ゼンマイ式電池時計、TOKYO CLOCK 「ドラムデジタル ダイナミック1号(ブザー付き)」 (2022年11月2日)
2日、北朝鮮のミサイル発射関係の記事を書きながら今朝方届いた時計の修理をしていた。
新品・未使用の「デッドストック」と書かれていたが「状態は写真で判断」とも。動作するか質問してから購入することもできたが、かなりレアな時計なのでそのまま購入した。届いた箱を見ると「とけい(dead」と書かれており、セラーは電池を入れて不動を確認したのだと思う。まあ、この種のものは故障を前提で買っているので気にしなかったし、構造を見るためにどのみち分解するのだから同じことだ。
幸い電池を入れて動作を確かめた以外は「デッドストック」状態で内部はいじられていなかった。過去記事に書いた電気式「TOKYO CLOCK」を修理した経験があったので、あまり気にせず分解していった。電気式同様にプラスチックの爪に引っかけるような部分はなくネジを外すだけで簡単に分解できた。
動かないのギアのは歯車のグリス劣化による固着で掃除してやったら直ぐに動き出した。
精度についてはまだ分からないが、雰囲気的にはまあまあのような気がしている。
詳細は下の動画の字幕に書き込んでおく。
YouTubeに北朝鮮動画をアップロードしていないが、明日からはたくさんすることになりそうだ。
<追記>
先ほどふと思ったのだが、「とけい(dead」はデッドストックという意味で書いてあったのかもしれない。いずれにせよ、到着時にはdeadではなかったが、illの状態だった。
<追記2>
少し遅れ気味なのでタイムグラファーにかけてみた。とはいえ、腕時計用の集音部であるがそれなりに音は拾っているようだ。

下がタイムグラファー画面であるが、通常、正常に動作している時計ならば直上に進む直線となる(左の窓)。しかし、この時計の場合はリードスイッチに磁石を近づけモータを駆動する部品を押し下げる必要があるので、リリースされた直後に最も軽くなり進み気味となり、ピークを越えると押し下げの反発力が強まっていくようで段々と遅れ気味になる。なので、波のピークを結んだ線が実際のほどとなるはずだ。

緩急針は+方向にいじってあるので、遅れ状態から進み状態になっていることは間違いない。日差+20秒ぐらいの感じだろうか。あとは、実際に使って試すしかない。
普通はこんな感じで使う(ハードオフでジャンクとして500円で売っていた毛沢東時計)

手を振るのを見てしばらく楽しみ、そのまま時計の箱にしまっておいた。タイムグラファーで見る成績はかなり悪いようだが、偉大な毛主席なのでよしとする。目覚まし機能があり「東方紅」が流れればもっと良いのだが・・・残念ながらそれはない。

上にあるのは米帝侵略軍が北ベトナム侵略戦争の際に使った時計。シンプルだが良くできている。測定結果をスクリーン・ショットするのを忘れてしまったが、歩度+15秒ぐらいのきれいなラインを描いていた。
新品・未使用の「デッドストック」と書かれていたが「状態は写真で判断」とも。動作するか質問してから購入することもできたが、かなりレアな時計なのでそのまま購入した。届いた箱を見ると「とけい(dead」と書かれており、セラーは電池を入れて不動を確認したのだと思う。まあ、この種のものは故障を前提で買っているので気にしなかったし、構造を見るためにどのみち分解するのだから同じことだ。
幸い電池を入れて動作を確かめた以外は「デッドストック」状態で内部はいじられていなかった。過去記事に書いた電気式「TOKYO CLOCK」を修理した経験があったので、あまり気にせず分解していった。電気式同様にプラスチックの爪に引っかけるような部分はなくネジを外すだけで簡単に分解できた。
動かないのギアのは歯車のグリス劣化による固着で掃除してやったら直ぐに動き出した。
精度についてはまだ分からないが、雰囲気的にはまあまあのような気がしている。
詳細は下の動画の字幕に書き込んでおく。
YouTubeに北朝鮮動画をアップロードしていないが、明日からはたくさんすることになりそうだ。
<追記>
先ほどふと思ったのだが、「とけい(dead」はデッドストックという意味で書いてあったのかもしれない。いずれにせよ、到着時にはdeadではなかったが、illの状態だった。
<追記2>
少し遅れ気味なのでタイムグラファーにかけてみた。とはいえ、腕時計用の集音部であるがそれなりに音は拾っているようだ。

下がタイムグラファー画面であるが、通常、正常に動作している時計ならば直上に進む直線となる(左の窓)。しかし、この時計の場合はリードスイッチに磁石を近づけモータを駆動する部品を押し下げる必要があるので、リリースされた直後に最も軽くなり進み気味となり、ピークを越えると押し下げの反発力が強まっていくようで段々と遅れ気味になる。なので、波のピークを結んだ線が実際のほどとなるはずだ。

緩急針は+方向にいじってあるので、遅れ状態から進み状態になっていることは間違いない。日差+20秒ぐらいの感じだろうか。あとは、実際に使って試すしかない。
普通はこんな感じで使う(ハードオフでジャンクとして500円で売っていた毛沢東時計)

手を振るのを見てしばらく楽しみ、そのまま時計の箱にしまっておいた。タイムグラファーで見る成績はかなり悪いようだが、偉大な毛主席なのでよしとする。目覚まし機能があり「東方紅」が流れればもっと良いのだが・・・残念ながらそれはない。

上にあるのは米帝侵略軍が北ベトナム侵略戦争の際に使った時計。シンプルだが良くできている。測定結果をスクリーン・ショットするのを忘れてしまったが、歩度+15秒ぐらいのきれいなラインを描いていた。