「朝鮮の歴史学者たち李明博一味を現代版『乙巳五賊』と烙印」(2012年2月24日「朝鮮中央通信」)
「朝鮮中央通信」が動画で配信している。
何のことだかよく分からなかったのだが、話は2008年に遡る。要約すれば、当時の日本首相の福田さんが李明博さんに対して「教科書に竹島は日本の領土である」と通告した際に、李明博さんが「今は難しいので、待ってくれ」と応じたと「読売新聞」が報じたことに端を発している。
その後、青瓦台はこの発言を否定したが、事実そのような発言があったということがWikileaksで暴露されたということだ。詳細は、「ハンギョレ・ニュース」
http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/519833.html
これに北朝鮮がかみついて、第二次日韓協約に賛成した5人の官僚「乙巳五賊」に李明博さんをなぞらえている。
ついでに書いておくが、韓国側が北朝鮮に提案した「離散家族」問題についての話し合いについても、第三国にいる北朝鮮人を誘惑・拉致することで、新たな「離散家族」を作っておきながら何事だと非難している。「第三国」との表現であるが、今、中国で拘束されている「脱北者」30人の扱いについて、韓国が中国に抗議し、さらには国際人権委員会にまで持ち出そうとしていることへの対抗措置であろう。
北朝鮮は、短くて4月の総選挙まで、長ければ大統領選挙まで李明博政権と和解をするつもりはないようだ。
<追記:2012/02/25 9:42>
今日の「労働新聞」でも「祖国統一民主鬚髯線中央委員会書記局スポークスマン回答」として、「朝鮮中央通信」記者の質問に答える形で李明博さんを非難している。
http://www.rodong.rep.kp/InterKo/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2012-02-25-0033
しかし、福田さんは洞爺湖サミットのホスト国の首相として、李明博さんに直接そのようなことを言ったとすれば、外交的センスに欠けている。盧武鉉さんと比べて日韓関係を重視する李明博さんだと思い、気が緩んだのであろうか。そのそも、この種の会話は外交官同士でやるべき話であって、サミットのような場で首脳同士がやるべき話ではない。それが、相手、この場合は李明博さんをどれだけ韓国で窮地に陥れるのか分からなかったのだろうか。竹島(独島)の領有権は主張していけばよい。ただ、TPOをわきまえてしないと、負の遺産を残すことになる。
何のことだかよく分からなかったのだが、話は2008年に遡る。要約すれば、当時の日本首相の福田さんが李明博さんに対して「教科書に竹島は日本の領土である」と通告した際に、李明博さんが「今は難しいので、待ってくれ」と応じたと「読売新聞」が報じたことに端を発している。
その後、青瓦台はこの発言を否定したが、事実そのような発言があったということがWikileaksで暴露されたということだ。詳細は、「ハンギョレ・ニュース」
http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/519833.html
これに北朝鮮がかみついて、第二次日韓協約に賛成した5人の官僚「乙巳五賊」に李明博さんをなぞらえている。
ついでに書いておくが、韓国側が北朝鮮に提案した「離散家族」問題についての話し合いについても、第三国にいる北朝鮮人を誘惑・拉致することで、新たな「離散家族」を作っておきながら何事だと非難している。「第三国」との表現であるが、今、中国で拘束されている「脱北者」30人の扱いについて、韓国が中国に抗議し、さらには国際人権委員会にまで持ち出そうとしていることへの対抗措置であろう。
北朝鮮は、短くて4月の総選挙まで、長ければ大統領選挙まで李明博政権と和解をするつもりはないようだ。
<追記:2012/02/25 9:42>
今日の「労働新聞」でも「祖国統一民主鬚髯線中央委員会書記局スポークスマン回答」として、「朝鮮中央通信」記者の質問に答える形で李明博さんを非難している。
http://www.rodong.rep.kp/InterKo/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2012-02-25-0033
しかし、福田さんは洞爺湖サミットのホスト国の首相として、李明博さんに直接そのようなことを言ったとすれば、外交的センスに欠けている。盧武鉉さんと比べて日韓関係を重視する李明博さんだと思い、気が緩んだのであろうか。そのそも、この種の会話は外交官同士でやるべき話であって、サミットのような場で首脳同士がやるべき話ではない。それが、相手、この場合は李明博さんをどれだけ韓国で窮地に陥れるのか分からなかったのだろうか。竹島(独島)の領有権は主張していけばよい。ただ、TPOをわきまえてしないと、負の遺産を残すことになる。