尹錫悦「北朝鮮は主敵」と『ワシントンポスト』とのインタビューで、「口は災いの元」 (2022年4月14日 「ワシントンポスト」)
14日、尹錫悦がThe Washington Postとのインタビューで北朝鮮が「主敵」だと再び述べた。
The Washington Post, Interview with South Korea’s next president, Yoon Suk-yeol, https://www.washingtonpost.com/world/2022/04/14/south-korea-president-yoon-transcript/
尹錫悦は、北朝鮮を「主敵」としたこと、ICBMモラトリアムを破棄した北朝鮮にどのように対応するのかという記者の質問に対して、
1.「主敵」概念は、30年前、北朝鮮が核開発に着手した、金泳三時代から使われ始めたが、金大中の「太陽政策」により「敵」という表現は脱落した。
2.自分が北朝鮮を「主敵」とするのには2つの理由がある。北朝鮮がICBMモラトリアムを破棄したことと、極超音速ミサイルなどによる核運搬能力が重大なレベルに達し、韓国に対する核脅威が高まったことだ。
3.しかし、北朝鮮の脅威に過剰に反応するつもりはない。北朝鮮が核査察など非核化に応じれば、経済支援を開始する。
4.戦争状況にある国の間でも、対話のチャンネルは常に開かれており、これが我々の「ツー・トラック・アプローチ(並進対応)」である。
と答えている。
尹錫悦は李明博を反北朝鮮熱をパワーアップしたような大統領になりそうだ。「戦争状況にある国の間でも」というのは、ロシアとウクライナを意識した発言のような気がするが、北南が「休戦状態」にあるにせよ危険な発言だ。北朝鮮流に言えば、「口は災いの元」と言うが、尹錫悦は危ない大統領になりそうだ。
The Washington Post, Interview with South Korea’s next president, Yoon Suk-yeol, https://www.washingtonpost.com/world/2022/04/14/south-korea-president-yoon-transcript/
尹錫悦は、北朝鮮を「主敵」としたこと、ICBMモラトリアムを破棄した北朝鮮にどのように対応するのかという記者の質問に対して、
1.「主敵」概念は、30年前、北朝鮮が核開発に着手した、金泳三時代から使われ始めたが、金大中の「太陽政策」により「敵」という表現は脱落した。
2.自分が北朝鮮を「主敵」とするのには2つの理由がある。北朝鮮がICBMモラトリアムを破棄したことと、極超音速ミサイルなどによる核運搬能力が重大なレベルに達し、韓国に対する核脅威が高まったことだ。
3.しかし、北朝鮮の脅威に過剰に反応するつもりはない。北朝鮮が核査察など非核化に応じれば、経済支援を開始する。
4.戦争状況にある国の間でも、対話のチャンネルは常に開かれており、これが我々の「ツー・トラック・アプローチ(並進対応)」である。
と答えている。
尹錫悦は李明博を反北朝鮮熱をパワーアップしたような大統領になりそうだ。「戦争状況にある国の間でも」というのは、ロシアとウクライナを意識した発言のような気がするが、北南が「休戦状態」にあるにせよ危険な発言だ。北朝鮮流に言えば、「口は災いの元」と言うが、尹錫悦は危ない大統領になりそうだ。