北朝鮮、中長距離とみられるミサイル発射:国際海峡ではなく列島上を通過させる日本に対する「対処措置」か、「日本上空は通過せず」と韓国報道、円弧を描く飛行ができる新型中距離ミサイルか (2022年11月3日 「聯合ニュースTV」)
一つ前の記事に書いた悪い方の予感が当たってしまった。
3日8時29分、『聯合ニュースTV』が北朝鮮が「中長距離弾道弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射」と報じた。
https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221103003600038
宮城、山形、新潟にJアラートが発令され岩手や北海道で発生されていないことからして、北朝鮮は通常、日本列島上を通過させる際に使う津軽海峡上のコースではなく、本州上をまともに横切るコースで発射された可能性がたかい。もしそうだとすると、昨日、韓国に対するNLL越南発射と同様、日本に対しても国際海峡である津軽海峡ではなく、宇宙なので領空には該当しないもの、列島の上をまともに横切らせる「対処措置」を講じたことになる。直接的には、韓米合同演習に参加したことへの「対処措置」となろう。
さらなる情報を待ちたい。
<追記>
『聯合ニュースTV』(0837)によると、このミサイルは日本上空を「通過していない」と。
https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221103004300038?srt=l&d=Y
<追記2>
『FNNプライオンライン』(0821)が「日本からおよそ1100kmの太平洋上に落下「日本からおよそ1100kmの太平洋上に落下」と伝えている。https://www.fnn.jp/articles/-/439775
そうだとすると、日本海に向けて発射し、日本列島上空を通過せずこの地点に落下させるためには樺太と北海道の間を通過させ、大きくカーブを描くような飛行コースしか考えられない。このような変則飛行ができる中長距離ミサイルはこれまで公開されていない。
赤い円はミサイル発射にしばしば使われる平壌空港付近の軍施設から日本列島の中心部まで。そこから東方向に向けて約1100kmエリアが黄色い円で、「日本の東」とされる予想落下点は赤い点。

<追記>
日本の国防相が「日本海上空で消失したことが確認された」と述べたと報じている。「消失」とはレーダー上から消えたという意味だと思うが、一定の高度を超えたので追尾できなくなったということだろうか。
『FNNプライムオンライン』(0908)、https://www.fnn.jp/articles/-/439786
3日8時29分、『聯合ニュースTV』が北朝鮮が「中長距離弾道弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射」と報じた。
https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221103003600038
宮城、山形、新潟にJアラートが発令され岩手や北海道で発生されていないことからして、北朝鮮は通常、日本列島上を通過させる際に使う津軽海峡上のコースではなく、本州上をまともに横切るコースで発射された可能性がたかい。もしそうだとすると、昨日、韓国に対するNLL越南発射と同様、日本に対しても国際海峡である津軽海峡ではなく、宇宙なので領空には該当しないもの、列島の上をまともに横切らせる「対処措置」を講じたことになる。直接的には、韓米合同演習に参加したことへの「対処措置」となろう。
さらなる情報を待ちたい。
<追記>
『聯合ニュースTV』(0837)によると、このミサイルは日本上空を「通過していない」と。
https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221103004300038?srt=l&d=Y
<追記2>
『FNNプライオンライン』(0821)が「日本からおよそ1100kmの太平洋上に落下「日本からおよそ1100kmの太平洋上に落下」と伝えている。https://www.fnn.jp/articles/-/439775
そうだとすると、日本海に向けて発射し、日本列島上空を通過せずこの地点に落下させるためには樺太と北海道の間を通過させ、大きくカーブを描くような飛行コースしか考えられない。このような変則飛行ができる中長距離ミサイルはこれまで公開されていない。
赤い円はミサイル発射にしばしば使われる平壌空港付近の軍施設から日本列島の中心部まで。そこから東方向に向けて約1100kmエリアが黄色い円で、「日本の東」とされる予想落下点は赤い点。

<追記>
日本の国防相が「日本海上空で消失したことが確認された」と述べたと報じている。「消失」とはレーダー上から消えたという意味だと思うが、一定の高度を超えたので追尾できなくなったということだろうか。
『FNNプライムオンライン』(0908)、https://www.fnn.jp/articles/-/439786