「駐朝外交及び国際機構代表、武官団が家族と共に馬息嶺スキー場を参観し、楽しい休日の一時を過ごした」:外国人のコメント、スキーツアー紹介 (2014年1月16日 「朝鮮中央通信」)
「朝鮮中央通信」が、北朝鮮に駐在する外国公館や国際機構の関係者らが「馬息嶺スキー場」を訪れたと16日報じた。別記事にした猪木議員の訪問がこのタイミングで行われたのかは分からないが、近い時期である。
同記事を読むと、同スキー場には、スキー用スロープだけではなく、ソリ用スロープが設置されていることが分かる。また、過去記事で大型の電光掲示板には「温度、湿度、気圧、風の状態をはじめとした気候状態」が表示されるという。
猪木議員が同スキー場を訪問したという記事にも書いたとおり、頂上の「デファボン(海抜1360メートル)」には「リフトと雪オートバイ(スノーモービル)に乗って」 登るようだ。今のところ、「デファボン」は展望用施設という位置づけのようで、そこからのスキー滑走は考えられていない模様だ。しかし、猪木議員関連の記事にも書いたとおり、「5000メートルのコース」と言っているので、将来的には「デファボン」からの滑走も念頭に置いているのかもしれない。
記事では、参加者たちが「元帥様」の人民愛、スキー場の素晴らしさ、短期間でスキー場を完成した人民軍軍人の忠誠心を称賛するインタビューが紹介されている。彼らは「馬息嶺ホテル」で「家庭で食べたこともない」ような食べ物を食べ、「踊りを踊り、歌を歌った」とのことである。カラオケコーナーには、どのような歌が準備されているのであろうか。
さて、その「馬息嶺スキー場」に行く国際ツアーがある。行ってみたいことこの上ないが、私には高すぎる(それに、こんなブログを書いているので、ビザも発行されないかもしれない)。< >内は私の感想。
旅行日:2014年2月16日~21日
費用:950ユーロ(食費、交通費、ガイド費、リゾート代)、ただし、馬息嶺リゾート1日券25ユーロ(スキーをやらない場合は、2.5ユーロ)は含まれない
経路:北京集合、北京列車にて丹東経由平壌(北京~平壌の航空便を利用する場合は片道70ユーロ追加)
ツアー内容:
19日午前
・万寿台の丘の銅像参拝(花束贈呈をしたい場合は、小2ユーロ、大4ユーロ)
・平壌地下鉄体験(5駅)<私が訪問した時は、5駅も乗らなかったような記憶があるが・・・>
・戦勝記念館訪問<行ったことがないので、行ってみたい>
・プエブロ号参観<これも実物を見たい>
19日午後
・朝鮮の鍋料理の昼食<シンソルロのことだろうか>
・馬息嶺ホテルまで3時間の旅<平壌から車で3時間で行けるということのようだ>
・スキー・リゾートのツアー
・ディナー
20日午前
・スキーを楽しむ(デファボン観光を含む)
・馬息嶺ホテルで昼食
20日午後
・平壌に戻る
・羊角島ホテルにチェックイン
・新しい朝鮮国際旅行社のレストランで夕食
・楽園ビール:0.5ユーロで生ビール<これだけは安い!>
・ホテル泊
21日午前
・開城観光と板門店視察
・高麗博物館:北朝鮮の切手やポスターが買える
21日午後
・開城の統一食堂で昼食(5ユーロ追加でポシンタン)
・恭愍王の墓
・沙里院市観光(民族村など)
・地元の茶屋でマッコリが飲める
・ホテルに戻り羊肉の焼き肉(歌や踊りを見ながら)。
・大同外交クラブ:カラオケ、ビリヤード、平壌駐在の外国人と会うチャンス
22日、北京へ
こんなことを書いていたら、行きたくなってきた。
このツアーを実施している海外の観光会社のurlを紹介しようと思ったが、日本では「渡航自粛」が求められており、さらに参加した場合に発生する不測の事態に対する責任も取れないので、必要であれば自力で検索していただきたい。
<追記>
外交団が同スキー場を訪れた様子を18日夜の「22時報道」でかなりの時間を割いて伝えていた。インタビューも組み込まれており興味深い内容であった。これについては、追って書くことにする。施設として見られたのは、ベルトコンベヤのようなものでスロープをあがる設備である。日本では、子供ゲレンデに設置されていることが多いが、名称は思い出せない。北朝鮮では、子供ゲレンデということではないようだ。また、カラオケコーナーも映し出され、よくは確認できていないが、英語曲を歌っている外国人が見られた。
同記事を読むと、同スキー場には、スキー用スロープだけではなく、ソリ用スロープが設置されていることが分かる。また、過去記事で大型の電光掲示板には「温度、湿度、気圧、風の状態をはじめとした気候状態」が表示されるという。
猪木議員が同スキー場を訪問したという記事にも書いたとおり、頂上の「デファボン(海抜1360メートル)」には「リフトと雪オートバイ(スノーモービル)に乗って」 登るようだ。今のところ、「デファボン」は展望用施設という位置づけのようで、そこからのスキー滑走は考えられていない模様だ。しかし、猪木議員関連の記事にも書いたとおり、「5000メートルのコース」と言っているので、将来的には「デファボン」からの滑走も念頭に置いているのかもしれない。
記事では、参加者たちが「元帥様」の人民愛、スキー場の素晴らしさ、短期間でスキー場を完成した人民軍軍人の忠誠心を称賛するインタビューが紹介されている。彼らは「馬息嶺ホテル」で「家庭で食べたこともない」ような食べ物を食べ、「踊りを踊り、歌を歌った」とのことである。カラオケコーナーには、どのような歌が準備されているのであろうか。
さて、その「馬息嶺スキー場」に行く国際ツアーがある。行ってみたいことこの上ないが、私には高すぎる(それに、こんなブログを書いているので、ビザも発行されないかもしれない)。< >内は私の感想。
旅行日:2014年2月16日~21日
費用:950ユーロ(食費、交通費、ガイド費、リゾート代)、ただし、馬息嶺リゾート1日券25ユーロ(スキーをやらない場合は、2.5ユーロ)は含まれない
経路:北京集合、北京列車にて丹東経由平壌(北京~平壌の航空便を利用する場合は片道70ユーロ追加)
ツアー内容:
19日午前
・万寿台の丘の銅像参拝(花束贈呈をしたい場合は、小2ユーロ、大4ユーロ)
・平壌地下鉄体験(5駅)<私が訪問した時は、5駅も乗らなかったような記憶があるが・・・>
・戦勝記念館訪問<行ったことがないので、行ってみたい>
・プエブロ号参観<これも実物を見たい>
19日午後
・朝鮮の鍋料理の昼食<シンソルロのことだろうか>
・馬息嶺ホテルまで3時間の旅<平壌から車で3時間で行けるということのようだ>
・スキー・リゾートのツアー
・ディナー
20日午前
・スキーを楽しむ(デファボン観光を含む)
・馬息嶺ホテルで昼食
20日午後
・平壌に戻る
・羊角島ホテルにチェックイン
・新しい朝鮮国際旅行社のレストランで夕食
・楽園ビール:0.5ユーロで生ビール<これだけは安い!>
・ホテル泊
21日午前
・開城観光と板門店視察
・高麗博物館:北朝鮮の切手やポスターが買える
21日午後
・開城の統一食堂で昼食(5ユーロ追加でポシンタン)
・恭愍王の墓
・沙里院市観光(民族村など)
・地元の茶屋でマッコリが飲める
・ホテルに戻り羊肉の焼き肉(歌や踊りを見ながら)。
・大同外交クラブ:カラオケ、ビリヤード、平壌駐在の外国人と会うチャンス
22日、北京へ
こんなことを書いていたら、行きたくなってきた。
このツアーを実施している海外の観光会社のurlを紹介しようと思ったが、日本では「渡航自粛」が求められており、さらに参加した場合に発生する不測の事態に対する責任も取れないので、必要であれば自力で検索していただきたい。
<追記>
外交団が同スキー場を訪れた様子を18日夜の「22時報道」でかなりの時間を割いて伝えていた。インタビューも組み込まれており興味深い内容であった。これについては、追って書くことにする。施設として見られたのは、ベルトコンベヤのようなものでスロープをあがる設備である。日本では、子供ゲレンデに設置されていることが多いが、名称は思い出せない。北朝鮮では、子供ゲレンデということではないようだ。また、カラオケコーナーも映し出され、よくは確認できていないが、英語曲を歌っている外国人が見られた。