者が一人でもいれば大変おもしろい状況になるのだが、どうなるのであろうか。北朝鮮は、この招待について今のところ報じていない。