「<世界名作童話集 第60巻>恩を返した鶴」:日本の民話「鶴の恩返し」を紹介 (2014年1月30日 「朝鮮中央TV」)
「朝鮮中央TV」を飛ばしてみていたら、何だか着物を着た絵が出ているではないか。しかも、毎度おなじみの「日帝」ではなく、もっと古い時代の日本人だった。よく見たら、子供向け番組「世界童話集」の中で紹介された「鶴の恩返し」だった。日本のオリジナルストーリーをきちんと確認はしていないが、大筋では日本で語られているストーリーと変わらない。この番組はシリーズで、色々な国の童話を紹介しているが、以前見た「イソップ童話」では番組の最後でイソップ童話について簡単な紹介をしていたが、「鶴の恩返し」では日本の民話であるという紹介はなかった。この「世界童話集」は金正恩がチャンジョン通りのアパートに入居した家庭に「恩情溢れる」お土産として持って行ったものでもある。絵は日本の本かアニメをコピーしたものなのかもしれないが、日本の絵本として売れるぐらいによく描けている。
「世界名作童話集 第60巻」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「恩を返した鶴」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「遠い昔、ある山の中の小さな家に貧乏な若者が住んでいました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「寒いある冬の日、若者が白い雪深い道を歩いて行くと、どこからかバタバタする音が聞こえてきました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「そして、音がする所の近くに行くと美しい鶴がいました。鶴は罠にかかり苦しそうにもがいていました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「若者はそれを見て可愛そうに思い、罠からはずしてやり、『もう二度と罠にかかるなよ』といいました。鶴はとても喜び空に飛び立ち、若者の上をグルグル回って遠くの空に消えてしまいました。若者はずっと鶴が消えた遠くの空を眺めていました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「数日後、若者の家に美しい娘が尋ねてきました。『私を嫁にして下さい』と娘が言うと、若者は驚きました。『何を言っているんだい。僕ははとても貧乏で、そんなことはできない』」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「すると娘はこう言いました。『あなたが私を嫁にして下さるなら、いくら貧乏でも我慢して生きていきます』そしてこの若者は、その娘を嫁にしました。嫁は一生懸命働きました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「朝、若者が目を覚ますと、囲炉裏で火がパチパチと燃え、暖かい朝食も準備されていました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「『こんな貧乏者の若者の家に嫁が来るなんて、本当に夢のようだなぁ』若者は本当に幸せでした」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「ある日、嫁は夫に『今から私が機を織るので、許して下さい。そして、私が機を織っている間は、絶対にこの扉を開けないで下さい』と頼み、扉を閉めてしまいました。カッタン、コットンと機を織る音が昼も夜もずっと聞こえました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「数日過ぎて現れた嫁は、とても疲れた様子でした。若者は『お前、無理しすぎているんじゃないのか』と嫁を心配しました。しかし嫁は美しい絹の織物を見せながらこう言いました。「この絹の織物を通り(ママ)に持って行って売って下さい。間違いなく高い値段で売れるはずです』」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「若者は絹織物の美しさに驚き、通り(ママ)に持って行きました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「若者が通り(ママ)で絹織物を広げていると、領主が通りかかりそれを見てこう言いました。『これは、本当にまれに見る立派な絹織物だ。こんな絹織物は初めて見る』」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「そして、領主は若者に多くの金を与えながら、『このような織物をもっと持ってこい。こんな織物ならいくらでも買ってやる』と言いました。若者はとても嬉しくて、たまりませんでした」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「そしてたくさんの食べ物を買って、嫁が待つ家に帰りました。若者は家に帰ると直ぐに通りでの出来事の話をしました。『領主様がとても満足し、絹織物をもっと持ってこいと言ったんだ。だから、もう一反織ってくれ』嫁はどうすることもできず、再び扉を閉めて機を織り始めました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「カッタン、コットンという機を織る音が止むことなくしていました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「何日かが過ぎ、やっと扉が開きました。嫁がとてもやつれたのですが、若者はそのことに全く気付きませんでした。若者は嫁から絹織物を受け取ると、『領主様に直ぐに持って行かなければ』と言って、さっさと出て行ってしまいました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「領主は若者が持って来た織物を見て、大変満足しました。『実に立派な織物だなぁ。もっと持ってこい。金はいくらでもくれてやる』と言い、前よりももっと多くの金をくれました。若者は嬉しくてたまりませんでした」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「若者は『必ずまた持って来ます』と言い、急いで家に帰りました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「若者は嫁に頭を下げながら『おいお前、あと一回だけ、機を織ってくれ』嫁はとてもやつれて歩くのも辛そうだったのですが、しばらく考えた後で「それなら、あと一回だけ織りましょう。しかし私が機を織っている間は絶対にこの扉を開けないで下さい』」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「カッタン、コットン、機を織る音が之までとは異なり、弱々しく聞こえました。その音を聞いて若者は、嫁が土嚢に機を織っているのか見たくて我慢出来なくなりました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「そして、そっと扉を開いて覗いてみました。その瞬間、若者はとても驚きました。なんと、機を織っていたのは一匹の鶴だったのです。鶴は自分の羽を抜きながら機に挟み込んでいました。此の様子を見てとても驚いた若者が口を開けずにいると、嫁が現れて頭を下げながらこう言いました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「『私は、いつか罠にかかってあなたに助けてもらった鶴です。私は恩を返すためにこのような姿をしていました。それなのに、今日、あなたがこんな姿を見てしまったので、もうこれ以上一緒にいることが出来なくなりました。どうか幸せに暮らして下さい』」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「嫁は突然鶴の姿に変わり、空高く飛んでいきました。『俺が悪かった。金なんかいらない。お願いだから戻ってきてくれ』若者が懇願しましたが、鶴は飛び立ち若者の頭の上をぐるっと回り、一度『キー』と鳴いて、遠い空に飛んで行ってしまい、見えなくなってしまいました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「『恩を返した鶴』の主人公は、罠にかかった鶴を助けてやった心の優しい若者でした。その後、美しい娘と暮らすようになり、貧乏な暮らしでしたが、幸せな日々でした。しかし、金を手にしてからは、心が変わってしまいました。もっと多くの金があれば、もっと幸せになれると考え、とうとう嫁との約束を破ってしまいました。嫁が去ってはじめて、若者が本当の幸せは金ではないということに気付いたという話です」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「朗読、朴ウンハ」

Source: KCTV, 2014/1/30放送

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「世界名作童話集 第60巻」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「恩を返した鶴」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「遠い昔、ある山の中の小さな家に貧乏な若者が住んでいました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「寒いある冬の日、若者が白い雪深い道を歩いて行くと、どこからかバタバタする音が聞こえてきました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「そして、音がする所の近くに行くと美しい鶴がいました。鶴は罠にかかり苦しそうにもがいていました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「若者はそれを見て可愛そうに思い、罠からはずしてやり、『もう二度と罠にかかるなよ』といいました。鶴はとても喜び空に飛び立ち、若者の上をグルグル回って遠くの空に消えてしまいました。若者はずっと鶴が消えた遠くの空を眺めていました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「数日後、若者の家に美しい娘が尋ねてきました。『私を嫁にして下さい』と娘が言うと、若者は驚きました。『何を言っているんだい。僕ははとても貧乏で、そんなことはできない』」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「すると娘はこう言いました。『あなたが私を嫁にして下さるなら、いくら貧乏でも我慢して生きていきます』そしてこの若者は、その娘を嫁にしました。嫁は一生懸命働きました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「朝、若者が目を覚ますと、囲炉裏で火がパチパチと燃え、暖かい朝食も準備されていました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「『こんな貧乏者の若者の家に嫁が来るなんて、本当に夢のようだなぁ』若者は本当に幸せでした」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「ある日、嫁は夫に『今から私が機を織るので、許して下さい。そして、私が機を織っている間は、絶対にこの扉を開けないで下さい』と頼み、扉を閉めてしまいました。カッタン、コットンと機を織る音が昼も夜もずっと聞こえました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「数日過ぎて現れた嫁は、とても疲れた様子でした。若者は『お前、無理しすぎているんじゃないのか』と嫁を心配しました。しかし嫁は美しい絹の織物を見せながらこう言いました。「この絹の織物を通り(ママ)に持って行って売って下さい。間違いなく高い値段で売れるはずです』」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「若者は絹織物の美しさに驚き、通り(ママ)に持って行きました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「若者が通り(ママ)で絹織物を広げていると、領主が通りかかりそれを見てこう言いました。『これは、本当にまれに見る立派な絹織物だ。こんな絹織物は初めて見る』」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「そして、領主は若者に多くの金を与えながら、『このような織物をもっと持ってこい。こんな織物ならいくらでも買ってやる』と言いました。若者はとても嬉しくて、たまりませんでした」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「そしてたくさんの食べ物を買って、嫁が待つ家に帰りました。若者は家に帰ると直ぐに通りでの出来事の話をしました。『領主様がとても満足し、絹織物をもっと持ってこいと言ったんだ。だから、もう一反織ってくれ』嫁はどうすることもできず、再び扉を閉めて機を織り始めました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「カッタン、コットンという機を織る音が止むことなくしていました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「何日かが過ぎ、やっと扉が開きました。嫁がとてもやつれたのですが、若者はそのことに全く気付きませんでした。若者は嫁から絹織物を受け取ると、『領主様に直ぐに持って行かなければ』と言って、さっさと出て行ってしまいました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「領主は若者が持って来た織物を見て、大変満足しました。『実に立派な織物だなぁ。もっと持ってこい。金はいくらでもくれてやる』と言い、前よりももっと多くの金をくれました。若者は嬉しくてたまりませんでした」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「若者は『必ずまた持って来ます』と言い、急いで家に帰りました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「若者は嫁に頭を下げながら『おいお前、あと一回だけ、機を織ってくれ』嫁はとてもやつれて歩くのも辛そうだったのですが、しばらく考えた後で「それなら、あと一回だけ織りましょう。しかし私が機を織っている間は絶対にこの扉を開けないで下さい』」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「カッタン、コットン、機を織る音が之までとは異なり、弱々しく聞こえました。その音を聞いて若者は、嫁が土嚢に機を織っているのか見たくて我慢出来なくなりました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「そして、そっと扉を開いて覗いてみました。その瞬間、若者はとても驚きました。なんと、機を織っていたのは一匹の鶴だったのです。鶴は自分の羽を抜きながら機に挟み込んでいました。此の様子を見てとても驚いた若者が口を開けずにいると、嫁が現れて頭を下げながらこう言いました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「『私は、いつか罠にかかってあなたに助けてもらった鶴です。私は恩を返すためにこのような姿をしていました。それなのに、今日、あなたがこんな姿を見てしまったので、もうこれ以上一緒にいることが出来なくなりました。どうか幸せに暮らして下さい』」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「嫁は突然鶴の姿に変わり、空高く飛んでいきました。『俺が悪かった。金なんかいらない。お願いだから戻ってきてくれ』若者が懇願しましたが、鶴は飛び立ち若者の頭の上をぐるっと回り、一度『キー』と鳴いて、遠い空に飛んで行ってしまい、見えなくなってしまいました」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「『恩を返した鶴』の主人公は、罠にかかった鶴を助けてやった心の優しい若者でした。その後、美しい娘と暮らすようになり、貧乏な暮らしでしたが、幸せな日々でした。しかし、金を手にしてからは、心が変わってしまいました。もっと多くの金があれば、もっと幸せになれると考え、とうとう嫁との約束を破ってしまいました。嫁が去ってはじめて、若者が本当の幸せは金ではないということに気付いたという話です」

Source: KCTV, 2014/1/30放送
「朗読、朴ウンハ」

Source: KCTV, 2014/1/30放送

Source: KCTV, 2014/1/30放送