「20時報道」:グーグル社訪朝団が金日成総合大学を視察 (2012年1月8日 「朝鮮中央TV」)
「20時報道」が米国グーグル社訪朝団が金日成総合大学を視察したことを伝えた。7日の「労働新聞」も一行が平壌に到着したことを写真入り(印刷版は未確認)で紹介している。北朝鮮が、彼らの訪朝をどのように扱っているのかは未だによく分からないが、この時期、中国の「経済貿易代表団」も訪朝中であるにもかかわらず、「労働新聞」ではしょうかいされたものの、「20時報道」では報じられていない。こうしたことからすると、北朝鮮にとっては、グーグル一行の訪朝の方が重要ということになるのかもしれない。
金日成総合大学を視察するビル・リーチャードソン前知事(左)とグーグル会長(右)

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13083
一行は、「コンピュータ講義室」や「遠隔講義室」を視察したという。
「遠隔講義室」を視察する一行

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13083
米国務省定例記者会見では、金正恩さんが30才の誕生日を迎えたことに際して記者から報道官のヌーランドさんに「あなたは、金正恩に誕生日を祝うメッセージか何かを送る予定があるのか」という冗談のような質問が出され、どう報道官は「個人的にそのような予定はない」と答えている。続けて、グーグル一行が平壌到着後に国務省とコンタクトしたのかという質問が出され、報道官は「ない」と答えている。一方、ロケット発射を受けた制裁強化については「常任理事国の間で話し合われており、今日遅くにはライス国連大使から何らかの発表があるだろう」と答えている。ざっと検索をしてみたが、現時点ではライス国連大使の最新のコメントは掲載されていないようである。
U.S. Department of State, Daily Press Briefing,
http://www.state.gov/r/pa/prs/dpb/2013/01/202591.htm#DPRK
クリスマス休みと正月が開け、再び外交が始動したという感がある。同ブリーフィングでは、クリントン国務長官が日本と韓国の新外務大臣と電話で話をしたことも話題になっている。そして、キャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)が今週末に日本と韓国(順は不明)を訪問し、日韓と地域の懸案について話し合うとも述べている。地域の懸案の中には、当然、北朝鮮問題も含まれるであろう。その後、日本の岸田外相が18日に訪米してクリントン長官と会談するという。
北朝鮮も、日米韓の新政権がどのような対北朝鮮政策を打ち出しているのかに関心を抱いているところであろう。
金日成総合大学を視察するビル・リーチャードソン前知事(左)とグーグル会長(右)

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13083
一行は、「コンピュータ講義室」や「遠隔講義室」を視察したという。
「遠隔講義室」を視察する一行

Source: KCTV, http://www.uriminzokkiri.com/php_tmp/download.php?ptype=movie2&no=13083
米国務省定例記者会見では、金正恩さんが30才の誕生日を迎えたことに際して記者から報道官のヌーランドさんに「あなたは、金正恩に誕生日を祝うメッセージか何かを送る予定があるのか」という冗談のような質問が出され、どう報道官は「個人的にそのような予定はない」と答えている。続けて、グーグル一行が平壌到着後に国務省とコンタクトしたのかという質問が出され、報道官は「ない」と答えている。一方、ロケット発射を受けた制裁強化については「常任理事国の間で話し合われており、今日遅くにはライス国連大使から何らかの発表があるだろう」と答えている。ざっと検索をしてみたが、現時点ではライス国連大使の最新のコメントは掲載されていないようである。
U.S. Department of State, Daily Press Briefing,
http://www.state.gov/r/pa/prs/dpb/2013/01/202591.htm#DPRK
クリスマス休みと正月が開け、再び外交が始動したという感がある。同ブリーフィングでは、クリントン国務長官が日本と韓国の新外務大臣と電話で話をしたことも話題になっている。そして、キャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)が今週末に日本と韓国(順は不明)を訪問し、日韓と地域の懸案について話し合うとも述べている。地域の懸案の中には、当然、北朝鮮問題も含まれるであろう。その後、日本の岸田外相が18日に訪米してクリントン長官と会談するという。
北朝鮮も、日米韓の新政権がどのような対北朝鮮政策を打ち出しているのかに関心を抱いているところであろう。