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    「金ヨジョン朝鮮労働党中央委員会副部長、朝鮮中央通信社を通して立場表明」:「年寄り」バイデンの北「終末」「妄言」、尹錫悦中露非難、中国が北核実験を許可するか、G7への影響、「朝鮮中央TV」で放送 (2023年4月29日 「朝鮮中央通信」)

    30日、「朝鮮中央TV」で放送中。

    Source: KCTV, 2023/04/30

    29日、「朝鮮中央通信」に以下。

    *********************
    金ヨジョン朝鮮労働党中央委員会副部長、朝鮮中央通信社を通して立場表明
    김여정 조선로동당 중앙위원회 부부장 조선중앙통신사를 통해 립장 발표

    (평양 4월 29일발 조선중앙통신)

    金ヨジョン朝鮮労働党中央委員会副部長は、4月28日、朝鮮中央通信社を通して次のような立場を表明した。
    김여정 조선로동당 중앙위원회 부부장은 4월 28일 조선중앙통신사를 통하여 다음과 같은 립장을 발표하였다.

    南朝鮮大統領尹錫悦の今回のワシントン訪問は、朝鮮半島と地域の平和と安定の脅威となる根源とその実態に対するさらに明白な理解をもたらすことになる契機となった。
    남조선대통령 윤석열의 이번 워싱톤방문은 조선반도와 지역의 평화와 안전을 위협하는 근원과 그 실체에 대한 더더욱 명백한 리해를 가질수 있게 하는 계기로 되였다.

    26日、米国と南朝鮮執権者達は、首脳会談後「拡張抑止力」の実行力を高める方案を込めた「ワシントン宣言」なるものを発表し、朝鮮民主主義人民共和国に対する自分たちの選択と行動意志を明文化した。
    26일 미국과 남조선집권자들은 수뇌회담후 《확장억제력》의 실행력제고방안을 담은 이른바 《워싱톤선언》이라는것을 발표하여 조선민주주의인민공화국에 대한 자기들의 선택과 행동의지를 명문화하였다.

    米国と南朝鮮執権者がデッチ上げた「ワシントン宣言」は、最も敵対的で侵略的な行動意志が繁栄された極悪な対朝鮮敵対視政策の集約化された産物であり、東北アジア地域と世界の平和と安全をさらに重大な脅威にさらす結果をもたらすことになり、全然歓迎される行為ではない。
    미국과 남조선집권자들이 조작해낸 《워싱톤선언》은 가장 적대적이고 침략적인 행동의지가 반영된 극악한 대조선적대시정책의 집약화된 산물로서 동북아시아지역과 세계의 평화와 안전을 더 엄중한 위험에 로출시키는 결과를 초래하게 될것이며 정녕코 환영받을수 없는 행위로 된다.

    「核協議グループ」組織と米核戦略資産の定期的で持続的な展開と頻繁な軍事訓練により、地域の軍事政治情勢は余儀なく不安定な流れから抜け出すことができなくなり、その結果、我々に新たな安全環境に相応したより決定的な行動に臨まなければならない環境を提供した。
    《핵협의그루빠》조작과 미핵전략자산들의 정기적이며 지속적인 전개와 빈번한 군사훈련으로 하여 지역의 군사정치정세는 부득이 불안정한 흐름에서 벗어날수 없게 되였으며 결과 우리로 하여금 새로운 안전환경에 상응한 보다 결정적인 행동에 림해야 할 환경을 제공하였다.

    必ず計算せざるを得ず、座視できないまた一つの事実は、敵国の統帥権者が全世界が見守る中で「政権終末」という表現を公然と直接使用したことである。
    반드시 계산하지 않을수 없고 좌시할수 없는 또 하나의 사실은 적국 통수권자가 전세계가 지켜보는 속에서 《정권종말》이라는 표현을 공공연히 직접 사용한것이다.

    これを年寄りの妄言と考えられるのか。
    이를 늙은이의 망녕이라고 보겠는가?

    米国の安全と将来に対しては全く責任的ではなく、自分の前に残った任期2年だけをなんとかしようとしても負担が重い未来がない年寄りの妄言だと言えよう。
    미국의 안전과 앞날에 대해서는 전혀 책임적일수가 없고 자기앞의 남은 임기 2년만 감당해내자고 해도 부담스러울 미래가 없는 늙은이의 망언이라고도 할수는 있겠다.

    しかし、最も敵対的な米国という敵国の大統領が直接使った表現という事実、これは我々が容易に見過ごすことができない非常にとてつもないそれに続く爆風を覚悟しなければならない修辞学的威嚇である。
    하지만 가장 적대적인 미국이라는 적국의 대통령이 직접 쓴 표현이라는 사실,이는 우리가 쉽게 넘겨줄수 없는 너무나도 엄청난 후폭풍을 각오해야 하는 수사학적위협이다.

    力に対する過信に陥り、余りにも打算がなく無責任に勇敢だった。
    힘에 대한 과신에 빠져 너무도 타산없고 무책임하게 용감했다.

    他に解釈できず、それ以上もっと明白にすることができない我が国に対するワシントンとソウルの為政者共と軍部好戦狂共の敵対的下心を再確認できる今回の機会は、我々に今後、何をしなければならず、何に徹底して準備しなければならないのかに対する明白な応えを与えた。
    달리는 해석될수 없고 그 이상 더 명백할수 없는 우리 국가에 대한 워싱톤과 서울의 위정자들과 군부호전광들의 적대적흉심을 재확인할수 있은 이번 기회는 우리에게 앞으로 무엇을 해야 하고 무엇에 철저히 준비되여있어야 하는가에 대한 명백한 답을 주었다.

    展開しつつある情勢は非常に重大である。
    번져지고있는 정세는 매우 엄중하다.

    尹錫悦は今回も「韓国型3軸体系」を含み圧倒的対応能力と対応態勢を構築するとほざきながら、「韓」米連合演習と訓練をさらに強化することを明白にした。
    윤석열은 이번에도 《한국형3축체계》를 포함해 압도적대응능력과 응징태세를 구축할것이라고 지껄이면서 《한》미련합연습과 훈련을 더욱 강화할것임을 명백히 하였다.

    米国から空っぽの「宣言」を「配慮」されても「米国の確固たる拡張抑止公約を全的に信頼する」とありがたがっている愚かな人間の考えの世界を簡単に推し量ることはできないが、尹錫悦が自分の無能で安保をまな板の上に載せ、度胸を見せてどこまで行くのかを見ていよう。
    미국으로부터 빈껍데기《선언》을 《배려》받고도 《미국의 확고한 확장억제공약을 전적으로 신뢰한다》고 감지덕지해하는 그 못난 인간의 사유세계를 어찌 쉽게 들여다볼수 있겠냐마는 우리는 윤석열이 자기의 무능으로 안보를 도마우에 올려놓고도 무슨 배짱을 부리며 어디까지 가는가를 두고볼것이다.

    米国と南朝鮮の妄想は、今後さらに強力な力の実体に直面することになる。
    미국과 남조선의 망상은 앞으로 더욱 강력한 힘의 실체에 직면하게 될것이다.

    我々は核戦争抑止力を高めることと、特に抑止力の第2の任務をさらに完璧にしなければならない事実を再び確信した。
    우리는 핵전쟁억제력제고와 특히는 억제력의 제2의 임무에 더욱 완벽해야 한다는 사실을 다시금 확신하였다.

    我々は明白に我々がしなければならないことを知っている。
    우리는 명백히 우리가 해야 할 일을 알고있다.

    敵共が核戦争演習に狂奔するほど、朝鮮半島地域にさらに多くの核戦略資産を展開するほど、我々の自衛権行使もそれに正比例して重大になる。
    적들이 핵전쟁연습에 광분할수록,조선반도지역에 더 많은 핵전략자산들을 전개할수록 우리의 자위권행사도 그에 정비례하여 증대될것이다.(끝)
    www.kcna.kp (주체112.4.29.)

    *******************
    「(第1)副部長同志」が韓米首脳会談で出された「ワシントン宣言」に対する「立場表明」をした。とりわけ、「年寄り」バイデンが「政権終末」という「妄言」を吐いたことに激怒しているようだ。

    「今後さらに強力な力の実体に直面することになる」としているが、何かをすることは間違いない。計画されていることでいけば、昨日書いた「衛星発射」となろうが、文面からして「衛星発射」とは別に何かをするような気がする。残るところは、ICBMの正常角度発射実験と核実験になるが、中国との関係もあり自制してきた「核実験」のような予感がする。というのも、今回の韓米会談では尹錫悦が「力による台湾海峡の現状変更に反対する。台湾問題は北朝鮮問題と同じグローバルイシューだ」と発言している。当然、中国にとっては容認しがたい発言である。また、ロシアに対しても「ロシアによるウクライナ侵攻で民間人への大規模な攻撃や虐殺があれば、我々が人道支援や経済支援だけにこだわるのは難しい」とし、中国とロシアを完全に敵に回している。

    北朝鮮の核実験を事実上制止してきた中国がそれを認めることになれば、北朝鮮はいつでも核実験を実行できる。実施したところで、国連安保理は中露の反対で北朝鮮に対して何もすることができないことも明白である。

    問題は、どのような核実験をするのかということだが、「水爆」は「完成」したことになっているので、これまでにない威力を誇るような核実験はしないであろう。今、北朝鮮が力を入れているのは「戦術核」であり、モックかどうかは別としてその写真は公開している。そうなると、この「戦術核」を誇示しながら行う低イールドの核実験ということになりそうな気がするが、イールドを下げるだけではデモンストレーション効果は低いので、新しい何かを追加するであろう。さすがに地下以外での核実験をすることはないと思われるが、宇宙空間での核実験も北朝鮮の実力からすれば不可能ではなかろう。

    5月に「衛星発射」とは別に「何か」を実施する可能性が高まった。

    <追記>
    5月と言えば、G7を忘れていた。広島で開催されるG7は、そもそも核軍縮が大きなテーマとなっている。それを前にして北朝鮮が核実験を行うとすれば、それがG7に与える影響を「打算」しておかなければならない。当然、G7では北朝鮮を非難する声明などが採択されることになろうが、それを前提とした核実験で北朝鮮の核能力を誇示する契機として利用するのかどうか。G7での名指し非難を避けるためにG7閉会後まで待って核実験を実施するのか。G7では当然、中露に対する非難も出されることになろうが、中露と一体となってG7を「排撃」するために北朝鮮が核実験を実施するのか。シナリオはいくつかある。

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    川口智彦

    Author:川口智彦
    「크는 아바이(成長するオッサン)」

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    2021年1月11日から「総秘書同志」
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.


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