「<朝鮮映画>愛の歌」 (2013年2月21日 「朝鮮中央TV」)
また、平壌産院を舞台とした映画が放映された。統一部「北韓情報センター」によると2008年5月15日に放送された映画の再放送ということであるから、5年半ぶりの放映である。初めの部分だけ見ようと思って再生を始めたのだが、はまって最後まで見てしまった。過去記事で紹介した「暖かい私たちの家」は同センター情報によると2007年3月3日の再放送のようなので、この時期に継続して平壌産院関連の映画やドラマが作られたのかもしれない。いずれも今から5~6年前の映像であるが、2013年の「20時報道」で見る平壌とはやはり様子がかなり違う。特に、車の台数の違いは目立っている。
平壌の町を見比べるのも面白かったのだが、ストーリーもなかなかよかった。主人公はオクチュという看護員で彼女の平壌産院での活躍と鴨緑江選手団のホッケー選手ヒョンウとのラブストーリーが大体同時並行的に展開する。
主人公のオクチュ

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13664
思想とか戦闘の話はほとんど出てこないが、かつて地主にいじめられて死んだ母親の子供が平壌産院で無事出産をし、彼女の義理のお父さんが金日成さんの壁画に謝辞を述べる場面はある。北朝鮮映画には必ず入れなければならないシーンなのだろうが、さほどくどくはない。
それにしても、この時期に連続して平壌産院が舞台となるドラマや映画を放送するというのは、李雪主夫人の出産と関係があるのだろうか。
映画のエンディング、平壌産院が大きく映し出されている。

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13664
そういえば、この映画にも日本製と思われる右ハンドルの救急車がピーポーピーポーという聞き慣れたサイレンを鳴らして登場していた。顔を出しているのは金日成壁画に謝辞を述べた老人。運転手は彼の右に座っている。

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13664
平壌の町を見比べるのも面白かったのだが、ストーリーもなかなかよかった。主人公はオクチュという看護員で彼女の平壌産院での活躍と鴨緑江選手団のホッケー選手ヒョンウとのラブストーリーが大体同時並行的に展開する。
主人公のオクチュ

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13664
思想とか戦闘の話はほとんど出てこないが、かつて地主にいじめられて死んだ母親の子供が平壌産院で無事出産をし、彼女の義理のお父さんが金日成さんの壁画に謝辞を述べる場面はある。北朝鮮映画には必ず入れなければならないシーンなのだろうが、さほどくどくはない。
それにしても、この時期に連続して平壌産院が舞台となるドラマや映画を放送するというのは、李雪主夫人の出産と関係があるのだろうか。
映画のエンディング、平壌産院が大きく映し出されている。

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13664
そういえば、この映画にも日本製と思われる右ハンドルの救急車がピーポーピーポーという聞き慣れたサイレンを鳴らして登場していた。顔を出しているのは金日成壁画に謝辞を述べた老人。運転手は彼の右に座っている。

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13664