式典での日本と北朝鮮の違い:軍隊の行進と敬意 (2021年7月24日)
開会式の様子をネットにあった動画で改めて見ていた。
当たり前のことだが、日本と北朝鮮はやはり随分違う。
一つは、国旗を掲揚する自衛隊員の行進。国によって軍隊の行進の仕方は違うのだろうが、いつも北朝鮮式の行進ばかり見ている者の目には、もう少し覇気のある歩みが欲しかった。指揮官が「1、2、1、2」と声がけはしていたようだが、曲がり角や階段を上るところで、若干のズレがあるようにも見えた。どちらが良いという話ではないが、国による違いを随分感じた。
もう一つは、天皇が開会宣言をするために立ち上がっても、のんびりと座っている日本首相と東京都知事。北朝鮮の映像を見ていると、「元帥様」が立っている時に座っている人など一人もいないし、「元帥様」が立ち上がろうとするだけで、皆、先を争うように立ち上がる。そうした映像を見慣れている者にとっては、まさに「異様」としかいえない光景だった。
日本首相も東京都知事も、あのような場で「元首」として開会宣言をする天皇に対する敬意を表すのは「公務」として当然のことなのだし、そういう意識が欠如しているというのは、まったくもって信じ難い。映像を見ていると、日本首相と天皇は開会式の最中も言葉を交わしており、首相が気を抜いたのかも知れないが、あの場に座っている自分たちの立場を忘れている姿が世界に流れたのは、実にみっともない。
当たり前のことだが、日本と北朝鮮はやはり随分違う。
一つは、国旗を掲揚する自衛隊員の行進。国によって軍隊の行進の仕方は違うのだろうが、いつも北朝鮮式の行進ばかり見ている者の目には、もう少し覇気のある歩みが欲しかった。指揮官が「1、2、1、2」と声がけはしていたようだが、曲がり角や階段を上るところで、若干のズレがあるようにも見えた。どちらが良いという話ではないが、国による違いを随分感じた。
もう一つは、天皇が開会宣言をするために立ち上がっても、のんびりと座っている日本首相と東京都知事。北朝鮮の映像を見ていると、「元帥様」が立っている時に座っている人など一人もいないし、「元帥様」が立ち上がろうとするだけで、皆、先を争うように立ち上がる。そうした映像を見慣れている者にとっては、まさに「異様」としかいえない光景だった。
日本首相も東京都知事も、あのような場で「元首」として開会宣言をする天皇に対する敬意を表すのは「公務」として当然のことなのだし、そういう意識が欠如しているというのは、まったくもって信じ難い。映像を見ていると、日本首相と天皇は開会式の最中も言葉を交わしており、首相が気を抜いたのかも知れないが、あの場に座っている自分たちの立場を忘れている姿が世界に流れたのは、実にみっともない。