「写真の中の真実を暴露する」:従軍慰安婦問題を告発する新番組、斬新な力作 (2021年3月1日 「朝鮮中央TV」)
1日、3.1節の日に、「朝鮮中央TV」では、従軍慰安婦問題を告発する新番組が放送された。
この日、「3.1独立運動は平壌から始まった」とする番組を放送するのかと思って見ていたのだが、3.1節関連の番組は「20時報道」が終わっても放送されなかった。どうしたのかと思って見ていたら、この新番組が放送された。別記事で紹介した「朝鮮中央TV」の新ロゴが番組の終わりに出てくる新番組である。
朴ヨンシムという実在した慰安婦被害者女性の生涯を振り返る番組で、海外の放送局が撮影したと思われる、朴ヨンシムが中国などの慰安所跡地を巡る映像も使っている。のみならず、映像や音響、ナレーション、そしてその文言にも番組作りの斬新さが見られる。記事を書きながら振り返れば、「首領様」などに関する言及も一つもなく、これも北朝鮮らしくない番組作りだ。
また、「連合軍」時代とはいえ、米国の資料をたくさん使っている点も特徴的である。
「連合軍」が撮影した1枚の写真の中にいる妊娠した女性。この女性(朴ヨンシム)の生涯から慰安婦問題の真実をえぐり出そうとしている力作だと思う。
Source: KCTV、2021/03/01
この日、「3.1独立運動は平壌から始まった」とする番組を放送するのかと思って見ていたのだが、3.1節関連の番組は「20時報道」が終わっても放送されなかった。どうしたのかと思って見ていたら、この新番組が放送された。別記事で紹介した「朝鮮中央TV」の新ロゴが番組の終わりに出てくる新番組である。
朴ヨンシムという実在した慰安婦被害者女性の生涯を振り返る番組で、海外の放送局が撮影したと思われる、朴ヨンシムが中国などの慰安所跡地を巡る映像も使っている。のみならず、映像や音響、ナレーション、そしてその文言にも番組作りの斬新さが見られる。記事を書きながら振り返れば、「首領様」などに関する言及も一つもなく、これも北朝鮮らしくない番組作りだ。
また、「連合軍」時代とはいえ、米国の資料をたくさん使っている点も特徴的である。
「連合軍」が撮影した1枚の写真の中にいる妊娠した女性。この女性(朴ヨンシム)の生涯から慰安婦問題の真実をえぐり出そうとしている力作だと思う。
Source: KCTV、2021/03/01