「米朝高官級会談、全ての核開発中断で合意」(2012年2月25日「朝鮮日報日本語版」)
こんな記事が出た。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120225-00000406-chosun-kr
記事の中で、「北朝鮮はウラン濃縮プログラム(UEP)を含む全ての核開発の中断と、国際原子力機関(IAEA)の査察を受け入れ、これに対し米国は、北朝鮮の乳幼児向けに24万トンの「栄養支援」を行うという点について、大枠で合意したことが分かった。」としているが、本当であれば、確実な進展であるのと同時に金正恩体制の方向性も見えてきた。
特に、「IAEAの査察を受け入れた」ことと「栄養支援」を北朝鮮が主張してきた「30万トン」ではなく「24万トン」のまま受け入れたとすれば、これは北朝鮮にとって譲歩である。
ただ、この情報のソースについては書かれていないので、よく分からない。デービスさんは、もう韓国にいるのだろうか。そうだとすれば、韓国政府への説明の中でこう伝えられたのであろうか。
<追記:2012/02/26 22:14>
米朝協議の結果についての詳細はなかなか伝わってこない。デービスさんは韓日で外交関係者に対して説明を行ったとされるが、記者会見では詳細は述べられていないようである。語るほどのことが決まらなかったのか、今公開せぬ方が得策と考えているのかは分からない。そんな中、注目される「読売新聞」の記事がで出た。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120226-00000521-yom-int
米朝協議の「ボールは双方にある」と述べたとのことだが、今回の協議では双方からの提案がなされ、本国に持ち帰っての協議ということになったのであろう。ただ、双方が出した提案は「即時合意」には至らないにせよ、「絶対に受け入れられない」というレベルのものではなかったのかとこの発言からはうかがわれる。
米国は北朝鮮に対して、再び韓国との関係改善を米国との関係改善の前提条件にしているが、前にも書いたように、早くても韓国総選挙の結果が出るまで、遅ければ大統領選挙の結果が出るまでは動きはないであろう。
「朝鮮中央通信」は北朝鮮側代表が米朝協議に向かった事実は伝えているが、帰国に際しても何かコメントを出すのだろうか。今のところは帰国の報道も出ていない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120225-00000406-chosun-kr
記事の中で、「北朝鮮はウラン濃縮プログラム(UEP)を含む全ての核開発の中断と、国際原子力機関(IAEA)の査察を受け入れ、これに対し米国は、北朝鮮の乳幼児向けに24万トンの「栄養支援」を行うという点について、大枠で合意したことが分かった。」としているが、本当であれば、確実な進展であるのと同時に金正恩体制の方向性も見えてきた。
特に、「IAEAの査察を受け入れた」ことと「栄養支援」を北朝鮮が主張してきた「30万トン」ではなく「24万トン」のまま受け入れたとすれば、これは北朝鮮にとって譲歩である。
ただ、この情報のソースについては書かれていないので、よく分からない。デービスさんは、もう韓国にいるのだろうか。そうだとすれば、韓国政府への説明の中でこう伝えられたのであろうか。
<追記:2012/02/26 22:14>
米朝協議の結果についての詳細はなかなか伝わってこない。デービスさんは韓日で外交関係者に対して説明を行ったとされるが、記者会見では詳細は述べられていないようである。語るほどのことが決まらなかったのか、今公開せぬ方が得策と考えているのかは分からない。そんな中、注目される「読売新聞」の記事がで出た。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120226-00000521-yom-int
米朝協議の「ボールは双方にある」と述べたとのことだが、今回の協議では双方からの提案がなされ、本国に持ち帰っての協議ということになったのであろう。ただ、双方が出した提案は「即時合意」には至らないにせよ、「絶対に受け入れられない」というレベルのものではなかったのかとこの発言からはうかがわれる。
米国は北朝鮮に対して、再び韓国との関係改善を米国との関係改善の前提条件にしているが、前にも書いたように、早くても韓国総選挙の結果が出るまで、遅ければ大統領選挙の結果が出るまでは動きはないであろう。
「朝鮮中央通信」は北朝鮮側代表が米朝協議に向かった事実は伝えているが、帰国に際しても何かコメントを出すのだろうか。今のところは帰国の報道も出ていない。