中国外相王毅、「朝鮮半島問題の鍵は北朝鮮に対する軍事的脅威解決」と (2021年4月5日 「聯合ニュースTV」)
5日、『聯合ニュースTV』にが、韓国や日本など、アジア4カ国外相と会談後に開催された記者会見で、中国外相王毅が「朝鮮半島問題の解決の鍵は、北朝鮮が何年もの間、経験している軍事的圧力と脅威の解決」と述べたと伝えた。
https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20210405022100038?srt=l&d=Y
この「記者会見」の全文英訳をまだ見つけることができていないが、王毅のこの発言は米国による「対北朝鮮敵対視政策」変更を要求する北朝鮮の主張と基本的に同一のものと言える。
王毅はまた「 朝鮮半島の非核化と朝鮮半島の平和構築は、並行しても相反する事柄ではないので、一緒に推進しなければならない」とも述べているが、これも一方的に北朝鮮に対して核放棄を要求するバイデン政権の姿勢とは一線を画するものである。
対北朝鮮スタンスにおいて、中朝-韓-米日という構図がさらに明らかになった。
日本首相菅は、コロナ最中の米国行脚でバイデンと拉致問題について「話をした」あるいは「お願いした」ことを国内政治に利用しようとしているが、上のような構図の中で、一体、何ができるというのだろうか。人権派のバイデンは、「拉致は許し難い暴挙」、「即刻解決しなければならない」などと応じる可能性は高いが、問題はだから何ができるのかというところに尽きる。
https://www.yonhapnewstv.co.kr/news/MYH20210405022100038?srt=l&d=Y
この「記者会見」の全文英訳をまだ見つけることができていないが、王毅のこの発言は米国による「対北朝鮮敵対視政策」変更を要求する北朝鮮の主張と基本的に同一のものと言える。
王毅はまた「 朝鮮半島の非核化と朝鮮半島の平和構築は、並行しても相反する事柄ではないので、一緒に推進しなければならない」とも述べているが、これも一方的に北朝鮮に対して核放棄を要求するバイデン政権の姿勢とは一線を画するものである。
対北朝鮮スタンスにおいて、中朝-韓-米日という構図がさらに明らかになった。
日本首相菅は、コロナ最中の米国行脚でバイデンと拉致問題について「話をした」あるいは「お願いした」ことを国内政治に利用しようとしているが、上のような構図の中で、一体、何ができるというのだろうか。人権派のバイデンは、「拉致は許し難い暴挙」、「即刻解決しなければならない」などと応じる可能性は高いが、問題はだから何ができるのかというところに尽きる。