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    「朝鮮中央TV」のストリーム:コメントより (2013年4月16日)

    過去記事のコメントにもあるように、「朝鮮中央TV」の新たなライブURLを教えて頂いた。「統一放送」よりも画質も転送レートもよいようだ。今日は、20時頃から断続的にこのサイトのライブを見ているが、なかなかおもしろい。

    uriminzokkiriにアップロードされるファイルは、繰り返し見ることができるし、画質もそこそこであるが、やはり生放送は魅力がある。特に、「声明」や「記録映画」の後にはそれと関連のある音楽が流されている。「記録映画」では、金正恩さんが銀河水管弦楽団の公演を観覧したり、バレーボールなどの体育大会を観覧した最新映画が放映されていたが、いずれの番組の後も新しい金正恩称賛歌謡「新しく出た歌 運命も未来も委ねた方」が続いていた。きちんと数えたわけではないが、かなり繰り返し流されているので、やはり金正日称賛歌謡である「あなたがいなければ祖国もない」のような位置づけにしようとしているのであろう。

    今、明日の放送スケジュールを伝えているが、明日は15時からの放送になるようだ。太陽節も終わり、人民生活も日常化するので、放送開始時間も遅らせるということであろう。

    話が前後するが、コメントで教えて頂いたストリーミングは、韓国の城南市のサーバーを使っているようだ。「統一放送」もそうであるが、韓国内から「朝鮮中央TV」がこれほどにストリーミングで垂れ流しになっているというのは、本当に凄い事実である。韓国内のサーバーからのストリーミングなので、韓国民は当然視聴可能だと思うのだが、北朝鮮は「最高尊厳」毀損を怒る前に、このような状況を放置している「傀儡一味」についてもう少し評価しても良いのではないだろうか。私が韓国にいた80年代は、こういうことはあり得なかったし、情報遮断という点においては、「全斗煥傀儡一味」も「北傀」も同じレベルであった。

    ところが、現時点では「南朝鮮傀儡一味」の方が、圧倒的に自信を付け、事実上「北傀」の放送をインターネットで垂れ流しにさせているということであろう。それにもかかわらず、何とか委員会のスクリーニングに引っかかり、北朝鮮系のサイトにアクセスできないようにしているのは、どうも整合性がとれていないような気がしてならない。

    話がそれたが、「朝鮮中央TV」のライブは本当におもしろい。今日、8時半頃からは北朝鮮の中学生で、科学の天才が無名戦士の名前をSF的な科学技術を開発して解明するドラマをやっていた。この番組は、朝鮮語が分からない小学生の娘も関心を示し、私が若干の解説を加えながら一緒に見ていた。今の小学生にとっては、色々な面で古いのだろうが、私(50代)にとっては、なにか昔のSFドラマを見ているようでおもしろかった。故合ってモールスコードを解するのだが、番組の中では数字を中心としたモールス信号が繰り返し流れていたのもなにかおもしろかった。日本では、アナログのファックストーンやテレタイプ信号ですら古いというのに、モールス信号とは。

    実は、この記事、米国の対話攻勢に反発する北朝鮮外務省声明について書こうと思ったのだが、全く違う話になってしまった。この声明については、明朝にでも書くこととする。

    uriminzokkiriの様子がおかしいと思っていたら、再びアノイマスの攻撃を受けたようだ。

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    川口智彦

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    2021年1月11日から「総秘書同志」
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
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