「朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会第14期第12回全員会議開催」:「反動思想文化排撃法」で綱紀粛正、「移動通信法」でサービスエリア拡大と内容充実 (2020年12月5日 「朝鮮中央通信」)
5日、「朝鮮中央通信」などに以下。
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朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会第14回第12回全員会議開催
조선민주주의인민공화국 최고인민회의 상임위원회 제14기 제12차전원회의 진행
(平壌 12月5日発 朝鮮中央通信)
(평양 12월 5일발 조선중앙통신)
朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会第14回第12回全員会議が4日、万寿台議事堂で開催された。
조선민주주의인민공화국 최고인민회의 상임위원회 제14기 제12차전원회의가 4일 만수대의사당에서 진행되였다.
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員であり、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会第1副委員長であり、最高人民会議常任委員会委員長である崔龍海同志が全員会議を司会した。
조선로동당 중앙위원회 정치국 상무위원회 위원이며 조선민주주의인민공화국 국무위원회 제1부위원장이며 최고인민회의 상임위원회 위원장인 최룡해동지가 전원회의를 사회하였다.
最高人民会議の常任委員会の副委員長であるテ・ヒョンチョル同志、朴ヨンイル同志、書記長、コ・キルソン同志をはじめとした最高人民会議常任委員会委員が全員会議に参加した。
최고인민회의 상임위원회 부위원장들인 태형철동지,박용일동지,서기장 고길선동지를 비롯한 최고인민회의 상임위원회 위원들이 전원회의에 참가하였다.
会議にはまた、最高人民会議常任委員会と内閣の当該幹部が傍聴として参加した。
회의에는 또한 최고인민회의 상임위원회와 내각의 해당 일군들이 방청으로 참가하였다.
全員会議には、「朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議を招集することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国反動思想文化排撃法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国科学技術成果導入法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国林業法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国移動通信法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国中央裁判所判事送還及び選挙について」などの議案が上程された。
전원회의에는 《조선민주주의인민공화국 최고인민회의를 소집함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 반동사상문화배격법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 과학기술성과도입법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 림업법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 이동통신법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 중앙재판소 판사 소환 및 선거에 대하여》 등의 의안들이 상정되였다.
全員会議では、まず、本会議に提起された朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第4回会議を招集することに関する最高人民会議常任委員会決定を全員一致で採択した。
전원회의에서는 먼저 본 회의에 제기된 조선민주주의인민공화국 최고인민회의 제14기 제4차회의를 소집함에 대한 최고인민회의 상임위원회 결정을 전원일치로 채택하였다.
最高人民会議の法制委員会で審議された当該法の基本内容に関する解説があった。
최고인민회의 법제위원회에서 심의된 해당 법들의 기본내용에 대한 해설이 있었다.
反動思想文化排撃法は、反社会主義思想文化の流入、流布行為を徹底して防ぎ、我々の思想、我々の精神、我々の文化を堅固に守護することで、思想陣地、革命陣地、階級陣地をさらに強化することにおいて全ての機関、企業所、団体と公民が必ず守らなければならない準則を規定した。
반동사상문화배격법은 반사회주의사상문화의 류입,류포행위를 철저히 막고 우리의 사상,우리의 정신,우리의 문화를 굳건히 수호함으로써 사상진지,혁명진지,계급진지를 더욱 강화하는데서 모든 기관,기업소,단체와 공민들이 반드시 지켜야 할 준칙들을 규제하였다.
科学技術制か導入計画の作成と示達、掌握と統制、遂行状況総括において厳格な規定を打ち立てることに関する問題、科学技術制か導入と関連した審議、審査、評価、確認事業で科学性、客観性、正確性を保障することに関する問題などが科学技術成果導入法に具体的に明記された。
과학기술성과도입계획의 작성과 시달,장악과 통제,수행정형총화에서 엄격한 규률을 세울데 대한 문제,과학기술성과도입과 관련한 심의,심사,평가,확인사업에서 과학성,객관성,정확성을 보장할데 대한 문제 등이 과학기술성과도입법에 구체적으로 밝혀져있다.
林業法では、国家的投資の下、現代的な林業基地をしっかりと建設し、循環式伐採方法を正しく適用し、国の山林資源を継続して増やしながら、材木生産を正常化し、群集的運動として植林と育林を行い、木材の供給及び販売、利用で制定された制度と秩序を徹底して守ることに関する問題が強調された。
림업법에서는 국가적투자밑에 현대적인 림업기지를 튼튼히 꾸리고 순환식채벌방법을 바로 적용하여 나라의 산림자원을 계속 늘이면서 통나무생산을 정상화하며 군중적운동으로 나무심기와 가꾸기를 진행하고 목재의 공급 및 판매,리용에서 제정된 제도와 질서를 철저히 지킬데 대한 문제들이 강조되였다.
移動通信法では、移動通信施設の建設と管理運営、移動通信網の拡大的な完備、移動通信の大衆化、多様化実現、移動通信サービスと利用、移動通信設備の登録をはじめとし、移動通信事業で生じている原則的問題を反映させた。
이동통신법에는 이동통신시설의 건설과 관리운영,이동통신망의 현대적인 완비,이동통신의 다종화,다양화 실현,이동통신봉사와 리용,이동통신설비의 등록을 비롯하여 이동통신사업에서 나서는 원칙적문제들이 반영되였다.
全員会議では、上程された法案に関する真摯な研究討議に基づき、朝鮮民主主義人民共和国反動思想文化排撃法、科学技術成果導入法、林業法、移動通信法を採択することについての最高人民会議常任委員会政令が全員賛成で採択された。
전원회의에서는 상정된 법안들에 대한 진지한 연구토의에 기초하여 조선민주주의인민공화국 반동사상문화배격법,과학기술성과도입법,림업법,이동통신법을 채택함에 대한 최고인민회의 상임위원회 정령들이 전원찬성으로 채택되였다.
全員会議では、朝鮮民主主義人民共和国中央裁判所判事の召還及び選挙をした。
전원회의에서는 조선민주주의인민공화국 중앙재판소 판사들을 소환 및 선거하였다.(끝)

Source: KCNA, 2020/12/05
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この会議では、「反動思想文化排撃法」が採択されているが、背景には北朝鮮で「反動思想文化」が拡散しているのだろうか。コロナの影響で国境がいつも以上に徹底して遮断されているので、新たに「反動思想文化」が流入しているとは考えにくい。だとすると、北朝鮮国内に既に流入していた「反動思想文化」に対する取り締まりの強化ということになろうが、「反動思想文化」に対する人民や党、そして公安当局の態度に緩みが発生したからなのかも知れない。北南関係や朝米関係が順調な時期であれば、そのようなこともあり得るが、北南、朝米共にほとんど進展していない、とりわけ対内的にはその間あった韓国大統領や米国大統領との書簡のやり取りが報じられていない中、なぜ「反動思想文化」に対する警戒感が緩むのであろうか。新型コロナとは直接関係ないと思うが、敢えて言うならば、新型コロナ啓蒙番組などで西側の生活スタイルを「朝鮮中央TV」で頻繁に見せるようになったのも関係しているのかも知れない。党中央委員会第7期第20回政治局拡大会議では平壌医学大学での不祥事が批判されたが、それもこの法採択と無関係ではなかろう。
一方、移動通信法も採択されており、その内容として「移動通信施設の建設と管理運営、移動通信網の拡大的な完備、移動通信の大衆化、多様化実現、移動通信サービスと利用、移動通信設備の登録」が掲げられている。とりわけ「移動通信網の拡大的完備」、「移動通信の大衆化」、そして「多様化実現」という項目は注目に値するが、地方都市や農村部への移動通信門を拡張しつつ、既に一定の水準に達している平壌などでは、その利用方法を「多様化」してくということなのであろう。
また、「朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第4回会議を2021年1月下旬に平壌で招集する」ことも決定された。党第8回大会は1月上旬としているので、最高人民会議はその後ということになる。
조선민주주의인민공화국 최고인민회의 제14기 제4차회의를 주체110(2021)년 1월 하순 평양에서 소집한다.
이와 관련한 최고인민회의 상임위원회 결정이 4일 발표되였다
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朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会第14回第12回全員会議開催
조선민주주의인민공화국 최고인민회의 상임위원회 제14기 제12차전원회의 진행
(平壌 12月5日発 朝鮮中央通信)
(평양 12월 5일발 조선중앙통신)
朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会第14回第12回全員会議が4日、万寿台議事堂で開催された。
조선민주주의인민공화국 최고인민회의 상임위원회 제14기 제12차전원회의가 4일 만수대의사당에서 진행되였다.
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員であり、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会第1副委員長であり、最高人民会議常任委員会委員長である崔龍海同志が全員会議を司会した。
조선로동당 중앙위원회 정치국 상무위원회 위원이며 조선민주주의인민공화국 국무위원회 제1부위원장이며 최고인민회의 상임위원회 위원장인 최룡해동지가 전원회의를 사회하였다.
最高人民会議の常任委員会の副委員長であるテ・ヒョンチョル同志、朴ヨンイル同志、書記長、コ・キルソン同志をはじめとした最高人民会議常任委員会委員が全員会議に参加した。
최고인민회의 상임위원회 부위원장들인 태형철동지,박용일동지,서기장 고길선동지를 비롯한 최고인민회의 상임위원회 위원들이 전원회의에 참가하였다.
会議にはまた、最高人民会議常任委員会と内閣の当該幹部が傍聴として参加した。
회의에는 또한 최고인민회의 상임위원회와 내각의 해당 일군들이 방청으로 참가하였다.
全員会議には、「朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議を招集することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国反動思想文化排撃法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国科学技術成果導入法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国林業法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国移動通信法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国中央裁判所判事送還及び選挙について」などの議案が上程された。
전원회의에는 《조선민주주의인민공화국 최고인민회의를 소집함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 반동사상문화배격법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 과학기술성과도입법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 림업법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 이동통신법을 채택함에 대하여》,《조선민주주의인민공화국 중앙재판소 판사 소환 및 선거에 대하여》 등의 의안들이 상정되였다.
全員会議では、まず、本会議に提起された朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第4回会議を招集することに関する最高人民会議常任委員会決定を全員一致で採択した。
전원회의에서는 먼저 본 회의에 제기된 조선민주주의인민공화국 최고인민회의 제14기 제4차회의를 소집함에 대한 최고인민회의 상임위원회 결정을 전원일치로 채택하였다.
最高人民会議の法制委員会で審議された当該法の基本内容に関する解説があった。
최고인민회의 법제위원회에서 심의된 해당 법들의 기본내용에 대한 해설이 있었다.
反動思想文化排撃法は、反社会主義思想文化の流入、流布行為を徹底して防ぎ、我々の思想、我々の精神、我々の文化を堅固に守護することで、思想陣地、革命陣地、階級陣地をさらに強化することにおいて全ての機関、企業所、団体と公民が必ず守らなければならない準則を規定した。
반동사상문화배격법은 반사회주의사상문화의 류입,류포행위를 철저히 막고 우리의 사상,우리의 정신,우리의 문화를 굳건히 수호함으로써 사상진지,혁명진지,계급진지를 더욱 강화하는데서 모든 기관,기업소,단체와 공민들이 반드시 지켜야 할 준칙들을 규제하였다.
科学技術制か導入計画の作成と示達、掌握と統制、遂行状況総括において厳格な規定を打ち立てることに関する問題、科学技術制か導入と関連した審議、審査、評価、確認事業で科学性、客観性、正確性を保障することに関する問題などが科学技術成果導入法に具体的に明記された。
과학기술성과도입계획의 작성과 시달,장악과 통제,수행정형총화에서 엄격한 규률을 세울데 대한 문제,과학기술성과도입과 관련한 심의,심사,평가,확인사업에서 과학성,객관성,정확성을 보장할데 대한 문제 등이 과학기술성과도입법에 구체적으로 밝혀져있다.
林業法では、国家的投資の下、現代的な林業基地をしっかりと建設し、循環式伐採方法を正しく適用し、国の山林資源を継続して増やしながら、材木生産を正常化し、群集的運動として植林と育林を行い、木材の供給及び販売、利用で制定された制度と秩序を徹底して守ることに関する問題が強調された。
림업법에서는 국가적투자밑에 현대적인 림업기지를 튼튼히 꾸리고 순환식채벌방법을 바로 적용하여 나라의 산림자원을 계속 늘이면서 통나무생산을 정상화하며 군중적운동으로 나무심기와 가꾸기를 진행하고 목재의 공급 및 판매,리용에서 제정된 제도와 질서를 철저히 지킬데 대한 문제들이 강조되였다.
移動通信法では、移動通信施設の建設と管理運営、移動通信網の拡大的な完備、移動通信の大衆化、多様化実現、移動通信サービスと利用、移動通信設備の登録をはじめとし、移動通信事業で生じている原則的問題を反映させた。
이동통신법에는 이동통신시설의 건설과 관리운영,이동통신망의 현대적인 완비,이동통신의 다종화,다양화 실현,이동통신봉사와 리용,이동통신설비의 등록을 비롯하여 이동통신사업에서 나서는 원칙적문제들이 반영되였다.
全員会議では、上程された法案に関する真摯な研究討議に基づき、朝鮮民主主義人民共和国反動思想文化排撃法、科学技術成果導入法、林業法、移動通信法を採択することについての最高人民会議常任委員会政令が全員賛成で採択された。
전원회의에서는 상정된 법안들에 대한 진지한 연구토의에 기초하여 조선민주주의인민공화국 반동사상문화배격법,과학기술성과도입법,림업법,이동통신법을 채택함에 대한 최고인민회의 상임위원회 정령들이 전원찬성으로 채택되였다.
全員会議では、朝鮮民主主義人民共和国中央裁判所判事の召還及び選挙をした。
전원회의에서는 조선민주주의인민공화국 중앙재판소 판사들을 소환 및 선거하였다.(끝)

Source: KCNA, 2020/12/05
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この会議では、「反動思想文化排撃法」が採択されているが、背景には北朝鮮で「反動思想文化」が拡散しているのだろうか。コロナの影響で国境がいつも以上に徹底して遮断されているので、新たに「反動思想文化」が流入しているとは考えにくい。だとすると、北朝鮮国内に既に流入していた「反動思想文化」に対する取り締まりの強化ということになろうが、「反動思想文化」に対する人民や党、そして公安当局の態度に緩みが発生したからなのかも知れない。北南関係や朝米関係が順調な時期であれば、そのようなこともあり得るが、北南、朝米共にほとんど進展していない、とりわけ対内的にはその間あった韓国大統領や米国大統領との書簡のやり取りが報じられていない中、なぜ「反動思想文化」に対する警戒感が緩むのであろうか。新型コロナとは直接関係ないと思うが、敢えて言うならば、新型コロナ啓蒙番組などで西側の生活スタイルを「朝鮮中央TV」で頻繁に見せるようになったのも関係しているのかも知れない。党中央委員会第7期第20回政治局拡大会議では平壌医学大学での不祥事が批判されたが、それもこの法採択と無関係ではなかろう。
一方、移動通信法も採択されており、その内容として「移動通信施設の建設と管理運営、移動通信網の拡大的な完備、移動通信の大衆化、多様化実現、移動通信サービスと利用、移動通信設備の登録」が掲げられている。とりわけ「移動通信網の拡大的完備」、「移動通信の大衆化」、そして「多様化実現」という項目は注目に値するが、地方都市や農村部への移動通信門を拡張しつつ、既に一定の水準に達している平壌などでは、その利用方法を「多様化」してくということなのであろう。
また、「朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第4回会議を2021年1月下旬に平壌で招集する」ことも決定された。党第8回大会は1月上旬としているので、最高人民会議はその後ということになる。
조선민주주의인민공화국 최고인민회의 제14기 제4차회의를 주체110(2021)년 1월 하순 평양에서 소집한다.
이와 관련한 최고인민회의 상임위원회 결정이 4일 발표되였다