北朝鮮、9日の発射は「未明」:任意の時刻、任意の場所からの発射能力誇示、SLBM発射の「完全成功」報道となるか、党創建記念日の祝砲 (2022年10月9日 「TBS NEWS DIGI」)
9日未明、日本・国防副大臣が北朝鮮のミサイル発射に関する記者会見をしたと『TBS NEWS DIGI』が伝えた。
国防副大臣は、9日のミサイル発射時間が「1発目は午前1時47分ごろ、2発目は午前1時53分ごろ」だと発表した。このところ、北朝鮮は、様々な時間帯にミサイルを発射しており、1日のどの時間であれ「実戦配備」されたミサイルを運用できる能力を誇示しているものと考えられる。今回のミサイル発射は「SLBMの可能性」もあるとのことだが、SLBMからの発射であれば地上のみならず、海中からも任意の時刻にミサイルを発射できる能力を示したものとなる。
「党創建記念日」前日に「課業」とされているSLBM発射に「完全成功」していれば、今回の発射は「通常の軍事訓練」ではなく、新型SLBMの発射実験とされ、「党創建記念日」当日に国内向けにも報じられる可能性がある。「実戦配備」されたSLBMの「通常の軍事訓練」を粛々と行った扱いにするのか、「完全成功」と祝うのか、明日の北朝鮮メディアの報道が注目される。報道されれば、「党創建記念日」の大きな「祝砲」となろう。
国防副大臣は、9日のミサイル発射時間が「1発目は午前1時47分ごろ、2発目は午前1時53分ごろ」だと発表した。このところ、北朝鮮は、様々な時間帯にミサイルを発射しており、1日のどの時間であれ「実戦配備」されたミサイルを運用できる能力を誇示しているものと考えられる。今回のミサイル発射は「SLBMの可能性」もあるとのことだが、SLBMからの発射であれば地上のみならず、海中からも任意の時刻にミサイルを発射できる能力を示したものとなる。
「党創建記念日」前日に「課業」とされているSLBM発射に「完全成功」していれば、今回の発射は「通常の軍事訓練」ではなく、新型SLBMの発射実験とされ、「党創建記念日」当日に国内向けにも報じられる可能性がある。「実戦配備」されたSLBMの「通常の軍事訓練」を粛々と行った扱いにするのか、「完全成功」と祝うのか、明日の北朝鮮メディアの報道が注目される。報道されれば、「党創建記念日」の大きな「祝砲」となろう。