上海の地下鉄駅でバッジと朝鮮紙幣をくれる人民軍兵士 (2022年10月15日)
少し前、知り合いからおもしろい話を聞いた。
その人の知り合いは上海の日系企業に勤務しており、中国語はとても上手に話せる。その人が上海の地下鉄駅に1人で立っていたら、人民軍(らしき)軍服を着て、バッジさらには勲章までたくさんつけた「人民軍兵士」(らしき人物)が数人やって来て、朝鮮の紙幣(らしきもの)とバッジ(らしきもの)を差し出して、「これあげる。お土産にどう、子供が喜ぶよ」と言ったと。
その人は怖いので「いらない」と言ってその場を立ち去ったそうだが、「中国語は下手くそだった」と。
そもそも、人民軍の軍服を着た人物など中国をうろうろ歩いていないだろうし、さらに意味もなく勲章をつけていない(この演出が一番臭い)、そして、紙幣ならまだしもバッジをくれるなんてあり得ない。「下手くそな中国語」も演出なのかもしれないし、中国人ではない第三国人だった可能性もある。
中国人が日本人を狙って偽バッジと偽紙幣をボッタクリ値段で売りつけようとしたのだと思う。「あげる」と言って受け取ったら、何だかんだ理由を付けながら金を取るという仕組みなのだろう。「家族が苦しいから金をくれ」ならまだしも、軍服まで着ているので「お前の日本の家に工作員を派遣する。家族が危ないぞ」とでも言うのだろうか。
北朝鮮の新たな外貨稼ぎの手法とは思えないが。
偽「人民軍兵士」は、どこかに行ってしまったそうだ。北京なら取り締まりの対象になりそうだが、上海は開放的なので「コスプレ」は見逃してくれるのかも知れない。
中国では「バッジ」を付けている本当の朝鮮人民は何人も街で見たが、人民軍人は見たことがない。私だったら、50元ぐらい渡して、「意義深い」記念撮影を頼むところだったが。
その人の知り合いは上海の日系企業に勤務しており、中国語はとても上手に話せる。その人が上海の地下鉄駅に1人で立っていたら、人民軍(らしき)軍服を着て、バッジさらには勲章までたくさんつけた「人民軍兵士」(らしき人物)が数人やって来て、朝鮮の紙幣(らしきもの)とバッジ(らしきもの)を差し出して、「これあげる。お土産にどう、子供が喜ぶよ」と言ったと。
その人は怖いので「いらない」と言ってその場を立ち去ったそうだが、「中国語は下手くそだった」と。
そもそも、人民軍の軍服を着た人物など中国をうろうろ歩いていないだろうし、さらに意味もなく勲章をつけていない(この演出が一番臭い)、そして、紙幣ならまだしもバッジをくれるなんてあり得ない。「下手くそな中国語」も演出なのかもしれないし、中国人ではない第三国人だった可能性もある。
中国人が日本人を狙って偽バッジと偽紙幣をボッタクリ値段で売りつけようとしたのだと思う。「あげる」と言って受け取ったら、何だかんだ理由を付けながら金を取るという仕組みなのだろう。「家族が苦しいから金をくれ」ならまだしも、軍服まで着ているので「お前の日本の家に工作員を派遣する。家族が危ないぞ」とでも言うのだろうか。
北朝鮮の新たな外貨稼ぎの手法とは思えないが。
偽「人民軍兵士」は、どこかに行ってしまったそうだ。北京なら取り締まりの対象になりそうだが、上海は開放的なので「コスプレ」は見逃してくれるのかも知れない。
中国では「バッジ」を付けている本当の朝鮮人民は何人も街で見たが、人民軍人は見たことがない。私だったら、50元ぐらい渡して、「意義深い」記念撮影を頼むところだったが。