日本外相、林、どさくさ紛れに北朝鮮を非難 (2022年4月7日 「産経新聞」)
7日、『産経新聞』などが日本外相、林のNATO外相会議での発言を伝えた。
『産経新聞』、「林外相「中国はロシアを批判していない」と名指し批判」、https://news.yahoo.co.jp/articles/4fb98d28d32e8ab3502a8162b6699c0e0c689da3
日本外相、林は「ウクライナ侵略の間隙を利用してICBM(大陸間弾道ミサイル)級の弾道ミサイル発射を繰り返している」と非難しているが、拙ブログにも書いてきたように北朝鮮のミサイル発射は基本的に「(ロシアの)ウクライナ進攻」とは直接的にリンクしていない。リンクしているのは、韓国の新政権と「太陽節」であり、次にあるとすればバイデン政権である。
本気で言っているのであれば、全く情勢分析ができていないことを露呈したことになる。
日本外相が、ウクライナに集中している欧州の視線を東北アジアに向けるためにこのようなレトリックを政治、外交的に使ったのであれば、その意図は理解できる。
そうだとしても、発言の場としては、北朝鮮について云々する場所ではなく、日本がウクライナ情勢についてNATOと協調しながらどのように対応すべきかを発言すべきであり、このような場で北朝鮮のミサイル発射を持ち出すのは場違いと言える。
中国についても発言したようであるが、NATO加盟国が真剣にウクライナ問題について討議する場にまで足を運んで、北朝鮮のミサイル問題を持ち出した日本をNATO加盟国はどう見たのであろうか。
そして、北朝鮮は、そんな日本をどのように見ているのであろうか。
いずれ、何らかのコメントを出しそうな気がする。
『産経新聞』、「林外相「中国はロシアを批判していない」と名指し批判」、https://news.yahoo.co.jp/articles/4fb98d28d32e8ab3502a8162b6699c0e0c689da3
日本外相、林は「ウクライナ侵略の間隙を利用してICBM(大陸間弾道ミサイル)級の弾道ミサイル発射を繰り返している」と非難しているが、拙ブログにも書いてきたように北朝鮮のミサイル発射は基本的に「(ロシアの)ウクライナ進攻」とは直接的にリンクしていない。リンクしているのは、韓国の新政権と「太陽節」であり、次にあるとすればバイデン政権である。
本気で言っているのであれば、全く情勢分析ができていないことを露呈したことになる。
日本外相が、ウクライナに集中している欧州の視線を東北アジアに向けるためにこのようなレトリックを政治、外交的に使ったのであれば、その意図は理解できる。
そうだとしても、発言の場としては、北朝鮮について云々する場所ではなく、日本がウクライナ情勢についてNATOと協調しながらどのように対応すべきかを発言すべきであり、このような場で北朝鮮のミサイル発射を持ち出すのは場違いと言える。
中国についても発言したようであるが、NATO加盟国が真剣にウクライナ問題について討議する場にまで足を運んで、北朝鮮のミサイル問題を持ち出した日本をNATO加盟国はどう見たのであろうか。
そして、北朝鮮は、そんな日本をどのように見ているのであろうか。
いずれ、何らかのコメントを出しそうな気がする。