「私たちの近所の人々」:見逃していた名作 (2023年1月22日 「朝鮮中央TV」)
22日、「朝鮮中央TV」で「私たちの近所の人々(第1部・第2部)」が放送された。
韓国・統一部のデータベースによるとこのドラマは2013年2月17日に初回放送され、2018年2月18・19日、2021年2月21日に放送されている。理由は思い出せないが、いずれの放送も全て見逃していた。今回も、22日は新潟で自主的行軍訓練をしており、「朝鮮中央TV」は夜、帰宅後に数時間見ただけだった。昨日たまった録画を見ていたら、このドラマがあった。
ドラマの設定時期は旧正月の頃、場所はエレベーターが設置されたアパートである。主人公は、そのアパートでエレベーターの「運転工」をする女性とその夫である。2人はそれぞれ人柄は良く、周囲の人々に好かれているのだが、夫婦仲が悪く離婚こそしていないものの別居をしている。2人には男のと女の子がいる。ストーリーは住民達がなんとかこの2人の夫婦仲を取り戻そうと奮闘しながら展開する。
このドラマはストーリー展開もとてもおもしろいのだが、アパートが停電したり、断水したりと、北朝鮮の日常がそのまま描き出されているのもおもしろい。また、住民が集まって話し合いをするとき、水道事業所の「支配人」が「同志諸君・・・」と「総括」のような雰囲気で話し始めると、「何をこんな場でまで」と住民達がやめさせ、「支配人」は「皆さん」と言い換えるシーンもある。恐らく、そんなことも北朝鮮ではあるのだろう。また、「食堂が全部閉まった時間にビール屋に行き、大同江生ビールを飲みながら「支配人」が主人公に説教するシーンもある。
ドラマの第2部には、「光明星-3号」の発射シーンもとても上手に使われている。
政治的なメッセージはラストシーンに少し出てくるが、登場する「副委員長」ですらほとんど政治的なメッセージを口にしない。
このまま見逃し続けたら勿体ない内容のテレビドラマだし、第1部と第2部を合わせても80分ほどなので日本語字幕を付けてYouTubeで紹介しようと思う。

Source: KCTV, 2023/01/22
韓国・統一部のデータベースによるとこのドラマは2013年2月17日に初回放送され、2018年2月18・19日、2021年2月21日に放送されている。理由は思い出せないが、いずれの放送も全て見逃していた。今回も、22日は新潟で自主的行軍訓練をしており、「朝鮮中央TV」は夜、帰宅後に数時間見ただけだった。昨日たまった録画を見ていたら、このドラマがあった。
ドラマの設定時期は旧正月の頃、場所はエレベーターが設置されたアパートである。主人公は、そのアパートでエレベーターの「運転工」をする女性とその夫である。2人はそれぞれ人柄は良く、周囲の人々に好かれているのだが、夫婦仲が悪く離婚こそしていないものの別居をしている。2人には男のと女の子がいる。ストーリーは住民達がなんとかこの2人の夫婦仲を取り戻そうと奮闘しながら展開する。
このドラマはストーリー展開もとてもおもしろいのだが、アパートが停電したり、断水したりと、北朝鮮の日常がそのまま描き出されているのもおもしろい。また、住民が集まって話し合いをするとき、水道事業所の「支配人」が「同志諸君・・・」と「総括」のような雰囲気で話し始めると、「何をこんな場でまで」と住民達がやめさせ、「支配人」は「皆さん」と言い換えるシーンもある。恐らく、そんなことも北朝鮮ではあるのだろう。また、「食堂が全部閉まった時間にビール屋に行き、大同江生ビールを飲みながら「支配人」が主人公に説教するシーンもある。
ドラマの第2部には、「光明星-3号」の発射シーンもとても上手に使われている。
政治的なメッセージはラストシーンに少し出てくるが、登場する「副委員長」ですらほとんど政治的なメッセージを口にしない。
このまま見逃し続けたら勿体ない内容のテレビドラマだし、第1部と第2部を合わせても80分ほどなので日本語字幕を付けてYouTubeで紹介しようと思う。

Source: KCTV, 2023/01/22