謎の鞄の女、ヒョン・ソンウォルの助手か医療関係者か (2022年4月21日 「朝鮮中央TV」)
韓国メディアなどが、「バッジを着けていない謎の女」について報じている。
一番分かりやすいシーンが下の写真になるが、確かにバッジは着けていないように見える。手に持っているのは、「中央報告大会」での報告の際、「元帥様」が見ていた報告が書かれたファイルである。

Source: KCTV, 2022/04/16
「元帥様」以外はバッジを着けているのに、この女性だけが未着用のように見えるので特別な人物ではないかというのが韓国メディアなどの見立てである。
この女性がいるのを初めて確認したのは、ソンファ街の完工式の映像の中だった。この時は、「(第1)副部長同志」がどこかにイルのではと探していたのだが、ステージの左側、赤い旗の前付近に2人の女性が立っている。1人はヒョン・ソンウォルだと思ったのだが、もう1人は、「(第1)副部長同志」にしては太りすぎなので誰なのかと思った。

Source: KCTV, 2022/04/12
この女性の動きを観察すると、ほぼヒョン・ソンウォルと変わらない動きをしている。つまり、「元帥様」の近くを動線を気にせず自由に動き回りながら、「元帥様」に対する何らかのアシストをしている。1枚目の写真で手に抱えているファイルも「元帥様」の退場シーンで柱の陰から出てきて、「元帥様」が立っていた場所から回収していた。
柱の陰から出て来て、ファイルを回収する。

Source: KCTV, 2022/04/16
ヒョン・ソンウォルと並び立つ謎の女性。左側白い壁の中央部にいるのが謎の女性、少し離れて右側に立っているのがヒョン・ソンウォル。

Source: KCTV, 2022/04/16
この女性は、キョンル洞住宅完工式にもいた。右端の鞄を持った女性。

Source: KCTV, 2022/04/03
携帯電話で話しているように見える女性。ヒョン・ソンウォルも耳にヘッドセットを入れているので、連絡を取り合っているのかも知れない。

Source: KCTV, 2022/04/03
ソンファ街の完工式終了後、「元帥様」の車に近づく女性(左端)。

Source: KCTV, 2022/04/12
この女性がバッジを着用しているかどうかを確認できる映像は1枚目のもの以外にはない。しかし、この女性が他の人々と明らかに違うのは、鞄を常に携帯していることだ。保安上の問題のためか、「元帥様」がいる場所で鞄を持っている人は思い返せば見当たらない。いたとすれば、「女史」ぐらいだ。それにもかかわらず、上で紹介した全ての写真でこの女性だけは必ず鞄を携帯している。普通の人が持たない鞄を持っていることが特殊と言えば特殊である。問題は、鞄の中に何が入っているかであるが、さすがにハンドバックの中に核ミサイルの発射ボタンは入れないであろう。
だとすると、単なる「特殊性」の象徴なのかということになるが、医薬品など緊急の医療器具が入っているような気もする。「元帥様」が痩せたのはダイエットのためだとすれば健康上良いことなのだが、ダイエットせざるを得ない病気にかかったか、あるいは病気のせいで体重が減った可能性も排除できない(「将軍様」もそうだったし)。そうしたことからすると、ヒョン・ソンウォルの助手をしつつ、実は医師か看護師の可能性もある。そして、本当にバッジを着けていないのであれば、朝鮮公民ではない人、つまり中国から派遣された優秀な医師の可能性もあるのではないだろうか(体型は朝鮮公民らしくないし)。
鞄を持つことが許された「白頭の血統」なのか、ヒョン・ソンウォルの助手なのか、医療関係者なのか、謎である。
一番分かりやすいシーンが下の写真になるが、確かにバッジは着けていないように見える。手に持っているのは、「中央報告大会」での報告の際、「元帥様」が見ていた報告が書かれたファイルである。

Source: KCTV, 2022/04/16
「元帥様」以外はバッジを着けているのに、この女性だけが未着用のように見えるので特別な人物ではないかというのが韓国メディアなどの見立てである。
この女性がいるのを初めて確認したのは、ソンファ街の完工式の映像の中だった。この時は、「(第1)副部長同志」がどこかにイルのではと探していたのだが、ステージの左側、赤い旗の前付近に2人の女性が立っている。1人はヒョン・ソンウォルだと思ったのだが、もう1人は、「(第1)副部長同志」にしては太りすぎなので誰なのかと思った。

Source: KCTV, 2022/04/12
この女性の動きを観察すると、ほぼヒョン・ソンウォルと変わらない動きをしている。つまり、「元帥様」の近くを動線を気にせず自由に動き回りながら、「元帥様」に対する何らかのアシストをしている。1枚目の写真で手に抱えているファイルも「元帥様」の退場シーンで柱の陰から出てきて、「元帥様」が立っていた場所から回収していた。
柱の陰から出て来て、ファイルを回収する。

Source: KCTV, 2022/04/16
ヒョン・ソンウォルと並び立つ謎の女性。左側白い壁の中央部にいるのが謎の女性、少し離れて右側に立っているのがヒョン・ソンウォル。

Source: KCTV, 2022/04/16
この女性は、キョンル洞住宅完工式にもいた。右端の鞄を持った女性。

Source: KCTV, 2022/04/03
携帯電話で話しているように見える女性。ヒョン・ソンウォルも耳にヘッドセットを入れているので、連絡を取り合っているのかも知れない。

Source: KCTV, 2022/04/03
ソンファ街の完工式終了後、「元帥様」の車に近づく女性(左端)。

Source: KCTV, 2022/04/12
この女性がバッジを着用しているかどうかを確認できる映像は1枚目のもの以外にはない。しかし、この女性が他の人々と明らかに違うのは、鞄を常に携帯していることだ。保安上の問題のためか、「元帥様」がいる場所で鞄を持っている人は思い返せば見当たらない。いたとすれば、「女史」ぐらいだ。それにもかかわらず、上で紹介した全ての写真でこの女性だけは必ず鞄を携帯している。普通の人が持たない鞄を持っていることが特殊と言えば特殊である。問題は、鞄の中に何が入っているかであるが、さすがにハンドバックの中に核ミサイルの発射ボタンは入れないであろう。
だとすると、単なる「特殊性」の象徴なのかということになるが、医薬品など緊急の医療器具が入っているような気もする。「元帥様」が痩せたのはダイエットのためだとすれば健康上良いことなのだが、ダイエットせざるを得ない病気にかかったか、あるいは病気のせいで体重が減った可能性も排除できない(「将軍様」もそうだったし)。そうしたことからすると、ヒョン・ソンウォルの助手をしつつ、実は医師か看護師の可能性もある。そして、本当にバッジを着けていないのであれば、朝鮮公民ではない人、つまり中国から派遣された優秀な医師の可能性もあるのではないだろうか(体型は朝鮮公民らしくないし)。
鞄を持つことが許された「白頭の血統」なのか、ヒョン・ソンウォルの助手なのか、医療関係者なのか、謎である。