「20時報道」:バスケ一行帰国、井上道義インタビュー、米国と決戦 (2013年3月5日 「朝鮮中央TV」)
休戦協定白紙化を受け記事を書いていたのだが、なかなか上手くまとまらない。まとめられれば投稿しようと思うが、考えていることを羅列するのであれば、1.休戦協定白紙化宣言は、新たな安保理決議への牽制である、2.しかし「宣言」中の「休戦協定白紙化」は2番目の項目で、北朝鮮は新たなる核実験で「対応」するのか、韓国を攻撃するのか、3.「宣言」は威嚇であり両者もないだろう(毎度のごとくはずれるかもしれないが)、4.というのは、核実験はもう中国が容赦しない(中国の影響力行使もだんだん怪しくなっているが)、韓国への攻撃は時期が悪い、5.4の後者については、「宣言」をよく読むと非難の対象としている「傀儡国防部長官」も「合同参謀本部議長」も「そもそも、こいつらは口を開けば政治も軍事も知らない李明博逆賊と共に北南関係を悪化させた逆賊度一味」でありとし、朴槿恵政権とは注意深く切り離している。ある意味、李明博のやり方を踏襲するなという朴槿恵政権への威嚇ではあるが、まだ様子を見るという姿勢の表れでもある。だから、この時点での攻撃はないであろう。6.休戦協定を読み返してみたが、「白紙化」というのが一方的にできるのだろうか。一般的な「休戦協定」についてイラク戦争などに関する論文を読んでみたりしたが、読んだ論文も「一般的」ではなかったので、よく分からない。朝鮮戦争の休戦協定をそのまま解釈すれば、その内容の改定については双方で話し合うと最後に書かれている。しかし、改定ではなく「破棄」については何も書かれていない。一方的破棄は可能なのだろうか。また、「声明」では「我々も」と米国が既に「破棄」したともとれるような表現を使っている。
追って詳細を書くが、「20時報道」ではバスケ一行が帰国したニュース(今度こそ、みんな)、井上さんがインタビューに答え日本語で話しているニュースなどを伝えている。井上さんは「日本には北朝鮮の情報が正しく入ってきておらず、北朝鮮にも日本の情報が正しく入ってきていない」と話しているが、井上さんの日本語はそのまま音声で流れているものの、字幕は後半部分、つまり「北朝鮮に日本の情報が正しく入っていない」という部分は翻訳されていない。日本語が分かる朝鮮人民は、これを聞いてどう思うのであろうか。
<追記>
白紙化、制裁決議・・、色々とニュースは入ってきているが、まだまとめられていない。
井上さんのインタビュー、日本語の発言と朝鮮語の字幕を対比すると以下のとおりである。

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-05-16.flv
井上氏「日本(に)も民族音楽がたくさんありますが、学校であまり教えることがありません。(北朝鮮の)学校で(民族音楽を)中心に教えていることに発見がありました。」(括弧内、川口加筆、以下同様)
字幕「今日、大学を参観しながら、日本の学校では民族音楽についての講義をしないが、朝鮮の音楽大学では民族音楽を重視して、それに力を入れていることに感動しました。」
井上氏「建物も素晴らしいけれど、たくさんの人たちが、今も民族音楽をどんどん新しく作ったりしていることを発見して驚いています。」
字幕「建物も素晴らしいが、学生が民族楽器を自由自在に弾きながら、歌も民謡を多く歌い、また民族音楽、民族作品をたくさん創作する方向で教育をし、公演もしていることについて感動しました。」
井上氏「日本にいると、あんまり情報が、この国(北朝鮮)のことは入ってこないので、逆に日本のことは(北朝鮮に)間違って入ったりするでしょう。こういう交流が、僕、今回来て本当にみんなに話ができると思います。」
字幕「日本にいると、共和国に関するニュースがあまり伝えられませんが、あったとしても間違ったニュースが氾濫しているので、このように直接来てみて、多くのことを知りました。帰ったら、朝鮮について多くの人々に話できることを嬉しく思います。」
日本に関する部分の字幕

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-05-16.flv
字幕では要約されたり意訳されることはあるが、この字幕はかなり独創的である。
追って詳細を書くが、「20時報道」ではバスケ一行が帰国したニュース(今度こそ、みんな)、井上さんがインタビューに答え日本語で話しているニュースなどを伝えている。井上さんは「日本には北朝鮮の情報が正しく入ってきておらず、北朝鮮にも日本の情報が正しく入ってきていない」と話しているが、井上さんの日本語はそのまま音声で流れているものの、字幕は後半部分、つまり「北朝鮮に日本の情報が正しく入っていない」という部分は翻訳されていない。日本語が分かる朝鮮人民は、これを聞いてどう思うのであろうか。
<追記>
白紙化、制裁決議・・、色々とニュースは入ってきているが、まだまとめられていない。
井上さんのインタビュー、日本語の発言と朝鮮語の字幕を対比すると以下のとおりである。

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-05-16.flv
井上氏「日本(に)も民族音楽がたくさんありますが、学校であまり教えることがありません。(北朝鮮の)学校で(民族音楽を)中心に教えていることに発見がありました。」(括弧内、川口加筆、以下同様)
字幕「今日、大学を参観しながら、日本の学校では民族音楽についての講義をしないが、朝鮮の音楽大学では民族音楽を重視して、それに力を入れていることに感動しました。」
井上氏「建物も素晴らしいけれど、たくさんの人たちが、今も民族音楽をどんどん新しく作ったりしていることを発見して驚いています。」
字幕「建物も素晴らしいが、学生が民族楽器を自由自在に弾きながら、歌も民謡を多く歌い、また民族音楽、民族作品をたくさん創作する方向で教育をし、公演もしていることについて感動しました。」
井上氏「日本にいると、あんまり情報が、この国(北朝鮮)のことは入ってこないので、逆に日本のことは(北朝鮮に)間違って入ったりするでしょう。こういう交流が、僕、今回来て本当にみんなに話ができると思います。」
字幕「日本にいると、共和国に関するニュースがあまり伝えられませんが、あったとしても間違ったニュースが氾濫しているので、このように直接来てみて、多くのことを知りました。帰ったら、朝鮮について多くの人々に話できることを嬉しく思います。」
日本に関する部分の字幕

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/contents/movie/centertv/streams/_definst_/2013-03-05-16.flv
字幕では要約されたり意訳されることはあるが、この字幕はかなり独創的である。