米帝受信機BC-348-Rで聞く「平壌放送」 (2021年1月31日 「平壌放送」)
去年入手した米軍用受信機BC-348-R。第二次大戦中から戦後までB-29に搭載されて使われていた受信機である。日本本土爆撃のみならず朝鮮戦争にもB-29は投入されているので、もしかしたらこの受信機は北朝鮮を爆撃したB-29に搭載されていたのかも知れない。BC-348シリーズはA~Sまであり、受信に使ったBC-348-Rは比較的後期のものと思われ、「CDL」と銘板に書かれているので「Belmont Radio Corp., Chicago, IL」社製であろう。ただ、大量に放出され、ケース、銘板、中身がバラバラのものも出回っているようなので、ガッチャマン(合体)状態になっているのかもしれない。
このBC-348-R、ジャンクで買ったわりには質は良かったのだが、AMの受信ができなかった。原因は、コンデンサーがショートして過電流が流れ、抵抗が焼け切れていたからだった。ここを修理してAM受信ができるところまで直し、ずっと放置しておいた。
その後、別の通信機を修理するためにSGを購入したので、そのうちにBC-348-Rも調整しようと思っていたのだが、興味が薄れてずっと放置してあった。しかし、最近また無線機修理に対する興味が復活し、ぼちぼち取り組んでいる。そんなこともあり、去年入手したSGを使ってBC-348-Rを調整した。ラジオ少年の頃には高くて手が出せない測定器であったが(AF用のジャンクSGを買って遊ぶのがせいぜいだった)、最近は中国製が安く買えるのでとても助かる(そして、ラジオ大人になったので経済的にも少し余裕ができた)。
やはり中国製のオシロスコープと組み合わせてかなりスッキリと調整ができたので、ここ数日、「朝鮮中央放送」や「平壌放送」を聞いていたのだが、せっかくなので動画を作ることにした。
SDRや新しい受信機と比べるとさすがに感度は劣るが、味のある音がしている。また、このBC-348-Rは電源部がオリジナルの状態なので、DC28V(B-29の機内電圧らしい)を昇圧するためのダイナモが回っている。やかましいと言えばやかましいのだが、それも含めてよい感じで聞こえる。
何となく受信機を集めたので、これから、それらで聞く「平壌放送」シリーズの動画を少しずつ作ろうと思っている。
このBC-348-R、ジャンクで買ったわりには質は良かったのだが、AMの受信ができなかった。原因は、コンデンサーがショートして過電流が流れ、抵抗が焼け切れていたからだった。ここを修理してAM受信ができるところまで直し、ずっと放置しておいた。
その後、別の通信機を修理するためにSGを購入したので、そのうちにBC-348-Rも調整しようと思っていたのだが、興味が薄れてずっと放置してあった。しかし、最近また無線機修理に対する興味が復活し、ぼちぼち取り組んでいる。そんなこともあり、去年入手したSGを使ってBC-348-Rを調整した。ラジオ少年の頃には高くて手が出せない測定器であったが(AF用のジャンクSGを買って遊ぶのがせいぜいだった)、最近は中国製が安く買えるのでとても助かる(そして、ラジオ大人になったので経済的にも少し余裕ができた)。
やはり中国製のオシロスコープと組み合わせてかなりスッキリと調整ができたので、ここ数日、「朝鮮中央放送」や「平壌放送」を聞いていたのだが、せっかくなので動画を作ることにした。
SDRや新しい受信機と比べるとさすがに感度は劣るが、味のある音がしている。また、このBC-348-Rは電源部がオリジナルの状態なので、DC28V(B-29の機内電圧らしい)を昇圧するためのダイナモが回っている。やかましいと言えばやかましいのだが、それも含めてよい感じで聞こえる。
何となく受信機を集めたので、これから、それらで聞く「平壌放送」シリーズの動画を少しずつ作ろうと思っている。