「朝鮮労働党中央委員会第8期第3回全員会議閉会」の動画報道:「(第1)副部長同志」前の入り口から遅刻、立たされている委員、拍手 (2021年6月20日 「朝鮮中央TV」)
20日、「朝鮮中央TV」で「第3回全員会議閉会」の動画報道があった。
この動画、入場シーンから興味深い。「(第1)副部長同志」であるが、入場に遅刻している。ただし、さすがに特別扱いがあるようで、前の入り口から駆け込んできている(他の党員は後ろ入り口を使っている)。しかし、威張っている様子はなく、先に入場していた人に頭を下げて、自分の席まで通してもらっている。下の連続3枚の写真を見て欲しい。

Source: KCTV, 2021/06/20

Source: KCTV, 2021/06/20

Source: KCTV, 2021/06/20
本当に「第1秘書」を「影武者」にするのであればこのぐらいの演技も必要だろうが、さすがに「党規約」に明記されている職責なので、そこまでする必要なないように思われる。「(第1)副部長同志」が「第1秘書」との分析もあるが、私は、会議での動きなどからして、チョ・ヨンウォンだとほぼ確信している。
「党生活総括」のアナウンス部分で、立たされている人が見える。

Source: KCTV, 2021/06/20
恐らく、よろしくない「党生活」を報告され、注意されている委員達であろう。座席にマイクは設置されていないので、自己批判をするという話ではなく、単純に叱られているのだろう。しかし、彼らからすれば、「党生活」を総括する会議に遅刻してきた「(第1)副部長同志は」は何なんだということなのだろうが、この辺りが「白頭の血統」の威力なのだろう。
下の写真のシーンもおもしろい。中央正面の2人の男性は拍手のタイミングがずれている。「元帥様」がチョ・ヨンウォンと話し出したので、拍手をすべきか迷っているようにも思えるが、あまり見ないシーンである。もちろん2人は、すご後に拍手を始める。しかし、その2人が大きく映る映像をなぜ敢えて使っているのだろうか。

Source: KCTV, 2021/06/20
このように、「閉会」動画映像は、興味深い点が多い。
Source: KCTV, 2021/06/20
この動画、入場シーンから興味深い。「(第1)副部長同志」であるが、入場に遅刻している。ただし、さすがに特別扱いがあるようで、前の入り口から駆け込んできている(他の党員は後ろ入り口を使っている)。しかし、威張っている様子はなく、先に入場していた人に頭を下げて、自分の席まで通してもらっている。下の連続3枚の写真を見て欲しい。

Source: KCTV, 2021/06/20

Source: KCTV, 2021/06/20

Source: KCTV, 2021/06/20
本当に「第1秘書」を「影武者」にするのであればこのぐらいの演技も必要だろうが、さすがに「党規約」に明記されている職責なので、そこまでする必要なないように思われる。「(第1)副部長同志」が「第1秘書」との分析もあるが、私は、会議での動きなどからして、チョ・ヨンウォンだとほぼ確信している。
「党生活総括」のアナウンス部分で、立たされている人が見える。

Source: KCTV, 2021/06/20
恐らく、よろしくない「党生活」を報告され、注意されている委員達であろう。座席にマイクは設置されていないので、自己批判をするという話ではなく、単純に叱られているのだろう。しかし、彼らからすれば、「党生活」を総括する会議に遅刻してきた「(第1)副部長同志は」は何なんだということなのだろうが、この辺りが「白頭の血統」の威力なのだろう。
下の写真のシーンもおもしろい。中央正面の2人の男性は拍手のタイミングがずれている。「元帥様」がチョ・ヨンウォンと話し出したので、拍手をすべきか迷っているようにも思えるが、あまり見ないシーンである。もちろん2人は、すご後に拍手を始める。しかし、その2人が大きく映る映像をなぜ敢えて使っているのだろうか。

Source: KCTV, 2021/06/20
このように、「閉会」動画映像は、興味深い点が多い。
Source: KCTV, 2021/06/20