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    「2007年南北頂上会談会議録 全文」:日本語訳出5、盧武鉉意見表明、NLL、開城、6者会談、金正日訪韓催促 (2013年6月25日 「朝鮮日報」)

    <追記:コメントでご指摘いただいた部分を修正しておいた。>

    盧武鉉:とにかく、このような象徴的な行為が成就すればもっとよく・・・そうではなくても、なにか進展させることができる土台を一つ・・・布石を一つ、委員長が(訳注:敬語)この機会に作って下されば、その布石を持って次の段階にさらに進むのではないでしょうか、そのように考えています。

    西海(訳注:黄海)軍事分解線の問題があります。この問題は、委員長と私との関係からもう少し深みのある議論をしなければなりません。我々、南側の軍人たち、追い出したんですよ・・・行ってきてそう言わずに・・・今は違いますが・・・今は、我々もいろいろあります。NLL(訳注:Northern Limit Line:北方限界線)妥協しろ、大統領選挙局面ではなかったのですよ・・・その当時は、大統領選挙局面では・・なく・・・

    NLL問題を議題として出せ・・・出して妥協しなければならないのでは・・・それが国際法的な根拠もなく、論理的根拠もはっきりとしないことなのに・・・しかし現実として強い力を持っています。

    北側の人民としても恐らく自尊心にかかわることで・・南側ではこれを領土と主張する人々がいます。

    この混同ということを解消していきながら、解決しなければならないことなのですが・・・これを解決しようという意志を軍事会談に持ち出すとケンカばかりしますしね・・・いくら説明しても繰り返し他のことばかり言うのです。それ、駄目です、と・・・その次にこのような様々な、委員長が(訳注:敬語)提起された西海共同漁労平和の海・・・私が考えても息が詰まるのですが、これ、南側にそのままさっと解決してしまえばよいのですが・・・

    続けて出せば、軍事的にこれがどうの、安保の危険が生じ・・・このように内部で報告する人々からこうだから・・・この問題は、全く無視することができないことですが、最高位級で、この問題を話すのでなければ、そうしなければ・・・今回、大統領選挙局面でなんだかハンナラ党がそうしなければ、前回、私、軍事会談にこれは扱えと言ったんですよ・・・言ったのですが、今は私が政治的に守勢に追いやられて、その話をすぐに持ち出すのが難しいですが、だから、今、議題はそうです。

    それで、これを解決するためにもう少し賢明な方法がないのだろうか、そこ、言ってみれば、NLLを変えるだの道のということではなく・・・それは、昔、基本合意で今後、協議していくことにして、ここには大きな何か共同の繁栄のための、そんな海利用計画を打ち立てることで、敏感な問題を未来志向的に解決していくことができるのではないのか・・・そんな大きな枠組みの、何か我々が一度知恵を絞ることが必要だと考えています。

    海州のアイディアは、今日、初めて聞きました。鄭夢憲さんがそのような提案をしたということを初めて聞いたのですが・・・海州は軍事的に敏感で、下さらないだろうと聞いたのですが、むしろ私は反対に考えていました。

    開城よりもっと海州が敏感だと聞いたのですが・・・その点は、十分に理解いたしますが、ともかく海州の発想ということは、そんな大きな枠の中に入っていることでして・・・ただの背景説明です。そのようにだけお聞きいただければ結構です・・・だから、共同漁労、こうした問題について、これは少なくとも何か総理級レベルでも話をすることはできるでしょうが・・・決定権を持った委員長と私が一度話をもう少し深くしてみられればよい・・・委員長が今、構想された共同漁労水域をこのように軍事、お互いに撤収し、共同漁労をして、平和水域というお言葉について全く同じ考えを持っているのです・・・ただし、どんとNLLという言葉だけ出ると、蜂の巣を突いたようになるので、問題となるのですが、委員長と私とこの問題を深く議論してみる価値があるのではないのか・・・

    そして、国防会談でもこのような問題について前向きにお話し下さったことについて本当にありがたく考えています。6者会談に関して色々話をするのですが、少し前に報告をあのように詳細にさせて下さり、ありがとうございます。南側で今回行って、核問題についてきちんと話をしてこい・・・注文が多いでしょ・・・そうなのですが、それは、私はできることならば、帰ってそこでやめ・・・・そこでやめることを願う人たちの主張ではないですか・・・

    ところが、多くの国民がまた、それが重要だというのです・・・重要なことです。重要なことなのですが・・・しかし問題は、6者会談で既に解決に向かっており、その枠が根本的な・・・問題解決が可能な枠なので、そこで解決しよう・・・そのようなことを私が継続して主張してきてと・・・言いました。言ったのですが、私の国民を安心させるために核問題はこのように解決していくという水準の、そのような確認を一度して下されば、さらにありがたいです。そうでなければ、戻って私が釈明をたくさんしなければならないでしょう・・・一本筋が通っていれば、帰って、このようにやる・・・そうなるはずです・・・

    経済協力はよいです。委員長が今、その時ではないとお考えならば、そのように私は受け入れます。しかし、でも次にでも何か総理級であっても、何か委任と指示がなければ今後進めることができません。南側も同じです。総理にこのような方向で解決しろと方向を定めてやらなければならないのですよ・・・だから、そのような点において、今日、何か結論を出し、宣言に入れなくても委員長と私との間で経済問題をどうするのか、私たち同士、思い切って絵を、それこそ漠然とした絵をたくさん描きました。

    しかし、南側で考えると、その絵は漠然としたものではなく、本当にこれ可能だというものなのですが・・・今後、我々が一流国家にはろうとするならば、これ、しなければならないことなのですが・・・という考えを持っているので、また、この説明を十分に一度差し上げ、そして我々も委員長の限界が何か問いことをはっきりと持ち帰れば、その下で我々が計画を再び作り、提案差し上げ、としなければならないのではないのか・・・そのようにするのが良いと思います。

    この点は、私も痛切に考えています。南側の人々が開城工団について、それが開放の餌のように、自然に何か開城工団のようにすれば、北側が開放し、改革するだろうとこのように話していることについては、私も申し訳なく思います。これは、まあ、色々考えがありますから、話をするのですが、私はそのような見解に対しては、賛成ではありません。そうではなく、本当の意味で言えば、経済拡散、技術拡散、これ、しなければならないのですが・・・特区について語るのは、共和国全体の法体制を韓国企業が企業活動をできるように変えるというのは、難しすぎます。新義州もよいです。新義州でもそれは、もう・・・良く、羅津、先峰、みな良いです。

    問題は、これがお互いの取引方法、企業運営方法が、違いすぎるので、今、このまま特区でなくては、投資する企業がないということです。我々、今、全体投資の中に92年・・・93年から投資が始まり・・・94年から投資が始まりましたが、ほとんど全て失敗でして・・・成功したのは開城工団、金剛山、2カ所だけです。今、南側の対北投資の80%が全部特区投資でして・・・その件数でも80%程度で、金額でも88%が特区です。

    今、26の試験事業をしていますが、今回、1段階分譲となり、230社が入ってきます。入ってくるのですが、私がそれを一年程度はやめることができたのですが、事実は、私もその決断を1人ですることができず・・・先ほどお話ししたような、そのような理由で少し遅れたことについて本当に残念に思います。このような問題を考慮し、我々が特区について申し上げたのであり、特区についてふざけようという考えでは絶対なく・・・そんな点について一旦そうお話申し上げて・・・

    だから、今、勉強を、これまでの報告書をその人たちから私が受け取っておきました。細々と委員長が(訳注:敬語)、お知りになっておいた方が良い部分があると考え・・・今、企業経営において何が隘路となり難しく・・・このようなことを全ていちいちではなくても、大きな枠において・・・

    金正日:法律的な制度的な制限は、今後、さらにどのようにしても、今後、南朝鮮経済を一任する・・・金を受け取ろうと言っても・・・法律的な、制度的な調整事業が、おそらくなければならないと本人は思っています。

    金養建:はい、そのような問題が提起されます。一定の問題は提起されています。

    盧武鉉:委員長が(訳注:敬語)革命的決断をなさらなければなりません。特区をなさるにしても、特区以外をなさるにしてもです。我々も願うことなのですが、革命的決断をなさらねばなりません。

    開城工団が2000年に合意されたのですよ。企業が入ったのが2004年ではありませんか、今、2007年になり230社が入ってきたのです。これ、大変遅いです。

    南側でも、工団、一つ計画して、始めようとすると、時間がかかります。工団、一つ造るのに10年かかるんですよ。我々が仁川特区、つまり仁川経済自由区域を今造っているのですが、まだ荒涼たる原野です。2002年に企画し、引き継がれてきたのですが、5年間、必死でやっても、未だに仁川経済自由区域が自由区域らしくなるためには、今後5年、10年かかると思います。

    だから、今、軽水炉一つ作ることもです。政治的状況のためにそうなのでしょうが、94年に合意され、98年に施工に入り、2003年初めに中断され、その中断されたときまでに35%の工程しかできていません。投資した金、13億ドルになっていますが、我々は軽水炉、必ず建設しなければなりません。

    先ほど、金桂冠副相がこういいました。敵対視政策を撤回し、非核化は全朝鮮半島で行う。これ、良いです。既に合意されたことですから。今は、6者会談の主題に南北問題が入っていませんからそうでしょう。それは、南北間でも十分に合意し、既に合意があることですから、守っていくことはできます。そして、平和的利用権、積極的に賛成します。つまり、米国が与えようとしなければ、6者会談は成功しません。しかし、時間的に信頼を回復していく過程ではありませんか。

    信頼を誰を基準とするのか、国際社会で事実そうです。BDA問題は、米国が間違ったことをしたのですが、北側に指を指し、北側に解決しろと言い、不当だということは承知しています。しかし、我々が問題を実質的に解決していくためには、国際社会で支持を確保しなければなりません。

    したがって、私は過去5年間、核問題を巡る北側の6者会談での立場について米国と争い、国際舞台に出て北側の立場を弁護してきました。しかし、実質的に私が行動しながら、米国ときっぱり縁を切り、お前は間違っている言うことができないのは、米国が会議場から椅子を蹴って出て行ってしまえば、北側にも良いことではないですが、我々南側で考えても良くありません。

    南側は、平和が揺さぶられると言われると、通貨が地に落ちます。海外から借りてきた金の利子が上がります。我々は、委員長と金大中大統領と6.15の時、握手を一度したのですが、それが我々南側経済に数兆ウォン、数十兆ウォン稼がせたのです。今、写真も、昨日私が分解線を越える写真で南北が恐らく数兆ウォン稼ぎました。まあ、定期的に、象徴的にそんなものです。

    だから、6者会談が破談になってはいけませんから、米国を捕まえて一緒に行かなければ、北側も出て行かさないようにしなければ、だから6者会談に行くと、恐らく北側と最も緊密に話をするのが我々ではなかったですか、そう思います。

    金正日:我々が民族といえば民族ですよね、一つの民族ですよね、意思疎通はそれでも日本人より良いです。日本は、我々とつきあうと言っても、昼夜争い、それでも本心のある話は北南とします。

    盧武鉉:我々が先進強国になろうとするならば、それにもかかわらず米国と敵対関係、関係正常化を解決しなければなりませんよ。日本ともしゃくに障っても問題を解決していかなければなりません。南北が、いわば完全な協力関係に入り、北側が国際関係に入れば、追い出すことはできないのですよ。今は、世界と言えば、孤立となりますが、場所を確保した後に世界と言えば自主となるのですよ。自主が孤立ではなく、本当の自主となれるようそのように・・・

    金正日:正しいです。盧大統領様(訳注:ママ)の見解を十分に理解しました。

    盧武鉉:お話しすることがまだ残っています。そうでなければ、委員長のお言葉をそのまま1時間、2時間聞くのだけでも、聞かなければなりませんから、毎日、短くまとめてお話しになるので・・・

    金正日:養建さんから話を聞いたのですが、我々の常任委員長が長すぎる説明をしたということですね。

    盧武鉉:委員長、質問やお話しをされないのであれば、私があれこれ質問したいことも多いですからね。午後に時間を取って下さい。

    金正日:午後に日程が大丈夫でしょうか。

    金萬福:アリラン公演と晩餐行事は予定通り開催をして、それ以前の行事は我々が柔軟に対応します。したがって、お二方、首脳がこのように良いお話しをされているので、もう少し・・・

    金正日:さらに何を話すのですか。基本的な話は全てしたのではないですか。

    盧武鉉:こちらに来る時、午前に拡大首脳会談、単独首脳会談、そのように聞いてやってきたのですよ。朝、話、全部したから、午後に会うことなく帰れ、これでは・・・

    金正日:まだ、ご覧になるものが多いではないですか。先ほどもお話しになった・・・

    盧武鉉:午後に会談がなければです・・・

    金正日:定例会談というもの、私がすっと通過することができるので話すのですが、両国家でない以上には、一つの民族同士だから定例だ、定例にしよう、このようなことは私が必ず父の家に正月、旧正月に訪ねて行くのが道徳ですね。行く、行かない、きっぱり明確にする必要ないでしょう。

    盧武鉉:随時会おうとだけ仰って下さい。

    金正日:随時に?問題があれば、それはお互いの用事があれば、お互いに訪問するもので・・・

    盧武鉉:問題があれば・・・問題がなければ会うことない、このように感じますから、そう仰らずに・・・

    金正日:その代わりに格式と全てのことみな・・・

    盧武鉉:いいです。

    金正日:そう、私たち中国人と会って話します。あなた方、昼夜、外交しろ、そう言うのですが、横の家に国境を持っているので、親戚の家に行くようにするのでしょ、何も昼夜外交風呂敷を持って人の言葉も自然に話せないようにするのか、堅苦しく公式的な話だけするように、そうするのはやめよう、私があなたの家に行くのに、電報一通で良いでしょ。親戚(訳注:父の兄弟)の家に行くときも急いで行けば・・・

    盧武鉉:はい、良いです。同意します。格式と形式と手続きに縛られずに、随時会って民族の大切なことを私たちがお互いに・・・

    金正日:随時に協議する。定例化というと、こちらの人が、皆、理解できません。

    盧武鉉:そのようにして下さるとし。では、南側訪問はいつして下さるおつもりですか。

    金正日:それは、そもそも金大中大統領と話したのですが、今後行く場合には、金永南委員長が首班として行くことができます。軍事的問題が話されるときは、私が行くこともできる。このような話になっています。

    盧武鉉:ああ、そのように、我々は皆、金正日委員長が(訳注:敬語)訪問されることを約束したものと、私の国民は皆、そのように思い待っています。

    金正日:ミサイル問題だの核問題だの、今行こうと言っても、全世界が驚いてガヤガヤする時(訳注:原文は、熱が上がる時)、何をしに行きますか、だから・・・

    盧武鉉:だから、催促をしませんでした。

    金正日:だから、情勢があり、雰囲気があり、また、南側も情緒があることですが、今、ハンナラ党の人だとそのように出てきましたが、我々が何で、危険に対する何の準備もなくどこそこに飛び込む(訳注:原文は、カボチャを使って豚を引っ張り出す、何の準備をすることなく危険に飛び込み滅亡するという意)という言葉があるのですが、今、そのようにしようとしますか。

    盧武鉉:南側は、デモが自由すぎる国なので、お迎えするのもそんなに・・・我々も少し難しさがあります。

    金正日:今後、全てのこと、正常にうまく発展していけば、今後、行けない条件がないのではないですか。今後また、情勢と・・・

    盧武鉉:いらっしゃれれば、良いです。

    金正日:南側の人々の情緒も考えなければなりません。情緒を考えなければならず・・・

    盧武鉉:今回、この多くの勉強をしてきたのですが、委員長が(訳注:敬語)その・・・

    金正日:今回考えると、合わせて何時間かかりますか。ソウルから分解線まで来るのに何時間ですか。

    盧武鉉:平壌まで2時間半しかかかりませんでした。

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    アニコ

    コメントありがとうございます。

    「アニコ」そうでしたか。「꼽다」までは考えが及んだのですが、意味も変ですし、変格用言でもないのでギブアップしました。「아니」を古語的な否定形と決めつけたのも間違いでした。

    「한나라」はハンナラ党ですね。文脈が変だったのですが、変なことも言うのかな・・とそのままにしておきました。

    また、お気づきの点がおありでしたら、ご指摘下さい。

    > コメントするといいながら、遅れました。
    >
    > 取り急ぎこの記事で、二点。
    >
    > 日本が出てくるところの「アニコ…」は、私が見た原文では아니꼬와도、つまり아니꼽다の変形なので、癪に障ってもとか、鼻についてもとか、気に食わなくてもとなると思います。
    >
    > そして、ソウル訪問要請の部分の、金正日総書記の「今、一つの国の人だとそのように出てきましたが、我々が何で、危険に対する何の準備もなく…」の内、「一つの国」になっていますが、ここでの한나라は、ハンナラ党を指していると思われます。
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「크는 아바이(成長するオッサン)」

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    2021年1月11日から「総秘書同志」
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.


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