「人民の幸福と喜びが限りなく溢れる大同江岸の新たな姿、最上の水準で立派に建てられたムンス水遊び場の竣工式開催」 (2013年10月16日 「朝鮮中央TV」)
金正恩さんが度々現地指導した「ムンス・ウォーターパーク」が完成した。労働党創党記念日(10月10日)よりも1週間ほど遅れたが、それでも最後に金さんが現地指導したときの様子からすれば、「馬息嶺速度で奇跡が創造された」といってもよい。
労働党創建記念日に合わせた「記念碑的建造物」は、過去記事でも予想したとおり「ミリン乗馬クラブ」を除き、全て完成した。記憶が正しければ、「馬息嶺スキー場」も当初はこの日までの完成を目指していたのかも知れないが、はっきりと覚えていない。完成したのは、この「ムンス・ウォーターパーク」、「柳京口腔病院」、「玉柳児童病院」である。(この部分は、番組が放送された翌日、10月17日に書いている。「ミリン乗馬クラブ」は、昨日(10月25日)に竣工式が行われた。その様子については、別記事に書くことにする)
『労働新聞』、「인민의 행복과 기쁨이 한껏 넘쳐나는 대동강반의 새 모습 최상의 수준에서 희한하게 꾸려진 문수물놀이장 준공식 진행」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2013-10-16-0003&chAction=S
『労働新聞』、「어머니당의 뜨거운 사랑속에 궁궐같이 일떠선 옥류아동병원 개원식 진행」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2013-10-14-0005&chAction=S
『労働新聞』、「류경구강병원 개원식 진행」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2013-10-14-0004&chAction=S
2つの病院の竣工式も「朝鮮中央TV」は動画配信しているが、確かにきれいな病院だし、医学無知な私が見れば「最新式」の医療設備が整っているように見える。口腔外科だろうが小児科だろうが、病院が増えることは朝鮮人民にとっては、凱旋門や主体塔よりも直接的に役立つことは間違いない。
「玉柳児童病院」の建設現場を金正恩さんが現地指導したことを伝える10月5日付けの「朝鮮中央通信」の報道「金正恩元帥様が完工を目前にした児童病院建設場を視察された」と共に配信された写真の中に偽造された物があるという韓国の新聞の記事が出た。
『朝鮮日報日本語版』、「北の戦勝節パレード、貨物機にペンキ塗り軍用機に偽装」、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131017-00001087-chosun-kr
上の記事は、民間機を軍用機に偽装して軍事パレードに参加させたというタイトルだが、同病院現地指導の写真についても書かれている。軍用機の偽装についてはさておき、児童病院の写真の偽造など単なる技術的な話だと思う。仮に合成写真であったとしても、児童病院の外見が良く分かる場所での写真を撮り忘れたのか、撮ったがが上手く写っていなかったのか、それとも何かまずい物が写り込んでしまったのか、その程度の話であろう。過去にも金さんが「浮いているように見える」写真はあったが、私は単に複数のフラッシュや動画撮影用の照明が同時に照射された結果ではないかと思っていた。
さて、タイトルのムンス・ウォーターパークであるが、その規模はかなり大きい。朝鮮語を直訳すると「水遊び場」なので、「ウォーターパーク」と私は書いているし、「朝鮮中央通信」の英語記事でも「Water Park」となっている。しかし、同通信の日本語訳は「紋繍遊泳場」となっており、なんともセンスの悪い日本語訳である。
しかし、タイトルの番組で見るウォーターパークは、「水遊び場」というようりも敷地面積10万9000平米のスポーツ・コンプレックス(総合スポーツ施設)と言った方が良い。では、以下でその様子を紹介していく。
ムンス・ウォーターパークの中央ホールには、例によって金正日「天然色石膏立像」が飾られている。ビーチに立つ将軍様であるが、何とも背景と不釣り合いな気がしてならない。それは、彼がビーチでも「野戦服」を着ているからなのであろうが、「野戦服」がトレードマークであるにせよ、もう少し何とかならなかったのだろうか。金正恩さんも現地指導でこの石膏像についてはあれこれと指示したと過去の「録画報道」などでは伝えているが、それにしては今一つである。

Source: KCTV,2013/10/16放送
10月5日の「0時過ぎ」の現地指導で、上の場所について指示をする金正恩。

Source: KCTV,2013/10/23放送、「朝鮮記録映画」、「ムンス・ウォーターパークに刻み込まれた人民を愛する新たな伝説」より
室内プール

Source: KCTV,2013/10/16放送
室内プール、「水泳」のための50mプールもある

Source: KCTV,2013/10/16放送
「運動室」(トレーニング・ルーム)、水着のままトレーニング・ルームを使うのが「特色」か。

Source: KCTV,2013/10/16放送
と思いきや、ビリヤード施設では、さすがにそれらしい服装でゲームをしている。

Source: KCTV,2013/10/16放送
過去記事に書いたかもしれないが、このウォーターパークに温水施設があるのかどうかは分からない。『労働新聞』等の記事を組まなく読んではいないが、「朝鮮中央TV」の紹介番組を見る限りでは、この点についての言及はない。しかし、金正恩さんがこのウォーターパークを度々訪れ現地指導した様子を紹介する「記録映画」、「ムンス・ウォーターパークに刻み込まれた人民を愛する新たな伝説」の中では「地熱利用」をしていると言っている。しかし、何に地熱利用をしているのかは分からない。そう思ってみていると、写真に写っている人たちが寒そうな顔をしているようにも見える。竣工式があった日の平壌の最高気温は16~17度であった。

Source: KCTV,2013/10/16放送
「地熱利用」であるが、もしかすると下の写真にあるサウナでの利用かもしれない。過去記事にも書いたが、エネルギー不足の北朝鮮では、「地熱利用」を熱心に研究しているようで、もしかすると我々が想像する以上の応用技術があり、普及が進んでいるのかも知れない。

Source: KCTV,2013/10/16放送
クール・サウナもある。私がサウナ好きではないからかもしれないが、そんな物があるとは知らなかった。調べてみると、日本でもクール・サウナを販売している会社がある(例えば、サンセイ冷熱:http://www.sansei-r.com/product/coolsauna.html)。

Source: KCTV,2013/10/16放送
飲食施設の「奉仕員」。例によって、「共和国旗」カラーを基調にした制服だが、帽子が少しかっこよくなったようだ。

Source: KCTV,2013/10/16放送
ビュッフェ式食堂(「奉仕員」ドンムが立っている様子も紹介されているので、もしかするとビュッフェ式ではないのかもしれないが)。ビュッフェ式食堂は、人件費を削減する目的に導入するものだと私は考えているが、人件費をほとんど考慮する必要がないものの、食糧が不足気味の北朝鮮で導入するというのは、「世界的水準に」ということの一環であるかも知れないが、あまり理にかなっていない。そういえば、夏に釜山に行ったとき、「豚スープご飯(テジクッパプ)」食堂に入ったのだが、人件費削減のためか、ここでもキムチ類はビュッフェ式のセルフサービスになっていた。釜山の食堂には、「食べられる分だけ」と大きな看板が出ていたが、朝鮮人民はどのような取り方をするのだろうか。

Source: KCTV,2013/10/16放送
水着で生ビールというのは豪快で良いが、そこまでやらなくても良いような気がする。暖房のためのエネルギー浪費ではないだろうか。

Source: KCTV,2013/10/16放送
人工波動プール

Source: KCTV,2013/10/16放送
バスケットボールも水着のまま

Source: KCTV,2013/10/16放送
バレーボールも水着のまま、ビーチバレーというのはあるが・・・

Source: KCTV,2013/10/16放送
トランポリンも水着のまま

Source: KCTV,2013/10/16放送
バドミントンも水着のまま

Source: KCTV,2013/10/16放送
ロッククライミングも水着のまま

Source: KCTV,2013/10/16放送
水着のままはやめた方が良いと思うが、それはさておき、上記のように総合スポーツ施設であることはお分かりいただけたと思う。
屋外にもバスケットボール・コートがある。

Source: KCTV,2013/10/16放送
屋外プール全景

Source: KCTV,2013/10/16放送
ウォータースライドは、ボートを使うものもあるようだ。屋内でも寒そうなのに、気温が15度前後の屋外での水泳はさぞかし寒いことであろう。屋内は温水であったとしても、屋外プールの温水化というのは贅沢な資本主義国でもあまりないのではないだろうか。さらに、このウォーターパークで使用する水であるが、浄水処理が非常に気になる。過去の金正恩現地指導に関する「録画報道」の中で「排水溝もきちんと整備して、水質を保証するように」と彼が指示したというようなナレーションがあった気がするが、そうだとしても、これだけの施設の水質を維持するためには莫大な浄水施設が必要だと思う。ただ、上記の金正恩現地指導「記録映画」の中では、「西海の水を導入するパイプ工事」の様子も紹介していたので、プールの水は海水なのかも知れない。「西海」の水は「ルンラ・イルカ館」でも使っているので、ウォーターパークまでのパイプライン設置はそれほど大変ではないはずだ。海水を使うと、施設の維持管理は淡水以上に難しくなってしまうのだが、実際に行ってみないとどうなっているのかは分からない。

Source: KCTV,2013/10/16放送
「西海の海水」のパイプラインを設置する「軍人建設者」

Source: KCTV,2013/10/23放送、「朝鮮記録映画」、「ムンス・ウォーターパークに刻み込まれた人民を愛する新たな伝説」より
労働党創建記念日に合わせた「記念碑的建造物」は、過去記事でも予想したとおり「ミリン乗馬クラブ」を除き、全て完成した。記憶が正しければ、「馬息嶺スキー場」も当初はこの日までの完成を目指していたのかも知れないが、はっきりと覚えていない。完成したのは、この「ムンス・ウォーターパーク」、「柳京口腔病院」、「玉柳児童病院」である。(この部分は、番組が放送された翌日、10月17日に書いている。「ミリン乗馬クラブ」は、昨日(10月25日)に竣工式が行われた。その様子については、別記事に書くことにする)
『労働新聞』、「인민의 행복과 기쁨이 한껏 넘쳐나는 대동강반의 새 모습 최상의 수준에서 희한하게 꾸려진 문수물놀이장 준공식 진행」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2013-10-16-0003&chAction=S
『労働新聞』、「어머니당의 뜨거운 사랑속에 궁궐같이 일떠선 옥류아동병원 개원식 진행」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2013-10-14-0005&chAction=S
『労働新聞』、「류경구강병원 개원식 진행」、http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2013-10-14-0004&chAction=S
2つの病院の竣工式も「朝鮮中央TV」は動画配信しているが、確かにきれいな病院だし、医学無知な私が見れば「最新式」の医療設備が整っているように見える。口腔外科だろうが小児科だろうが、病院が増えることは朝鮮人民にとっては、凱旋門や主体塔よりも直接的に役立つことは間違いない。
「玉柳児童病院」の建設現場を金正恩さんが現地指導したことを伝える10月5日付けの「朝鮮中央通信」の報道「金正恩元帥様が完工を目前にした児童病院建設場を視察された」と共に配信された写真の中に偽造された物があるという韓国の新聞の記事が出た。
『朝鮮日報日本語版』、「北の戦勝節パレード、貨物機にペンキ塗り軍用機に偽装」、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131017-00001087-chosun-kr
上の記事は、民間機を軍用機に偽装して軍事パレードに参加させたというタイトルだが、同病院現地指導の写真についても書かれている。軍用機の偽装についてはさておき、児童病院の写真の偽造など単なる技術的な話だと思う。仮に合成写真であったとしても、児童病院の外見が良く分かる場所での写真を撮り忘れたのか、撮ったがが上手く写っていなかったのか、それとも何かまずい物が写り込んでしまったのか、その程度の話であろう。過去にも金さんが「浮いているように見える」写真はあったが、私は単に複数のフラッシュや動画撮影用の照明が同時に照射された結果ではないかと思っていた。
さて、タイトルのムンス・ウォーターパークであるが、その規模はかなり大きい。朝鮮語を直訳すると「水遊び場」なので、「ウォーターパーク」と私は書いているし、「朝鮮中央通信」の英語記事でも「Water Park」となっている。しかし、同通信の日本語訳は「紋繍遊泳場」となっており、なんともセンスの悪い日本語訳である。
しかし、タイトルの番組で見るウォーターパークは、「水遊び場」というようりも敷地面積10万9000平米のスポーツ・コンプレックス(総合スポーツ施設)と言った方が良い。では、以下でその様子を紹介していく。
ムンス・ウォーターパークの中央ホールには、例によって金正日「天然色石膏立像」が飾られている。ビーチに立つ将軍様であるが、何とも背景と不釣り合いな気がしてならない。それは、彼がビーチでも「野戦服」を着ているからなのであろうが、「野戦服」がトレードマークであるにせよ、もう少し何とかならなかったのだろうか。金正恩さんも現地指導でこの石膏像についてはあれこれと指示したと過去の「録画報道」などでは伝えているが、それにしては今一つである。

Source: KCTV,2013/10/16放送
10月5日の「0時過ぎ」の現地指導で、上の場所について指示をする金正恩。

Source: KCTV,2013/10/23放送、「朝鮮記録映画」、「ムンス・ウォーターパークに刻み込まれた人民を愛する新たな伝説」より
室内プール

Source: KCTV,2013/10/16放送
室内プール、「水泳」のための50mプールもある

Source: KCTV,2013/10/16放送
「運動室」(トレーニング・ルーム)、水着のままトレーニング・ルームを使うのが「特色」か。

Source: KCTV,2013/10/16放送
と思いきや、ビリヤード施設では、さすがにそれらしい服装でゲームをしている。

Source: KCTV,2013/10/16放送
過去記事に書いたかもしれないが、このウォーターパークに温水施設があるのかどうかは分からない。『労働新聞』等の記事を組まなく読んではいないが、「朝鮮中央TV」の紹介番組を見る限りでは、この点についての言及はない。しかし、金正恩さんがこのウォーターパークを度々訪れ現地指導した様子を紹介する「記録映画」、「ムンス・ウォーターパークに刻み込まれた人民を愛する新たな伝説」の中では「地熱利用」をしていると言っている。しかし、何に地熱利用をしているのかは分からない。そう思ってみていると、写真に写っている人たちが寒そうな顔をしているようにも見える。竣工式があった日の平壌の最高気温は16~17度であった。

Source: KCTV,2013/10/16放送
「地熱利用」であるが、もしかすると下の写真にあるサウナでの利用かもしれない。過去記事にも書いたが、エネルギー不足の北朝鮮では、「地熱利用」を熱心に研究しているようで、もしかすると我々が想像する以上の応用技術があり、普及が進んでいるのかも知れない。

Source: KCTV,2013/10/16放送
クール・サウナもある。私がサウナ好きではないからかもしれないが、そんな物があるとは知らなかった。調べてみると、日本でもクール・サウナを販売している会社がある(例えば、サンセイ冷熱:http://www.sansei-r.com/product/coolsauna.html)。

Source: KCTV,2013/10/16放送
飲食施設の「奉仕員」。例によって、「共和国旗」カラーを基調にした制服だが、帽子が少しかっこよくなったようだ。

Source: KCTV,2013/10/16放送
ビュッフェ式食堂(「奉仕員」ドンムが立っている様子も紹介されているので、もしかするとビュッフェ式ではないのかもしれないが)。ビュッフェ式食堂は、人件費を削減する目的に導入するものだと私は考えているが、人件費をほとんど考慮する必要がないものの、食糧が不足気味の北朝鮮で導入するというのは、「世界的水準に」ということの一環であるかも知れないが、あまり理にかなっていない。そういえば、夏に釜山に行ったとき、「豚スープご飯(テジクッパプ)」食堂に入ったのだが、人件費削減のためか、ここでもキムチ類はビュッフェ式のセルフサービスになっていた。釜山の食堂には、「食べられる分だけ」と大きな看板が出ていたが、朝鮮人民はどのような取り方をするのだろうか。

Source: KCTV,2013/10/16放送
水着で生ビールというのは豪快で良いが、そこまでやらなくても良いような気がする。暖房のためのエネルギー浪費ではないだろうか。

Source: KCTV,2013/10/16放送
人工波動プール

Source: KCTV,2013/10/16放送
バスケットボールも水着のまま

Source: KCTV,2013/10/16放送
バレーボールも水着のまま、ビーチバレーというのはあるが・・・

Source: KCTV,2013/10/16放送
トランポリンも水着のまま

Source: KCTV,2013/10/16放送
バドミントンも水着のまま

Source: KCTV,2013/10/16放送
ロッククライミングも水着のまま

Source: KCTV,2013/10/16放送
水着のままはやめた方が良いと思うが、それはさておき、上記のように総合スポーツ施設であることはお分かりいただけたと思う。
屋外にもバスケットボール・コートがある。

Source: KCTV,2013/10/16放送
屋外プール全景

Source: KCTV,2013/10/16放送
ウォータースライドは、ボートを使うものもあるようだ。屋内でも寒そうなのに、気温が15度前後の屋外での水泳はさぞかし寒いことであろう。屋内は温水であったとしても、屋外プールの温水化というのは贅沢な資本主義国でもあまりないのではないだろうか。さらに、このウォーターパークで使用する水であるが、浄水処理が非常に気になる。過去の金正恩現地指導に関する「録画報道」の中で「排水溝もきちんと整備して、水質を保証するように」と彼が指示したというようなナレーションがあった気がするが、そうだとしても、これだけの施設の水質を維持するためには莫大な浄水施設が必要だと思う。ただ、上記の金正恩現地指導「記録映画」の中では、「西海の水を導入するパイプ工事」の様子も紹介していたので、プールの水は海水なのかも知れない。「西海」の水は「ルンラ・イルカ館」でも使っているので、ウォーターパークまでのパイプライン設置はそれほど大変ではないはずだ。海水を使うと、施設の維持管理は淡水以上に難しくなってしまうのだが、実際に行ってみないとどうなっているのかは分からない。

Source: KCTV,2013/10/16放送
「西海の海水」のパイプラインを設置する「軍人建設者」

Source: KCTV,2013/10/23放送、「朝鮮記録映画」、「ムンス・ウォーターパークに刻み込まれた人民を愛する新たな伝説」より