2日に発射された北朝鮮のミサイル:過去記事のエラーも含めて整理、2・3回目の発射に対する「対応措置」は米国が制止か (2022年11月2日)
2日、主に『聯合ニュースTV』をフォローしながら記事を書いていたのだが、北朝鮮のミサイル発射のペースが短すぎて、今日書いた記事に発射時間や発射数に関するエラーがいくつもある。核ミサイルに関する詳細は明日以降に韓国軍が発表するだろうが、私自身、ゴチャゴチャになってしまっているので整理しておく。
それぞれ、『聯合ニュースTV』報道の概略を示しておく。
1回目ミサイル:9時6分、3発(1発がNLLを越える)、東方向 https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221102003900038
*韓国軍の「対応措置」:12時39分、NLL北側の公海に空対地ミサイル、https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221102007000038
2回目:16時10分、国防参謀本部「午前に西海と東海で短距離ミサイル、地対空ミサイル、少なくとも17発発射」、コサン郡の緩衝地帯に100発余り砲撃、https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221102012200038
3回目:18時45分、国防参謀本部「東西海に地対空ミサイルなど6発発射」、https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221102016200038
ミサイル総合報道:21時50分報道、6時15分に短距離弾道ミサイル4発、8時51分に日本海上に短距離弾道ミサイル3発、9時26分頃から咸鏡南道と平安南道一帯で各種ミサイル10発余り、13時30分頃に日本海上の緩衝地域に砲射撃、16時30分頃に日本海と黄海上で地対空ミサイルなど6発発射、https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221102020700641?srt=l&d=Y
『聯合ニュースTV』の報道は以上であるが、拙ブログでは「午前に西海に発射されたミサイル」と「午後に東西海に発射された6発のミサイルなど」の把握ができていなかった。2回目と3回目の発射に対しては、韓国は「対応措置」を講じていない。もし、「対応措置」を自主的に控えているのであれば賢明だし、米国から控えるよう通報があった可能性もある。状況からして、ヨンピョン島砲撃の際に北朝鮮に強力な報復攻撃を加えようとした韓国を米国が制止した経緯がある。
このまま韓国が「対応措置」に出なければ、取りあえず「対応措置」合戦は止まる可能性はあるが、合同演習は4日まで予定されているので、そちらを継続すれば、さらなる北朝鮮からの「対応措置」はあり得る。この際、「怖がらずに我々に対する武力使用を企図」しているのではなく、「怖がって」対応措置を中止したと解釈してくれると良いのだが。
<追記>
過去記事ではNLLを越えたミサイルを含む3発と9時26分の10発余りの発射が混同してしまっている。不注意ではあるが、発射間隔が短すぎてゴチャゴチャになってしまった。
それぞれ、『聯合ニュースTV』報道の概略を示しておく。
1回目ミサイル:9時6分、3発(1発がNLLを越える)、東方向 https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221102003900038
*韓国軍の「対応措置」:12時39分、NLL北側の公海に空対地ミサイル、https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221102007000038
2回目:16時10分、国防参謀本部「午前に西海と東海で短距離ミサイル、地対空ミサイル、少なくとも17発発射」、コサン郡の緩衝地帯に100発余り砲撃、https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221102012200038
3回目:18時45分、国防参謀本部「東西海に地対空ミサイルなど6発発射」、https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221102016200038
ミサイル総合報道:21時50分報道、6時15分に短距離弾道ミサイル4発、8時51分に日本海上に短距離弾道ミサイル3発、9時26分頃から咸鏡南道と平安南道一帯で各種ミサイル10発余り、13時30分頃に日本海上の緩衝地域に砲射撃、16時30分頃に日本海と黄海上で地対空ミサイルなど6発発射、https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20221102020700641?srt=l&d=Y
『聯合ニュースTV』の報道は以上であるが、拙ブログでは「午前に西海に発射されたミサイル」と「午後に東西海に発射された6発のミサイルなど」の把握ができていなかった。2回目と3回目の発射に対しては、韓国は「対応措置」を講じていない。もし、「対応措置」を自主的に控えているのであれば賢明だし、米国から控えるよう通報があった可能性もある。状況からして、ヨンピョン島砲撃の際に北朝鮮に強力な報復攻撃を加えようとした韓国を米国が制止した経緯がある。
このまま韓国が「対応措置」に出なければ、取りあえず「対応措置」合戦は止まる可能性はあるが、合同演習は4日まで予定されているので、そちらを継続すれば、さらなる北朝鮮からの「対応措置」はあり得る。この際、「怖がらずに我々に対する武力使用を企図」しているのではなく、「怖がって」対応措置を中止したと解釈してくれると良いのだが。
<追記>
過去記事ではNLLを越えたミサイルを含む3発と9時26分の10発余りの発射が混同してしまっている。不注意ではあるが、発射間隔が短すぎてゴチャゴチャになってしまった。