北朝鮮報道で書かれないこと (dprknow.jp)

５日、『聯合ニュースTV』が韓国・合同参謀本部の発表を引用しながら、５日午前に発射されたミサイルの飛行距離等を発表した。

発射ミサイル数：８発
飛行距離：110km～670km
高度：25～90km
速度：マッハ３～６
発射地点：平壌国際空港周辺、ケチョン、ピョンブク、トンチャン、ハムン

『聯合ニュースTV』、「[속보] 윤대통령 "9일에 한 번꼴 도발…대비태세 확고히 유지」、2022/06/05、https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20220605005500038?srt=l&d=Y

４つの発射地点からことなる飛行パターンで飛ばしている。ミサイルの種類については不明ながら、複雑な飛行パターンを飛行するミサイルだとすると、３０分間で８発発射とされているので、約4分に１発ずつ発射されたことになる。これら全てを迎撃することは不可能に近いと思われる。

平安北道とされているのはどこか分からないので、取りあえず中国国境に近いウィジュ郡にしておいた。

ウィジュ郡から670km


最短の110kmは、ハムン以外の地点から東に向けての発射だと北朝鮮領内の陸地に落ちてしまう。


韓国側がこれに対するミサイルの示威発射をしたという報道は現時点ではない。

明日、北朝鮮メディアで報じられるのか。それとも、このところ続いているように、通常の軍事訓練として特段の報道はしないのか。