命令ー109:ユーゴスラビア軍RP-2Mで受信する「平壌放送」 (2021年2月18日)
朝鮮芸術映画に「命令-027号」というのがあり、10日ほど前にも「朝鮮中央TV」で放送していた。何回見てもおもしろい映画だ。それに触発されたということもないのだが、一連の動画をまとめてストーリーにした「命令ー109」を昨日アップロードしておいた。そんなことをしていたので、音楽公演をスタートから見ることができなかったのだが、録画しておいたので問題ない(これもYouTubeにアップロードしておいた)。
今回使用したのは、ユーゴスラビア軍のRP-2Mという受信機である。マニュアルは1971年に発行されているので、70年代に使われた受信機だろう。今回は、運良く、電池以外はフルセットで入手できた。トランジスタ式のラジオなので、入手時点で故障していると修理が真空管式受信機の比ではないのだが、幸いにも若干の接点不良程度の状態で来た。
9Vで駆動する受信機なので006Pでテストしていたのだが、ケース内部が変な形状になっており、006Pは使えない。削ってしまうというやり方もありなのだが、オリジナルな状態を残したかったので単4電池を直列にして9Vを得るようにした。単4電池のホルダーもそのままでは入らなかったので、こちらを削って入れたら、感じよく収まった。
米軍のR-1004は60年代、RP-2Mは70年代と10年の違いはあるが、RP-2Mの性能はR-1004の比較にならないほど高い。もちろん、R-1004をオリジナルの状態まで調整できたのかどうかは分からないが、それにしてもRP-2Mは感度、選択度、周波数の読みの正確さも驚くほどよい。社会主義も本気で作ると凄いものが作れるものだと驚いた。それとも、ユーゴスラビアが特に優等生だったのだろうか。
アンテナには期待しなかったのだが、1.8mほどのロッドアンテナで十分な感度が得られ、さらにヘッドフォーンはスピーカとして使えるほどの音量がある。
今回使用したのは、ユーゴスラビア軍のRP-2Mという受信機である。マニュアルは1971年に発行されているので、70年代に使われた受信機だろう。今回は、運良く、電池以外はフルセットで入手できた。トランジスタ式のラジオなので、入手時点で故障していると修理が真空管式受信機の比ではないのだが、幸いにも若干の接点不良程度の状態で来た。
9Vで駆動する受信機なので006Pでテストしていたのだが、ケース内部が変な形状になっており、006Pは使えない。削ってしまうというやり方もありなのだが、オリジナルな状態を残したかったので単4電池を直列にして9Vを得るようにした。単4電池のホルダーもそのままでは入らなかったので、こちらを削って入れたら、感じよく収まった。
米軍のR-1004は60年代、RP-2Mは70年代と10年の違いはあるが、RP-2Mの性能はR-1004の比較にならないほど高い。もちろん、R-1004をオリジナルの状態まで調整できたのかどうかは分からないが、それにしてもRP-2Mは感度、選択度、周波数の読みの正確さも驚くほどよい。社会主義も本気で作ると凄いものが作れるものだと驚いた。それとも、ユーゴスラビアが特に優等生だったのだろうか。
アンテナには期待しなかったのだが、1.8mほどのロッドアンテナで十分な感度が得られ、さらにヘッドフォーンはスピーカとして使えるほどの音量がある。