台風10号、気象水文局リアルな感じ、放送員も原稿チラ見? (2020年9月7日 「朝鮮中央TV」)
7日、11時頃に「気象水文局」からの台風予想番組が「朝鮮中央TV」で放送された。北朝鮮のこの種の番組では、インタビュー形式を取るものも含めて、周囲の人々に動きは見られず、撮影をかなり意識している。しかし、11時の放送では、気象水文局員葉、パソコンの画面に出ているデータを見ながら解説をし、背景には資料を持って動く人々が見えるという、これまでに見たことがない状況だった。生ではないだろうが、ほとんど準備をせず、最新の台風情報を提供するという指針が提示された結果だと思われる。
Source: KCTV, 2020/09/07 1100
また、「天気予報」名人のオンニ放送員も、昨夜の台風関連天気予報当たりから、カメラ目線を外すようになった。これまで見た限りでは、彼女は天気図を見る以外は、カメラ目線を維持してきたのだが、昨日と今日11時頃の予報では、左斜め下に何回か視線を移している。原稿を紙に書いて見せているAD(日本の生放送スタジオでは普通のこと)がいるのかも知れないが、朝鮮でも速報性を要求されるようになり、原稿を暗記する余裕がなくなっているのであろうか。

Source: KCTV, 2020/07/06
Source: KCTV, 2020/09/07 1100
また、「天気予報」名人のオンニ放送員も、昨夜の台風関連天気予報当たりから、カメラ目線を外すようになった。これまで見た限りでは、彼女は天気図を見る以外は、カメラ目線を維持してきたのだが、昨日と今日11時頃の予報では、左斜め下に何回か視線を移している。原稿を紙に書いて見せているAD(日本の生放送スタジオでは普通のこと)がいるのかも知れないが、朝鮮でも速報性を要求されるようになり、原稿を暗記する余裕がなくなっているのであろうか。

Source: KCTV, 2020/07/06