「韓国・統合参謀本部、3日、1回長距離弾道ミサイル分析情報発表」:760km飛行して日本海に落下、仙台方向に発射されたと推定、日本のミサイル追尾能力の低さを露呈か (2022年11月3日 「聯合ニュースTV」)
3日(1122)、『聯合ニュースTV』が韓国・統合参謀本部が発表した3日1回目のミサイル分析情報を放送した。
飛距離:760km
高度:1920km
速度:マッハ15
google earthに線を入れてみると、平壌国際空港周辺の軍事施設から東南東方向に発射したようだ。東南東方向としたのは、日本が宮城、山形、新潟に出したからであり、ほぼ仙台方向に向けての発射とみてよかろう。

日本の防衛相が「消失」と言っているのは、日本海上に「落下」したからであり、その点については間違いない。しかし、日本を飛び越さずに「日本の東1100km以上の太平洋上に落下」というのは明らかに誤報あるいは探知ミスである。前の記事にも書いたように、そんな飛行パターンができるICBMを北朝鮮が開発したとすれば凄いことになるが、実際は通常の弾道軌道を飛行したものと思われる。
日本政府が発表した「日本の東1100km以上の太平洋上に落下」や「消失」は、日本のミサイル追尾能力を露呈した形となる。戦争になれば、追尾など必要なく発射を探知してどんどん撃墜しなければならないわけなので(敵基地攻撃をするかどうかは別として)、そもそも追尾のための十分な装備が整っていないのかも知れない。
飛距離:760km
高度:1920km
速度:マッハ15
google earthに線を入れてみると、平壌国際空港周辺の軍事施設から東南東方向に発射したようだ。東南東方向としたのは、日本が宮城、山形、新潟に出したからであり、ほぼ仙台方向に向けての発射とみてよかろう。

日本の防衛相が「消失」と言っているのは、日本海上に「落下」したからであり、その点については間違いない。しかし、日本を飛び越さずに「日本の東1100km以上の太平洋上に落下」というのは明らかに誤報あるいは探知ミスである。前の記事にも書いたように、そんな飛行パターンができるICBMを北朝鮮が開発したとすれば凄いことになるが、実際は通常の弾道軌道を飛行したものと思われる。
日本政府が発表した「日本の東1100km以上の太平洋上に落下」や「消失」は、日本のミサイル追尾能力を露呈した形となる。戦争になれば、追尾など必要なく発射を探知してどんどん撃墜しなければならないわけなので(敵基地攻撃をするかどうかは別として)、そもそも追尾のための十分な装備が整っていないのかも知れない。