北朝鮮、艦艇間の国際VHF船舶無線に応答、156MHz帯でF3E通信 (2021年8月3日 「聯合ニュースTV」)
3日、『聯合ニュースTV』が、北朝鮮が「艦艇間の国際VHF船舶無線に応答した」と報じた。
国際VHF船舶無線は、156MHz帯で主としてF3E(アナログのFM通信)を用いて行われている。韓国統一部の資料によると、2004年の北南合意で、北南艦艇間の通信は、主周波数156.8MHz(国際的に呼び出し応答用)、補助周波数156.6MHzで行うとされている。電波形式については記されていないが、一般の船舶も使用する周波数ではないのでF3Eを使うはずである。ということで、ヨンピョン島にでも行けば、普通の受信機で北南の交信を受信できる可能性は極めて高い。
とはいえ、統一部の資料を見ると、交信内容まで記されている。
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双方の艦艇間の交信設定は、次のような方法で行う。
쌍방 함정들 사이 교신설정은 다음과 같은 방법으로 한다.
南側:「白頭山、白頭山、こちらはハルラ山、了解度は?
남측 : “백두산, 백두산, 여기는 한라산 감명도?”
北側:「ハルラ山、ハルラ山、こちらは白頭山、了解度5」
북측 : “한라산, 한라산, 여기는 백두산, 감명도 다섯”
了解度は1~5とする。
韓国統一部、「「서해해상에서 우발적 충돌방지와 군사분계선지역에서의 선전활동 중지 및 선전수단 제거에 관한 합의서」의 부속합의서」、https://dialogue.unikorea.go.kr/preView/47FhZIBoFIfMhjQTVXfFAwEncRcdFu9drP3OWNfswvMGOjYttcHYJddTQGn0h1jvsTGeXsxyQf68LVHYjILRA/view.view.xhtml
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『聯合ニュースTV』によると、これをもって北南間の通信チャンネルは全て復旧したとのことだ。
『聯合ニュースTV』、「北, 함정간 국제상선공통망 호출에 응답…통신선 복원 7일만」、https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20210803008500038?srt=l&d=Y
国際VHF船舶無線は、156MHz帯で主としてF3E(アナログのFM通信)を用いて行われている。韓国統一部の資料によると、2004年の北南合意で、北南艦艇間の通信は、主周波数156.8MHz(国際的に呼び出し応答用)、補助周波数156.6MHzで行うとされている。電波形式については記されていないが、一般の船舶も使用する周波数ではないのでF3Eを使うはずである。ということで、ヨンピョン島にでも行けば、普通の受信機で北南の交信を受信できる可能性は極めて高い。
とはいえ、統一部の資料を見ると、交信内容まで記されている。
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双方の艦艇間の交信設定は、次のような方法で行う。
쌍방 함정들 사이 교신설정은 다음과 같은 방법으로 한다.
南側:「白頭山、白頭山、こちらはハルラ山、了解度は?
남측 : “백두산, 백두산, 여기는 한라산 감명도?”
北側:「ハルラ山、ハルラ山、こちらは白頭山、了解度5」
북측 : “한라산, 한라산, 여기는 백두산, 감명도 다섯”
了解度は1~5とする。
韓国統一部、「「서해해상에서 우발적 충돌방지와 군사분계선지역에서의 선전활동 중지 및 선전수단 제거에 관한 합의서」의 부속합의서」、https://dialogue.unikorea.go.kr/preView/47FhZIBoFIfMhjQTVXfFAwEncRcdFu9drP3OWNfswvMGOjYttcHYJddTQGn0h1jvsTGeXsxyQf68LVHYjILRA/view.view.xhtml
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『聯合ニュースTV』によると、これをもって北南間の通信チャンネルは全て復旧したとのことだ。
『聯合ニュースTV』、「北, 함정간 국제상선공통망 호출에 응답…통신선 복원 7일만」、https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20210803008500038?srt=l&d=Y