「朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会第14期第27回全員会議開催」:「観光法」で「国際観光拡大」に言及、国際観光再開も近いのか、「朝鮮中央TV」の海外コロナ報道7月末頃にはなくなる (2023年8月31日 「朝鮮中央通信」)
31日、「朝鮮中央通信」などに以下。
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朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会第14期第27回全員会議開催
조선민주주의인민공화국 최고인민회의 상임위원회 제14기 제27차전원회의 진행
(평양 8월 31일발 조선중앙통신)
朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会第14期第27回全員会議が30日、万寿台議事堂で開催された。
조선민주주의인민공화국 최고인민회의 상임위원회 제14기 제27차전원회의가 30일 만수대의사당에서 진행되였다.
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員であり、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会第1副委員長であり、最高人民会議常任委員会委員長である崔龍海同志が全員会議を司会した。
조선로동당 중앙위원회 정치국 상무위원회 위원이며 조선민주주의인민공화국 국무위원회 제1부위원장이며 최고인민회의 상임위원회 위원장인 최룡해동지가 전원회의를 사회하였다.
最高人民会議常任委員会副委員長であるカン・ユンソク同志、金ホチョル同志、書記長、コ・ギルソン同志をはじめとした最高人民会議常任委員会委員が参加した。
최고인민회의 상임위원회 부위원장들인 강윤석동지,김호철동지,서기장 고길선동지를 비롯한 최고인민회의 상임위원회 위원들이 참가하였다.
最高人民会議常任委員会と内角事務局、省、中央機関の当該幹部が傍聴した。
최고인민회의 상임위원회와 내각사무국,성,중앙기관의 해당 일군들이 방청하였다.
全員会議では、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議招集に関する問題と国家表彰法、生産力配置法、検察機関組織法、観光法、商品流通法を採択することに関する問題、各級の人民会議代議員選挙法を遂行補充することに関する問題などが議案として上程された。
전원회의에서는 조선민주주의인민공화국 최고인민회의 소집에 관한 문제와 국가표창법,생산력배치법,검찰기관조직법,관광법,상품류통법을 채택할데 대한 문제,각급 인민회의 대의원선거법을 수정보충할데 대한 문제 등이 의안으로 상정되였다.
全員会議ではまず、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第9回会議の招集と関連した最高人民会議常任委員会決定草案が審議され、当該決定が全員賛成で採択された。
전원회의에서는 먼저 조선민주주의인민공화국 최고인민회의 제14기 제9차회의 소집과 관련한 최고인민회의 상임위원회 결정초안이 심의되였으며 해당 결정이 전원찬성으로 채택되였다.
次に、最高人民会議法制委員会で審議された当該法と修正補充案の基本内容に関する報告があった。
다음으로 최고인민회의 법제위원회에서 심의된 해당 법들과 수정보충안의 기본내용에 대한 보고가 있었다.
国家表彰法は、党と革命、祖国と人民のために特出した功労を打ち立てた対象を高く評価し、登用し、大衆の政治的熱意と創造的積極性を発揚させ、社会主義建設を推し進めることに貢献することを使命としている。
국가표창법은 당과 혁명,조국과 인민을 위하여 특출한 공로를 세운 대상들을 높이 평가하고 내세워주며 대중의 정치적열의와 창조적적극성을 발양시켜 사회주의건설을 다그치는데 이바지하는것을 사명으로 하고있다.
生産力配置法には、生産力配置事業で制度と秩序を厳格に打ち立て、国家経済の持続的で均衡的な発展を保障し、人民生活を安定向上させることに貢献するようにするための法的要求が明示されている。
생산력배치법에는 생산력배치사업에서 제도와 질서를 엄격히 세워 국가경제의 지속적이며 균형적인 발전을 보장하고 인민생활을 안정향상시키는데 이바지하도록 하기 위한 법적요구가 명시되여있다.
検察機関の機能と役割をより高めることを目的として作成された検察機関組織法には、革命的で人民的な法機関としての各級、検察機関の組織と活動原則、事業体系と秩序などの問題が反映されている。
검찰기관들의 기능과 역할을 보다 높이는데 목적을 두고 작성된 검찰기관조직법에는 혁명적이며 인민적인 법기관으로서의 각급 검찰기관들의 조직과 활동원칙,사업체계와 질서 등의 문제들이 반영되여있다.
国内観光を活性化すると同時に国際観光を拡大し、観光客の便宜を保障し、生態環境を積極的に保護することに関する問題などが観光法に、商業網の組織運営と商品の確保、供給及び販売をはじめとし、商品流通全般に対する国家の調整統制力をさらに強化することで、人民の物質文化的需要を円満に保障することにおける法的要求が商品流通法に細部的に規定されている。
국내관광을 활성화하는것과 동시에 국제관광을 확대하고 관광객들의 편의를 보장하며 생태환경을 적극 보호할데 대한 문제 등이 관광법에,상업망의 조직운영과 상품의 확보,공급 및 판매를 비롯하여 상품류통전반에 대한 국가의 조절통제력을 더욱 강화함으로써 인민들의 물질문화적수요를 원만히 보장하는데서 나서는 법적요구들이 상품류통법에 세부적으로 규제되여있다.
各級の人民会議代議員選挙法では、代議員選挙のための選挙委員会の組織原則と代議員候補者に対する推薦及び登録と選挙宣伝、投票及び投票結果の確定、禁止事項と関連した内容などが修正補充された。
각급 인민회의 대의원선거법에서는 대의원선거를 위한 선거위원회들의 조직원칙과 대의원후보자들에 대한 추천 및 등록과 선거선전,투표 및 투표결과의 확정,금지사항과 관련한 내용 등이 수정보충되였다.
全員会議は、上程された議案を審議し、最高人民会議常任委員会政令「朝鮮民主主義人民共和国国歌表彰法を採択することについて」、『朝鮮民主主義人民共和国生産力配置法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国検察機関組織法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国観光法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国商品流通法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国各級人民会議代議員選挙法を修正補充することについて」を採択した。
전원회의는 상정된 의안들을 심의하고 최고인민회의 상임위원회 정령 《조선민주주의인민공화국 국가표창법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 생산력배치법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 검찰기관조직법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 관광법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 상품류통법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 각급 인민회의 대의원선거법을 수정보충함에 대하여》를 채택하였다.(끝)

Source: KCNA, 2023/08/31
www.kcna.kp (주체112.8.31.)
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最高人民会議で「観光法」が採択されることになる。「観光法」は「国内観光を活性化すると同時に国際観光を拡大し、観光客の便宜を保障し、生態環境を積極的に保護する」とされており、注目される部分は「国際観光を拡大し」という点である。「拡大」というのは、これまで開放されていた観光地以外の場所も開放、エコツーリズムを促進するという意味と、国際観光事業や外国人観光客の受け入れを「拡大」するという意味と捉えられる。
北朝鮮は現時点では国際観光は再開していないが、平壌-北京便に加えて、平壌-ウラジオストック便の復活も伝えられており、現時点では海外の朝鮮人を帰国させることを目的としているが、今後の国際観光再開に繋がっていく可能性は十分になる。
過日、記事にした「国家非常防疫司令部通報」には、海外から帰国した朝鮮人に対する「1週間の隔離」が含まれているが、恐らく、帰国した朝鮮人を隔離・調査し、新型コロナの感染率、新型コロナの株種などを確認した上で、国際観光に耐えられるレベルであると判断すれば、国際観光を再開するものと思われる。
また、いつなのかはきちんと確認していないが、「朝鮮中央TV」の「20時報道」内「国際ニュース」でほぼ毎日放送されていた海外のコロナ感染状況に関する報道がなくなっている(ざっと見たところでは、7月15日にはコロナ関連報道があったが、25日にはなかった)。海外でコロナに関する報道がされなくなってしまったという事情もあろうが、国内向けの「感染症」関連の宣伝・煽動放送もなくなっているので、これまでの新型コロナ感染症に関する宣伝・煽動で極度に高まっていた朝鮮人民の警戒感を和らげる目的があるとも思われる。
早期の再開に期待したい。
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朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会第14期第27回全員会議開催
조선민주주의인민공화국 최고인민회의 상임위원회 제14기 제27차전원회의 진행
(평양 8월 31일발 조선중앙통신)
朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会第14期第27回全員会議が30日、万寿台議事堂で開催された。
조선민주주의인민공화국 최고인민회의 상임위원회 제14기 제27차전원회의가 30일 만수대의사당에서 진행되였다.
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員であり、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会第1副委員長であり、最高人民会議常任委員会委員長である崔龍海同志が全員会議を司会した。
조선로동당 중앙위원회 정치국 상무위원회 위원이며 조선민주주의인민공화국 국무위원회 제1부위원장이며 최고인민회의 상임위원회 위원장인 최룡해동지가 전원회의를 사회하였다.
最高人民会議常任委員会副委員長であるカン・ユンソク同志、金ホチョル同志、書記長、コ・ギルソン同志をはじめとした最高人民会議常任委員会委員が参加した。
최고인민회의 상임위원회 부위원장들인 강윤석동지,김호철동지,서기장 고길선동지를 비롯한 최고인민회의 상임위원회 위원들이 참가하였다.
最高人民会議常任委員会と内角事務局、省、中央機関の当該幹部が傍聴した。
최고인민회의 상임위원회와 내각사무국,성,중앙기관의 해당 일군들이 방청하였다.
全員会議では、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議招集に関する問題と国家表彰法、生産力配置法、検察機関組織法、観光法、商品流通法を採択することに関する問題、各級の人民会議代議員選挙法を遂行補充することに関する問題などが議案として上程された。
전원회의에서는 조선민주주의인민공화국 최고인민회의 소집에 관한 문제와 국가표창법,생산력배치법,검찰기관조직법,관광법,상품류통법을 채택할데 대한 문제,각급 인민회의 대의원선거법을 수정보충할데 대한 문제 등이 의안으로 상정되였다.
全員会議ではまず、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第9回会議の招集と関連した最高人民会議常任委員会決定草案が審議され、当該決定が全員賛成で採択された。
전원회의에서는 먼저 조선민주주의인민공화국 최고인민회의 제14기 제9차회의 소집과 관련한 최고인민회의 상임위원회 결정초안이 심의되였으며 해당 결정이 전원찬성으로 채택되였다.
次に、最高人民会議法制委員会で審議された当該法と修正補充案の基本内容に関する報告があった。
다음으로 최고인민회의 법제위원회에서 심의된 해당 법들과 수정보충안의 기본내용에 대한 보고가 있었다.
国家表彰法は、党と革命、祖国と人民のために特出した功労を打ち立てた対象を高く評価し、登用し、大衆の政治的熱意と創造的積極性を発揚させ、社会主義建設を推し進めることに貢献することを使命としている。
국가표창법은 당과 혁명,조국과 인민을 위하여 특출한 공로를 세운 대상들을 높이 평가하고 내세워주며 대중의 정치적열의와 창조적적극성을 발양시켜 사회주의건설을 다그치는데 이바지하는것을 사명으로 하고있다.
生産力配置法には、生産力配置事業で制度と秩序を厳格に打ち立て、国家経済の持続的で均衡的な発展を保障し、人民生活を安定向上させることに貢献するようにするための法的要求が明示されている。
생산력배치법에는 생산력배치사업에서 제도와 질서를 엄격히 세워 국가경제의 지속적이며 균형적인 발전을 보장하고 인민생활을 안정향상시키는데 이바지하도록 하기 위한 법적요구가 명시되여있다.
検察機関の機能と役割をより高めることを目的として作成された検察機関組織法には、革命的で人民的な法機関としての各級、検察機関の組織と活動原則、事業体系と秩序などの問題が反映されている。
검찰기관들의 기능과 역할을 보다 높이는데 목적을 두고 작성된 검찰기관조직법에는 혁명적이며 인민적인 법기관으로서의 각급 검찰기관들의 조직과 활동원칙,사업체계와 질서 등의 문제들이 반영되여있다.
国内観光を活性化すると同時に国際観光を拡大し、観光客の便宜を保障し、生態環境を積極的に保護することに関する問題などが観光法に、商業網の組織運営と商品の確保、供給及び販売をはじめとし、商品流通全般に対する国家の調整統制力をさらに強化することで、人民の物質文化的需要を円満に保障することにおける法的要求が商品流通法に細部的に規定されている。
국내관광을 활성화하는것과 동시에 국제관광을 확대하고 관광객들의 편의를 보장하며 생태환경을 적극 보호할데 대한 문제 등이 관광법에,상업망의 조직운영과 상품의 확보,공급 및 판매를 비롯하여 상품류통전반에 대한 국가의 조절통제력을 더욱 강화함으로써 인민들의 물질문화적수요를 원만히 보장하는데서 나서는 법적요구들이 상품류통법에 세부적으로 규제되여있다.
各級の人民会議代議員選挙法では、代議員選挙のための選挙委員会の組織原則と代議員候補者に対する推薦及び登録と選挙宣伝、投票及び投票結果の確定、禁止事項と関連した内容などが修正補充された。
각급 인민회의 대의원선거법에서는 대의원선거를 위한 선거위원회들의 조직원칙과 대의원후보자들에 대한 추천 및 등록과 선거선전,투표 및 투표결과의 확정,금지사항과 관련한 내용 등이 수정보충되였다.
全員会議は、上程された議案を審議し、最高人民会議常任委員会政令「朝鮮民主主義人民共和国国歌表彰法を採択することについて」、『朝鮮民主主義人民共和国生産力配置法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国検察機関組織法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国観光法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国商品流通法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国各級人民会議代議員選挙法を修正補充することについて」を採択した。
전원회의는 상정된 의안들을 심의하고 최고인민회의 상임위원회 정령 《조선민주주의인민공화국 국가표창법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 생산력배치법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 검찰기관조직법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 관광법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 상품류통법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 각급 인민회의 대의원선거법을 수정보충함에 대하여》를 채택하였다.(끝)

Source: KCNA, 2023/08/31
www.kcna.kp (주체112.8.31.)
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最高人民会議で「観光法」が採択されることになる。「観光法」は「国内観光を活性化すると同時に国際観光を拡大し、観光客の便宜を保障し、生態環境を積極的に保護する」とされており、注目される部分は「国際観光を拡大し」という点である。「拡大」というのは、これまで開放されていた観光地以外の場所も開放、エコツーリズムを促進するという意味と、国際観光事業や外国人観光客の受け入れを「拡大」するという意味と捉えられる。
北朝鮮は現時点では国際観光は再開していないが、平壌-北京便に加えて、平壌-ウラジオストック便の復活も伝えられており、現時点では海外の朝鮮人を帰国させることを目的としているが、今後の国際観光再開に繋がっていく可能性は十分になる。
過日、記事にした「国家非常防疫司令部通報」には、海外から帰国した朝鮮人に対する「1週間の隔離」が含まれているが、恐らく、帰国した朝鮮人を隔離・調査し、新型コロナの感染率、新型コロナの株種などを確認した上で、国際観光に耐えられるレベルであると判断すれば、国際観光を再開するものと思われる。
また、いつなのかはきちんと確認していないが、「朝鮮中央TV」の「20時報道」内「国際ニュース」でほぼ毎日放送されていた海外のコロナ感染状況に関する報道がなくなっている(ざっと見たところでは、7月15日にはコロナ関連報道があったが、25日にはなかった)。海外でコロナに関する報道がされなくなってしまったという事情もあろうが、国内向けの「感染症」関連の宣伝・煽動放送もなくなっているので、これまでの新型コロナ感染症に関する宣伝・煽動で極度に高まっていた朝鮮人民の警戒感を和らげる目的があるとも思われる。
早期の再開に期待したい。