国務委員会演奏新曲『私たちの母』・『その情に従う』、凄い画面音楽が放送された、朝鮮音楽の新境地、音楽で元気を (2021年6月23日 「朝鮮中央TV」)
表題の通り。YouTube アップロード準備中。「元帥様」の「第3回全員会議」演説報道も字幕半ばなのに・・・
<追記>
23日、「朝鮮中央TV」で新しいスタイルの「画面音楽」が放送された。基本的には『母なる党に捧げる歌』のようにスタジオでの録音風景を使っているのだが、新スタイルでは、海岸や森の中など屋外での演奏風景なども使っている。特に『私の母』の海岸シーンは、西側の映像を彷彿させるできばえになっている。
さらに、この2曲は実に良い曲だと思う。このところ、北朝鮮の音楽芸術活動は停滞していたが、ここに来て「党第8回大会」の音楽芸術部門での「決定貫徹」が相当なレベルでできたと言えるのではないだろうか。
さらに、音楽芸術の新しい境地を開拓したとも言える。特に、『私たちの母』の「ように(처럼)」の部分にかかるような作曲は、これまでなかったのではないだろうか。モランボン楽団ファンには申し訳ないが、同楽団の時代は既に終わったと思う。この曲や「画面音楽」を見るまでは、復活もあり得ると思っていたが、今後は、過去の楽団として「ポチョンボ電子楽団」のように、過去の楽団が登場するオーケージョンでのみの演奏になっていくと思われる。
「国務委員会演奏団」をここまで前面に出し、金オクチュ、チャ・ウンミという歌手を使い、さらに新世代の指揮者や作曲家、作詞家を使っているのは、北朝鮮音楽の新たなページが開かれたと言えるのではないだろうか。また、登場初期は今一つだった男性歌手達も実力を付けてきており、「国務委員会演奏団公演」では素晴らしい歌唱力を見せてくれた。
「元帥様」、「食糧危機」で困っているとき、音楽で人民を元気づけようとしているのであろうか。どこかの「首相様」の「東京五輪で希望と勇気・・・」というボソボソ話しよりも、「第3回全員会議」の演説やこうした音楽の方がメッセージ性があることは間違いない。
『その情に従う』
Source: KCTV, 2021/06/23
『私たちの母』
Source: KCTV, 2021/06/23
<追記2>
延吉の朝鮮食堂で歌いたくなってきた。
<追記3>
24日、「朝鮮中央TV」の放送開始直後、「今日の放送順序」で、上記に曲が「音楽編集物」として紹介された。通常、「画面音楽」は、このような紹介はしない。この2曲に力を入れていることが分かる。

Source: KCTV, 2021/06/24

Source: KCTV, 2021/06/24
<追記4>
「国務委員会演奏団」公演の際もそうだったのだが、指揮者の笑顔が目立っている。公演の際には、演奏終了後、会場に挨拶をする際、指揮者は笑顔だ。会場には「元帥様」がいるわけなので、真面目な顔で挨拶をするのが普通なのだが、そのスタイルも変わっている。そして、改めて『私たちの母』の「画面音楽」を見ていたら、指揮者が笑顔で指揮をしている。

Source: KCTV, 2021/06/22

Source: KCTV, YouTube, 2021/06/23
関係はないと思うが、笑顔と言えば、チョ・ヨンウォンもニコニコしていることが多い。
<追記>
23日、「朝鮮中央TV」で新しいスタイルの「画面音楽」が放送された。基本的には『母なる党に捧げる歌』のようにスタジオでの録音風景を使っているのだが、新スタイルでは、海岸や森の中など屋外での演奏風景なども使っている。特に『私の母』の海岸シーンは、西側の映像を彷彿させるできばえになっている。
さらに、この2曲は実に良い曲だと思う。このところ、北朝鮮の音楽芸術活動は停滞していたが、ここに来て「党第8回大会」の音楽芸術部門での「決定貫徹」が相当なレベルでできたと言えるのではないだろうか。
さらに、音楽芸術の新しい境地を開拓したとも言える。特に、『私たちの母』の「ように(처럼)」の部分にかかるような作曲は、これまでなかったのではないだろうか。モランボン楽団ファンには申し訳ないが、同楽団の時代は既に終わったと思う。この曲や「画面音楽」を見るまでは、復活もあり得ると思っていたが、今後は、過去の楽団として「ポチョンボ電子楽団」のように、過去の楽団が登場するオーケージョンでのみの演奏になっていくと思われる。
「国務委員会演奏団」をここまで前面に出し、金オクチュ、チャ・ウンミという歌手を使い、さらに新世代の指揮者や作曲家、作詞家を使っているのは、北朝鮮音楽の新たなページが開かれたと言えるのではないだろうか。また、登場初期は今一つだった男性歌手達も実力を付けてきており、「国務委員会演奏団公演」では素晴らしい歌唱力を見せてくれた。
「元帥様」、「食糧危機」で困っているとき、音楽で人民を元気づけようとしているのであろうか。どこかの「首相様」の「東京五輪で希望と勇気・・・」というボソボソ話しよりも、「第3回全員会議」の演説やこうした音楽の方がメッセージ性があることは間違いない。
『その情に従う』
Source: KCTV, 2021/06/23
『私たちの母』
Source: KCTV, 2021/06/23
<追記2>
延吉の朝鮮食堂で歌いたくなってきた。
<追記3>
24日、「朝鮮中央TV」の放送開始直後、「今日の放送順序」で、上記に曲が「音楽編集物」として紹介された。通常、「画面音楽」は、このような紹介はしない。この2曲に力を入れていることが分かる。

Source: KCTV, 2021/06/24

Source: KCTV, 2021/06/24
<追記4>
「国務委員会演奏団」公演の際もそうだったのだが、指揮者の笑顔が目立っている。公演の際には、演奏終了後、会場に挨拶をする際、指揮者は笑顔だ。会場には「元帥様」がいるわけなので、真面目な顔で挨拶をするのが普通なのだが、そのスタイルも変わっている。そして、改めて『私たちの母』の「画面音楽」を見ていたら、指揮者が笑顔で指揮をしている。

Source: KCTV, 2021/06/22

Source: KCTV, YouTube, 2021/06/23
関係はないと思うが、笑顔と言えば、チョ・ヨンウォンもニコニコしていることが多い。