「故ヒョン・チョルヘ同志の出棺、永訣式厳粛に挙行」:「元帥様」手で土をかける、やさしい「おじさん」だった、新型コロナへの責任、「朝鮮中央TV」の実力 (2022年5月23日 「朝鮮中央TV」)
23日、「朝鮮中央TV」で故ヒョン・チョルヘの「故ヒョン・チョルヘ同志の出棺、永訣式厳粛に挙行」に関する報道があった。2つは別々の報道であるが、テレビ放送では30分ほどの1つの番組にまとめられていた。
「元帥様」が棺を担ぐシーンのみならず、儀仗兵から手渡されたスコップを戻し、手で棺に土をかけるシーンは衝撃的だった。「元帥様」ずっと悲痛な顔をしており、ナレーションにもあるように、ヒョン・チョルヘが息を引き取る時もベッドの横で手を握っていたという。今まで、さまざまな「老闘士」の葬儀に参加した姿を見てきたが、今回のヒョン・チョルヘほど、「元帥様」が悲痛な顔をしている葬儀は見たことがない。「将軍様の影のように」とナレーションしているが、やはりそれほどまで「将軍様」に近い存在であり、オフィシャルに党庁舎で「将軍様」に仕えるだけではなく、自宅でも仕えていたのであろう。
別記事にも書いたように、「元帥様」にとっては、子供の頃に遊んでもらったやさしい「おじさん」(おじいさん)のような存在だったのであろう。そんなヒョン・チョルヘが、もしかすると新型コロナ関連の病気で亡くなったとすれば、新型コロナをコントロールできなかった「元帥様」の気持ちはますます重いはずだ。
この葬儀の動画の編集も適宜スローモーションを使うなど、「朝鮮中央TV」の実力が発揮されている。新型コロナ関連の新番組を制作しつつ、こうした長編報道も作ってしまう「朝鮮中央TV」、残すところは定常的な生放送だけなのだろうが、ロシアのあの女性を見たはずなので、なかなかそこには踏み込めないのかも知れない。
Source: KCTV, 2022/05/23
「元帥様」が棺を担ぐシーンのみならず、儀仗兵から手渡されたスコップを戻し、手で棺に土をかけるシーンは衝撃的だった。「元帥様」ずっと悲痛な顔をしており、ナレーションにもあるように、ヒョン・チョルヘが息を引き取る時もベッドの横で手を握っていたという。今まで、さまざまな「老闘士」の葬儀に参加した姿を見てきたが、今回のヒョン・チョルヘほど、「元帥様」が悲痛な顔をしている葬儀は見たことがない。「将軍様の影のように」とナレーションしているが、やはりそれほどまで「将軍様」に近い存在であり、オフィシャルに党庁舎で「将軍様」に仕えるだけではなく、自宅でも仕えていたのであろう。
別記事にも書いたように、「元帥様」にとっては、子供の頃に遊んでもらったやさしい「おじさん」(おじいさん)のような存在だったのであろう。そんなヒョン・チョルヘが、もしかすると新型コロナ関連の病気で亡くなったとすれば、新型コロナをコントロールできなかった「元帥様」の気持ちはますます重いはずだ。
この葬儀の動画の編集も適宜スローモーションを使うなど、「朝鮮中央TV」の実力が発揮されている。新型コロナ関連の新番組を制作しつつ、こうした長編報道も作ってしまう「朝鮮中央TV」、残すところは定常的な生放送だけなのだろうが、ロシアのあの女性を見たはずなので、なかなかそこには踏み込めないのかも知れない。
Source: KCTV, 2022/05/23