写真集「北南関係の大転換2018」:時代の区切りとして発刊、「非核化」が記された2つの「宣言」も掲載、「元帥様」のソウル訪問は実現しなかった (2022年5月3日 「我々民族同士」)
3日、「我々民族同士」に『北南関係の大転換2018』という写真集の画像が掲載された。83ページからなる写真集で、2018年に見られた北南関係改善の流れを紹介している。

「画帳を出版しながら」という写真集の紹介文は以下の通り。
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偉大な首領様の生涯の意と偉勲を貫徹され、祖国の自主的統一を必ずや達成する鉄石の意志を持たれた敬愛する金正恩元帥様は、過去10年間、北南関係を改善し、平和と繁栄、統一を達成するための闘争を賢明に導いて下さった。
特に、主体107(2018)年に北南関係改善の新たな章を開かれる敬愛する元帥様の大勇断により、民族分裂史上これまdねいなかった劇的な変化が起こった。
意義深い新年辞で2018年を民族史に特記すべき事変的な年として輝かせなければならないと厳粛に宣言された敬愛する金正恩元帥様は、年初から北南関係の大転換のための主動的で果敢な措置を連続して取られた。
こうして、北と南の体育人達が国際競技大会に共同で進出し、民族の英知と力を轟かせ、芸術人達は平壌とソウルを往来しながら、民族的和解と統一の熱気を熱く高調させた。
それだけではなく、多様な分野で協力事業が推進され、民族の共同繁栄のための意味ある第一歩を踏み出した。
全民族の大きな期待と関心の中、前例がないように行われた3回の北南首脳会談は、北南関係が完全に新たな段階に入ったことを内外にはっきりと示した。
我々民族に大きな激情と歓喜を抱かせながら、多発的に、連続的に展開された、この驚異的なシーンは、70年の長き期間にわたる民族分裂の歴史、不信と対決の歴史に終止符を打ち、平和と繁栄、統一の新時代をもたらそうという敬愛する元帥様の鉄の意志と卓越した政治実力、愛国愛族の大英断がもたらした大切な結実であった。
だから、南朝鮮各階層の中からは「2018年、世界の政治舞台の主人公は断然、金正恩委員長」、「大様な白頭の血統、金正恩委員長様」、「金正恩委員長様は豪胆であられる」、「金正恩委員長様は、東にすいっと、西にすいっと動かれながら、南北関係改善のために縦横無尽に動いておられる」など、驚嘆と賛辞の声が切れ目なく響いていた。
我々の民族史に特記すべき主体107(2018)年の歴史的事変を胸に熱く体験しながら、北と南の全ての民族は、愛国愛族の化身であられ、祖国統一の燦爛たる救星であられる敬愛する金正恩元帥様がおられるので、この地の上に自主統一の新たな朝は必ず明るくなるという固く胸に刻んだ。

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この時期に発刊された理由は、一つは韓国で文在寅政権の終わりが近く、第1回北南首脳会談が2018年4月27日に板門店で開催されたということが関係している。
『民族の和解団合と平和繁栄の新時代を開いた歴史的な出会い」、「敬愛する金正恩元帥様が歴史的な北南首脳会談のために板門店分界線を越えられた」

画集の中には「板門店宣言」と「9月平壌共同宣言」も『労働新聞』を引用しながら全文掲載されている。いずれにも「非核化」という文言が含まれている。
「板門店宣言」

「平壌共同宣言」

両「宣言」は、「元帥様」がした「宣言」なので、取り消すことはできない。しかし、「平壌宣言」を読み返すと、「元帥様」がソウルを訪問すると書かれており、この「約束」は残念ながら実現しなかったし、尹錫悦政権下では、ますます実現する可能性は低くなる。


「画帳を出版しながら」という写真集の紹介文は以下の通り。
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偉大な首領様の生涯の意と偉勲を貫徹され、祖国の自主的統一を必ずや達成する鉄石の意志を持たれた敬愛する金正恩元帥様は、過去10年間、北南関係を改善し、平和と繁栄、統一を達成するための闘争を賢明に導いて下さった。
特に、主体107(2018)年に北南関係改善の新たな章を開かれる敬愛する元帥様の大勇断により、民族分裂史上これまdねいなかった劇的な変化が起こった。
意義深い新年辞で2018年を民族史に特記すべき事変的な年として輝かせなければならないと厳粛に宣言された敬愛する金正恩元帥様は、年初から北南関係の大転換のための主動的で果敢な措置を連続して取られた。
こうして、北と南の体育人達が国際競技大会に共同で進出し、民族の英知と力を轟かせ、芸術人達は平壌とソウルを往来しながら、民族的和解と統一の熱気を熱く高調させた。
それだけではなく、多様な分野で協力事業が推進され、民族の共同繁栄のための意味ある第一歩を踏み出した。
全民族の大きな期待と関心の中、前例がないように行われた3回の北南首脳会談は、北南関係が完全に新たな段階に入ったことを内外にはっきりと示した。
我々民族に大きな激情と歓喜を抱かせながら、多発的に、連続的に展開された、この驚異的なシーンは、70年の長き期間にわたる民族分裂の歴史、不信と対決の歴史に終止符を打ち、平和と繁栄、統一の新時代をもたらそうという敬愛する元帥様の鉄の意志と卓越した政治実力、愛国愛族の大英断がもたらした大切な結実であった。
だから、南朝鮮各階層の中からは「2018年、世界の政治舞台の主人公は断然、金正恩委員長」、「大様な白頭の血統、金正恩委員長様」、「金正恩委員長様は豪胆であられる」、「金正恩委員長様は、東にすいっと、西にすいっと動かれながら、南北関係改善のために縦横無尽に動いておられる」など、驚嘆と賛辞の声が切れ目なく響いていた。
我々の民族史に特記すべき主体107(2018)年の歴史的事変を胸に熱く体験しながら、北と南の全ての民族は、愛国愛族の化身であられ、祖国統一の燦爛たる救星であられる敬愛する金正恩元帥様がおられるので、この地の上に自主統一の新たな朝は必ず明るくなるという固く胸に刻んだ。

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この時期に発刊された理由は、一つは韓国で文在寅政権の終わりが近く、第1回北南首脳会談が2018年4月27日に板門店で開催されたということが関係している。
『民族の和解団合と平和繁栄の新時代を開いた歴史的な出会い」、「敬愛する金正恩元帥様が歴史的な北南首脳会談のために板門店分界線を越えられた」

画集の中には「板門店宣言」と「9月平壌共同宣言」も『労働新聞』を引用しながら全文掲載されている。いずれにも「非核化」という文言が含まれている。
「板門店宣言」

「平壌共同宣言」

両「宣言」は、「元帥様」がした「宣言」なので、取り消すことはできない。しかし、「平壌宣言」を読み返すと、「元帥様」がソウルを訪問すると書かれており、この「約束」は残念ながら実現しなかったし、尹錫悦政権下では、ますます実現する可能性は低くなる。
